ああ薬師岳は波瀾万丈。


- GPS
- --:--
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 1,603m
- 下り
- 1,603m
コースタイム
夜叉神の森駐車場 6:16発→車に忘れ物!戻る。
再・夜叉神の森駐車場 6:30?発
夜叉神峠小屋 7:15着 7:28発
杖立峠 8:29着 8:43発
焼け跡 9:20着 9:24発
苺平 9:57着
南御室小屋 10:19着 10:36発
稜線 11:29着
薬師岳山頂 12:05着 12:26発
南御室小屋 13:07着 13:28発
苺平 13:52着
〜急病人ヘリ救助立ち会い〜
苺平 16:40?発 小走り
夜叉神峠小屋 17:51着 17:55?発
駐車場 18:17?着
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・山道はおおむねアスファルトが顔出していましたが、凍結もあります。我々はFit号(4WD)+スタッドレスでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・ポストは登山口の東屋にあり。 ・登山口から雪がありました(初めて!) ・連休中とあってトレース&踏まれ具合はしっかり。 ・凍結はほとんどありません。夜叉神峠→杖立峠に向かうときの最初のプチ急登(尾根がえぐられたようになっているところ)にわずかにあり。 ・私は全行程チェーンスパイク。ピッケル不使用(杖代わりに出してもよかった) ・同行者は南御室小屋→山頂、山頂→砂払岳までアイゼン着用、あとはツボ足。 |
写真
感想
日帰り二本立て第2弾は鳳凰三山の薬師岳。
高校山岳部出身の職場の後輩Tとはよく山の話をしていましたが、まだ一緒に登ったことはなく、ようやく予定が合って初コラボ。
Tはまだ鳳凰には行ったことが無いという。夜叉神なら我がFit号でもアプローチ可能だし、自分としても連敗中の峠モルゲンと観音岳到達の再トライ兼ねて、11月末に来たばかりだけどまたまた鳳凰にやってきました。
迎えたTの鳳凰デビュー戦。
天気にも恵まれいい景色を見せてあげることができて良かった。
でも手放しで喜びづらい。
+αの出来事が強烈でした。
寝坊はしなかったけど、ガソリン補給とちょっと凍った道の安全運転につき、モルゲンぎりぎりな時刻に夜叉神の森に到着。ギリギリ、ギリギリだぞう。
いそいそと支度して出発すること数分、車に忘れ物したことに気付くT!なんとまあ。
慌てるとこういうことになる。コンビニで買ったお昼ご飯をダッシュで取りに戻る。
Tは健脚だからすぐに追い付く、先に行ってよう。良かった早めに気付いて。
コンビニ…?
お昼ご飯…?
あっ。
私も車に忘れてる〜〜〜!
「しまったぁぁぁぁ〜もう絶対間に合わなぃぃぃ〜」と心の叫び。
仕切り直しのスタートは6時半。30分で峠に着くわけが無いが、諦め悪く急ぎ足で大汗。
でもやっぱり、またしても樹林の中でおひさまをお出迎え。チャンチャン。無駄汗が冷えるぜ…。暑がりな人間が、薄手とはいえ行動中にフリースを着てはいけませんねということを身を以て感じた。
その後も、スタートダッシュで消耗したのと中房の林道歩きでおまたを痛めた名残が響いて、あまりペースは上がらない。これってまさか…。
南御室小屋で休憩し終えると10時半。とすると薬師の山頂には12時着。うむ、観音岳は今回も見送り決定!
モルゲンと観音を成就するには、夜叉神峠ではなく焼け跡でモルゲン観賞するくらいのつもりで出発しないと時間的に厳しいのかな〜。
ちなみにTがソロだったら、めちゃ健脚なので観音まで余裕と思われ。。。スマンのう〜。
個人的な2件のリベンジはまたしても敗退でしたが、天気は今回も快晴!
