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Yamareco

記録ID: 343643
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

白峰三山日帰りに挑戦! → 敗退 農鳥小屋泊に

2012年09月16日(日) 〜 2012年09月17日(月)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
24.0km
登り
2,406m
下り
3,125m

コースタイム

9/16
奈良田5:30
バス
広河原6:20-6:30
二俣7:45-7:55
八本歯のコル9:10
北岳10:00-10:10
北岳山荘11:10-11:30
間ノ岳12:45-12:50
農鳥小屋14:00

9/17
農鳥小屋5:00
西農鳥岳6:00
農鳥岳6:35-6:40
大門沢下降点7:10
大門沢小屋9:00-9:30
奈良田第1駐車場12:00
天候 9/16晴れ後曇り
9/17暴風雨
過去天気図(気象庁) 2012年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
広河原へのバス出発点、奈良田第1駐車場を利用
深夜1時頃到着、運良く1台のみ空いていました。
元々狭い。
満車の場合は数100m離れた第2駐車場へ

バスは第1駐車場を出発後、第2駐車場を経由していく。
3台出たが、立ち席の人多数。
第2駐車場では積み残しの人もいた模様。
この場合増発はあるのでしょうか?
早めの行動が必要ですね。

※第2駐車場近くの林の中に猛犬が何匹も飼われて、凄みのある声で絶えず吠えており、眠れないようです。
コース状況/
危険箇所等
●広河原〜北岳〜間ノ岳〜農鳥岳〜大門沢下降点
・色々な要素の登山道が揃っており、総合力が身につくと思います
・道の整備、マーク等しっかりしており、危険箇所、迷い箇所はないかと・・・

●大門沢の下り〜奈良田
・本当に長い!きつかった!一体全体どこまで下るのか?
・山土の、岩ゴロゴロ、木の根・・・様々な条件の急な下り道
・大門沢小屋から下の沢沿いで迷いかけた
・沢を渡る丸太橋、有名な3つの吊り橋は予想よりもしっかりしていたように思う
・黄色スズメバチに追いかけられた・・・登山道沿いの土の中に巣
・蛇(大きなシマヘビ)が林道を通せんぼ
・奈良田第2駐車場付近の林の中に飼われている猛犬たち・・・
・一応つながれてはいるが、吠えっぱなしで、大きくて威圧感があり怖かった
・下部は標高が低く蒸し暑いので熱中症に注意
広河原を出発
北岳山頂が見えています
北岳山頂が見えています
左俣を進みます
二俣に到着
八本歯を進みます
八本歯を進みます
青い空と緑のコントラストがきれいです
青い空と緑のコントラストがきれいです
鳳凰三山
八本歯名物、木製階段
八本歯名物、木製階段
富士山が見えてきました
富士山が見えてきました
山頂へ急ぎます
北岳より仙丈ヶ岳
南アルプスの女王と呼ばれる優美な形
北岳より仙丈ヶ岳
南アルプスの女王と呼ばれる優美な形
北岳三角点
甲斐駒ヶ岳
北岳山荘へ下ります
北岳山荘へ下ります
北岳山荘
間ノ岳へ向かいます
間ノ岳へ向かいます
塩見岳方面への分岐点でもあります
塩見岳方面への分岐点でもあります
今日は農鳥方面へ
今日は農鳥方面へ
ペンキの案内が至るところに
ペンキの案内が至るところに
ガスが出ても大丈夫そう
ガスが出ても大丈夫そう
農鳥小屋まで意外と遠く感じます
農鳥小屋まで意外と遠く感じます
トラバース道分岐
トラバース道分岐
農鳥小屋に到着
外の様子
おやじさん作成?の時間表
おやじさん作成?の時間表
ブロッケン現象
はっきり見えました
1
ブロッケン現象
はっきり見えました
農鳥小屋の夕食
地味ですが、絶品!
農鳥小屋の夕食
地味ですが、絶品!
農鳥小屋内部
中の様子
中の様子
間ノ岳
堂々としています
1
間ノ岳
堂々としています
おやじさんも出てきて外で談笑
1
おやじさんも出てきて外で談笑
西農鳥岳
翌朝は暴風に・・・
翌朝は暴風に・・・
西農鳥岳山頂
標識は新しいそうです
西農鳥岳山頂
標識は新しいそうです
農鳥岳山頂
大門沢下降点の鐘
この辺り吹き飛ばされそうでした
大門沢下降点の鐘
この辺り吹き飛ばされそうでした
土砂降りの中、大門沢の下り
土砂降りの中、大門沢の下り
木橋がいくつもあります
木橋がいくつもあります
濡れているので慎重に
濡れているので慎重に
大門沢小屋で休憩
ざるそばを食べました
大門沢小屋で休憩
ざるそばを食べました
木橋が続きます
見た目よりも意外としっかりしています
見た目よりも意外としっかりしています
吊り橋が出てくると大門沢の下りも終盤です
吊り橋が出てくると大門沢の下りも終盤です
なんだか人工物にほっとします
なんだか人工物にほっとします
林道に出ました
下界は蒸し暑い天気
下界は蒸し暑い天気
駐車場に向けて最後の歩き
駐車場に向けて最後の歩き

