白峰三山日帰りに挑戦! → 敗退 農鳥小屋泊に
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 24.0km
- 登り
- 2,406m
- 下り
- 3,125m
コースタイム
奈良田5:30
バス
広河原6:20-6:30
二俣7:45-7:55
八本歯のコル9:10
北岳10:00-10:10
北岳山荘11:10-11:30
間ノ岳12:45-12:50
農鳥小屋14:00
9/17
農鳥小屋5:00
西農鳥岳6:00
農鳥岳6:35-6:40
大門沢下降点7:10
大門沢小屋9:00-9:30
奈良田第1駐車場12:00
天候 | 9/16晴れ後曇り 9/17暴風雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
深夜1時頃到着、運良く1台のみ空いていました。 元々狭い。 満車の場合は数100m離れた第2駐車場へ バスは第1駐車場を出発後、第2駐車場を経由していく。 3台出たが、立ち席の人多数。 第2駐車場では積み残しの人もいた模様。 この場合増発はあるのでしょうか? 早めの行動が必要ですね。 ※第2駐車場近くの林の中に猛犬が何匹も飼われて、凄みのある声で絶えず吠えており、眠れないようです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●広河原〜北岳〜間ノ岳〜農鳥岳〜大門沢下降点 ・色々な要素の登山道が揃っており、総合力が身につくと思います ・道の整備、マーク等しっかりしており、危険箇所、迷い箇所はないかと・・・ ●大門沢の下り〜奈良田 ・本当に長い!きつかった!一体全体どこまで下るのか? ・山土の、岩ゴロゴロ、木の根・・・様々な条件の急な下り道 ・大門沢小屋から下の沢沿いで迷いかけた ・沢を渡る丸太橋、有名な3つの吊り橋は予想よりもしっかりしていたように思う ・黄色スズメバチに追いかけられた・・・登山道沿いの土の中に巣 ・蛇(大きなシマヘビ)が林道を通せんぼ ・奈良田第2駐車場付近の林の中に飼われている猛犬たち・・・ ・一応つながれてはいるが、吠えっぱなしで、大きくて威圧感があり怖かった ・下部は標高が低く蒸し暑いので熱中症に注意 |
写真
感想
白峰三山縦走にチャレンジしてみました。
最初は日帰りの気合いでした。
昨年、広河原〜間ノ岳・北岳は日帰り成功しており、手ごたえを感じていました。
結果的には1泊になり、さらに2日目は暴風雨になってしまいましたが、三山を縦走できたことには変わりないし、あの大門沢の下りは聞きしに勝る大下りで、貴重な経験ができました。
連休で混み合う広河原を出発。
最短コースの左俣・八本歯ルートを行きます。
二俣までは行列の中、逆らわずにアップがてらゆっくり行きます。
二俣から八本歯ルートをフルアタックです。
ここまでは快調でした。
しかし、北岳山頂付近でいくつもの大きな団体ツアーと遭遇。
追い抜くのもすれ違うのも困難で大渋滞。
その後は思うように進めず、時間ばかりが過ぎていきます。
北岳から北岳山荘にたどり着き大休憩。
この時に、日帰り気分が完全に萎えてしまいました。
そうなると妙な疲れを感じ悪循環です。
まあ、1泊に切り替えれば、ちょうどいい位置に農鳥小屋があり宿泊できます。
気持ちを切り替え、間ノ岳に向かいます。
それでもどういう訳か、調子が落ちてだんだんと疲れてきます。
農鳥小屋への下りではもうヘロヘロでした。
農鳥小屋はおやじさんが一人で切り盛りされていました。
忙しそうなときもありますが、空いているときはとても親切でした。
質問には丁寧に答えてくれ、談笑しながら色々とアドバイスなんかもしていただけました。
登山者思いの、古き良き昭和の時代のおやじさんといった方です。
ただし、日没の頃に到着した若者には苦言を呈されていましたね。
これはどこの山小屋でも同じだと思います。
食事は美味しくて、味噌汁は絶品でした。
夜中は星が見えていたのに、起床したら暴風雨でした。
九州はるか沖の台風が予想より早く悪さをしているようだと、おやじさん。
早いうちなら身動きとれるだろうから、早めに下山しなさいとアドバイス。
西農鳥岳、農鳥岳と稜線では吹き飛ばされそう。
なんとか大門沢下降点の鐘にたどり着きます。
立ち寄りたかった広河内岳も全く見えません。
ここで稜線は終わり。
横殴りの雨風とはお別れです(そうでもなかった・・・)。
長い長い大門沢の下りの始まり。
岩ゴロゴロの急下りで、大雨で道も悪く苦労します。
大門沢小屋までが長かったこと。
その下も沢で道を間違えたりと、要注意です。
下部の電力会社の設備まで来ると一安心。
稜線上の暴風雨が嘘のよう。蒸し暑い夏の晴天でした。
大門沢の下り・・・
当分の間通りたくない・・・と思ってしまう、自分にとっては間違いなく、No.1のきつい下りでした!
※過去レコ
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