山頂からは、よく知るいい眺め。
富士山の美しいシルエット。迫力の北岳。
「1番と2番を見られた!」とTも喜んでいたので良しでございます。
南御室小屋まで戻り、日なたでランチ休憩。
テント場はすっからかんで、我々が本日最後の下山者のようだ。
(と思いきや、男女二人組が下りてきた。その先には行かなかったので南御室小屋に泊まる人かな?)
苺平までの辛い登り返しも無事終え、下山は順調かと思われた。
標識から20〜30mほど先で、道沿いに座っている男性一人。
お、まだ人がいたか。
…え、いや待てよこの人…!朝ここを通ってきたときもここにいなかったか!?
我々が行きに苺平を通過したのは10時頃。この男性はケルンの数十メートル手前でテントを張り泊まったらしく、テントの撤収をしているところだった。
ただいま14時。薬師岳を往復して苺平に戻ってくるまでの約4時間、ずっとこの場所に!?
何かがおかしい!
「おとうさん、朝からずっとここにいませんか?座り込んだりして…具合が悪いのですか?」
「ちょっと事情が…大丈夫です…もう一晩泊まって…様子を見ます…」
なんとも弱々しい口調。絶対大丈夫じゃないだろ!
「もしホントに泊まられるなら、南御室小屋まで行かれた方が暖かいですよ、具合が悪いならなおさら…」
「…はい…ええと…」
どうも受け答えがスムーズでない。普通の状態ではなさそう。
よく見ると飲み物やガス缶、鍋などが身の回りに散乱し、、、なんと右手は素手のままである。素手でどのくらいの時間いたんだ!?
そして「事情が、、事情が、、、」と聞こえていたのは、実は「持病」と言っていたのだった。糖尿病がどうのこうの!?
ヤバイ…。これはヤバイ気がする!我々が下山してしまったら、この後何かあっても誰にも気付いてもらえない!
この人はもう自力では動けそうもない。このままここにいさせてはまずい。
どうしようどうしよう。とりあえずは小屋だ。
南御室小屋には人がいたはずと信じて、山と高原地図に掲載されていた番号に電話。番号変わってませんように。。。
つながったが出ない。するどこかへと転送されて女性が出てくれた。
「南御室小屋ですか?、今日は営業してますか?」
「はい。営業しているはずですが、もし宿泊客がいなければ下山しているかもしれませんね。今日これから泊まりに向かわれるのですか?」
「私達ではなくて、実は苺平で具合を悪くしている人に出会って、下山するのは無理そうなのでここから近い小屋までならなんとか行けるかと思いまして、小屋の方がいらっしゃれば応援をお願いしたいんですけど…」
などと事情を伝えると、スタッフの携帯に掛けてみて折り返すということで一度電話を切った。
持病の糖尿が悪化ということなら血糖値を上げた方がいいのではと電話の女性にアドバイスされ、うちらのお菓子を食べさせたり、お湯を飲ませたり、、、寒そうなのでTが持参していたエマージェンシーシートやツェルトで体を覆ったり。これでホントにあってるのかな。糖尿の事なんてわからない。
男性の右手指先は真っ白で血の気がなく、凍傷になっていると思われた。
手遅れかもしれないが自分の持参していたカイロを握らせ、男性のザックをあさると象足があったのでそれを手にかぶせてみる。
女性から中々折り返し電話がかかってこないのでかけ直す。
携帯にも小屋にもかけたがつながらなかったらしい。おかしいな、小屋に人はいたはずなのに。。。
「小屋に人がいなければ、あなたたちで警察に電話してヘリを呼んでもらうしか無い。明るいうちならヘリが飛べるから」と女性。
ひょえ〜〜〜!!!えらいことになった。でもうちらだけではどうしていいかわからない!
申し訳無いがまだ体力が余裕そうなTに、小屋まで人を呼びにいってもらうことに。お願い、誰かいて!
