鹿島槍〜五竜〜唐松 縦走
- GPS
- 31:45
- 距離
- 23.1km
- 登り
- 2,859m
- 下り
- 2,413m
コースタイム
柏原新道登山口4:45
種池山荘7:05-7:20
爺ヶ岳中峰7:50-7:55
冷池山荘9:00-9:20
鹿島槍ヶ岳南峰10:50-11:25
鹿島槍ヶ岳北峰11:50-11:55
キレット小屋13:15
8/4
キレット小屋4:45
五竜岳7:55-8:05
五竜山荘8:35-9:00
唐松山荘10:30
八方池山荘12:00
ゴンドラ八方駅12:50
八方バスターミナル13:05
天候 | 8/3 快晴後ガス 8/4 ガス、雨、風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
夜中12時ぐらいに到着、空きは数台でした。 有料駐車場の1段下の砂利敷の駐車場で、まずこちらから埋まるようです。 その他、柏原新道登山口付近にも駐車場あり 八方尾根を下山後、車の回収にはアルピコ交通の路線バス、アルプス山麓アルペンライナー(白馬扇沢線) 八方14:05発を利用 本数は1日4本と少ないですが、直行で扇沢に行けて非常に楽です 八方→扇沢 所要1時間 運賃1500円 車両は大型のデラックスバスでしたが、勿体ないことに通しの乗客は自分1人でした ※運行は7/13〜8/25限定 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●柏原新道〜鹿島槍ヶ岳南峰 ・よく整備された歩きやすい登山道 ・冷池山荘から鹿島槍まで結構長く感じた ・爺ヶ岳は、晴れていれば最高の展望スポットです ●鹿島槍ヶ岳南峰〜北峰〜八峰キレット〜五竜岳〜五竜山荘 ・登山道の様子がガラリと変わる ・岩陵のアップダウンがしつこく続く ・鎖、ハシゴ多数有り ・手足のホールドをしっかり定め、根気よく一つ一つ忠実にたどれば大丈夫でした ・下りはスリップに気をつける ・危険というよりは体力勝負・・・といった印象を受けた ・不帰通過に比べると、核心部が長く続き、体力を消耗した気がしました ●五竜山荘〜唐松 ・唐松手前の牛首付近も上記同様のやや険しい岩稜帯 |
写真
装備
個人装備 |
白馬〜大町エリアは温泉がたくさんあります<br />この日は大町温泉郷の薬師の湯を利用<br />露天風呂はミツバチが大量発生しており要注意でした
|
---|
感想
先日の白馬〜不帰〜唐松縦走に続き、後立山連峰縦走シリーズ第2弾
どちら向きにするか迷いましたが、扇沢から入山して北上しキレット小屋泊。
2日目に五竜、唐松と縦走し八方尾根を下山することにしました。
八峰キレットの難所があるため、やる前は、少しきつい2日間になるかなといった印象でした。
8/3
柏原新道を種池山荘に向かって登り始めます。
天気は曇りがちですが、針ノ木岳などの近くの山は半分より上はよく見えており期待がもてます。
案の定、種池山荘に着くと見る見るうちにガスがとれ、展望が開けてきました。
最高の天気になりそうです。
爺ヶ岳を通過する頃には大パノラマが広がり、剱・立山、槍・穂高他の北アルプス、八ヶ岳、南アルプス、富士山まで・・・
気分が上がります。
きれいな景色にみとれて、下りのザレた箇所で何度かスリップしてしまいました。
鹿島槍南峰あたりまではそんな最高の天気が続きましたが、その後はガスが上がってきてしまい、展望はなくなってしまいました。
大半の登山者は、爺ヶ岳か鹿島槍南峰ピストンのようでしたが、お1人だけほぼ同時刻に扇沢を出発され、なかなかの健脚ペースの方が・・・
思い切って聞いてみると、同じくキレット小屋泊で明日は五竜から遠見尾根を下山されるとのこと。
結局、この日の鹿島槍北峰から翌日の五竜山荘まで、難所越えをご一緒させていただくこととなりました。
初めての道で、しかも3大キレットなんて言われる難所の通過に、実は緊張していたので、気分的にもとても助かりました。
鹿島槍北峰〜キレット小屋までは基本的に下り。
登山者はほとんどいなくなり、それまでの登山道より危険度は上がりますが、ゆっくり着実に行けば大丈夫といった印象でした。
キレット小屋は、確かによくぞこのような場所に立派な山小屋を建てられたものだと思いました。
布団1枚1人
自分の左隣は空いていて、ゆったりと過ごせました。
予約はしておいたほうがいいようです。
遅めの到着で予約もない人は、宿泊部屋ではなく、食堂をあてがわれていました。
8/4
昨日からのガスは晴れず、雨模様の天気で風もそこそこあります。
濡れた岩稜の難所越えが予想され、気を引き締めます。
出発してすぐにカッパを着用。
五竜山頂まで、結構長く岩場のアップダウンが容赦なく続き、体力を使います。
決して易しい道ではありませんが、鎖やハシゴはあるし、手足のホールドをしっかり見極めていけば大丈夫でした。
五竜山頂もガスの中。
五竜山荘への下りも岩場が続きます。
山荘で休憩後は、単独に戻って唐松山荘まで縦走。
歩きやすい道を快調に飛ばし、終盤の牛首付近だけは鎖ありの岩稜帯で濡れていたので、やはり気を引き締めました。
唐松山荘からの八方尾根の下山は登山者の数が一気に増え、八方池から下は人間渋滞です。
今回の旅で、後立山の主要部分、白馬〜鹿島槍〜扇沢とつながりました。
登山好きの実家の父から、早く行ってこいと言われ続けていたルートをようやく歩き通すことができました。
八峰キレットも無事通過でき、ささやかながら自信にもなりました。
このエリアでは北部の朝日岳方面〜栂海新道や、南部の針ノ木岳〜裏銀座方面にもまたいつか行ってみたいものです。
※過去レコ
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する