感想

白峰三山縦走にチャレンジしてみました。
最初は日帰りの気合いでした。
昨年、広河原〜間ノ岳・北岳は日帰り成功しており、手ごたえを感じていました。
結果的には1泊になり、さらに2日目は暴風雨になってしまいましたが、三山を縦走できたことには変わりないし、あの大門沢の下りは聞きしに勝る大下りで、貴重な経験ができました。

連休で混み合う広河原を出発。
最短コースの左俣・八本歯ルートを行きます。
二俣までは行列の中、逆らわずにアップがてらゆっくり行きます。
二俣から八本歯ルートをフルアタックです。
ここまでは快調でした。
しかし、北岳山頂付近でいくつもの大きな団体ツアーと遭遇。
追い抜くのもすれ違うのも困難で大渋滞。
その後は思うように進めず、時間ばかりが過ぎていきます。
北岳から北岳山荘にたどり着き大休憩。
この時に、日帰り気分が完全に萎えてしまいました。
そうなると妙な疲れを感じ悪循環です。
まあ、1泊に切り替えれば、ちょうどいい位置に農鳥小屋があり宿泊できます。
気持ちを切り替え、間ノ岳に向かいます。
それでもどういう訳か、調子が落ちてだんだんと疲れてきます。
農鳥小屋への下りではもうヘロヘロでした。

農鳥小屋はおやじさんが一人で切り盛りされていました。
忙しそうなときもありますが、空いているときはとても親切でした。
質問には丁寧に答えてくれ、談笑しながら色々とアドバイスなんかもしていただけました。
登山者思いの、古き良き昭和の時代のおやじさんといった方です。
ただし、日没の頃に到着した若者には苦言を呈されていましたね。
これはどこの山小屋でも同じだと思います。
食事は美味しくて、味噌汁は絶品でした。

夜中は星が見えていたのに、起床したら暴風雨でした。
九州はるか沖の台風が予想より早く悪さをしているようだと、おやじさん。
早いうちなら身動きとれるだろうから、早めに下山しなさいとアドバイス。
西農鳥岳、農鳥岳と稜線では吹き飛ばされそう。
なんとか大門沢下降点の鐘にたどり着きます。
立ち寄りたかった広河内岳も全く見えません。
ここで稜線は終わり。
横殴りの雨風とはお別れです(そうでもなかった・・・)。

長い長い大門沢の下りの始まり。
岩ゴロゴロの急下りで、大雨で道も悪く苦労します。
大門沢小屋までが長かったこと。
その下も沢で道を間違えたりと、要注意です。
下部の電力会社の設備まで来ると一安心。
稜線上の暴風雨が嘘のよう。蒸し暑い夏の晴天でした。
大門沢の下り・・・
当分の間通りたくない・・・と思ってしまう、自分にとっては間違いなく、No.1のきつい下りでした!

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