するとすぐにTが戻ってきた。
営業を終えて下山すべく苺平まで登ってきていたスタッフさんに丁度会えたようだ。
彼らはうちらが南御室小屋で休憩中に上から下りてきた二人だった。小屋のスタッフだったんだ、よかった!
事情を伝え、男性の様子を見てもらうと「こりゃヘリだな」と即断。
関係機関への連絡は全て小屋のKさんが行ってくれた。
もう一人の女性スタッフは男性に寄り添って体をさすってあげたり。
こんな状況に慣れているというわけではないだろうが、迷い無いテキパキした行動に頭が下がった。
ヘリを要請してから数十分たってもヘリの音がしてこない。「お、来たか!」と思いきや飛行機の音だったり。
なかなか来ない、来ない、来ない…。
しびれをきらした女性スタッフが再び警察(韮崎署?)に電話を掛け、「男性の容態が良くない、大至急ヘリをお願いします」と訴える。
ヘリについては天候の状況を見ているところだという。
風そんなに強くないよ!早く来てよ!日が暮れちゃうよ!とぼやくしかできない私。
ヘリが来たときに現場がわかりやすいようにと、のろしをたく準備をするKさんを、Tとともに手伝う。
ごめんなさい国立公園!でも緊急事態だから勘弁して!と、樹の皮をむいたり枝を折ったりして燃える物を集めて苺平のケルンのところで焚き火の用意。
自分では動けない男性を3人がかりで寝袋にくるませてはいたが、さらにテントを張って保温に努めることに。
私は男性に付き添いテントに入り、ガス缶に火を付けて抱え、テント内を温める。
男性は意識はあるが「うーん…、はぁ…、」と唸りながら寝ている。時折寝言のような事もいう。
低体温症のときって、どういう段階でどういう症状が出るんだっけ…。知ってるつもりでちゃんと覚えてなかった。
まだヘリ来ないの?早く。。。
最初にヘリを依頼してからどのくらい経っただろうか。
「あと10分で来るそうです!」とTが伝えに来てくれたとき、心底ホッとした。
しばらくすると「バラバラバラ…」とヘリの音が近付いてきた。来た!
火を消して外に出ると、ちょうどテントの真上にヘリがいてすごい風。
苺平のケルンのところで降下した救助隊員が、雪煙舞う中こちらへやって来た。英雄のように見えた。
男性をテントから出し、皆で寝袋ごとケルンのところまで引っ張りあげる。たった数十メートルだけど必死だった。
寝袋を脱がせ、レスキュー用ハーネスを装着。
男性の貴重品が入っていたウエストポーチを隊員に預ける。
隊員の合図で、男性は隊員に抱えられるように引き上げられていった。
風のせいか、二人が空中でくるくる回る。ハラハラ。
無事に収容。ヘリに手を振り見送った。最初に呼んでから実際に来るまで約1時間半。来てくれて本当に良かった。
男性の残りの荷物をザックにまとめる。申し訳無いけどここに残していくことになった。
さあ我々も帰ろう。時刻4時半前。苺平に着いてから約2時間半が経っていた。
ヘッデンの用意をし、足早に下山。
焼け跡あたりまで下ってくると、見える山の景色は赤い夕暮れ色に染まっていた。富士山が赤くなって綺麗だった。
すっかり日も落ちると、今度は甲府方面の夜景が見えてきた。
夜叉神峠で空を仰ぐと月が輝いていた。
ヘッデンを消してもほんのり明るかった。張り詰めていた気持ちが少し和らいだ。
Tもさすがに疲れたのか、駐車場まではゆっくり歩いていった。
登山口に帰還。長い一日が終わった。
小屋の方達と互いの労をねぎらった。いてくれて、本当に本当にありがとうございます。
Tも本当にお疲れ様。積極的に行動してくれて頼もしかった。ありがとう。
長いこと山やってるが、こんなことは勿論初めて。人生色々あるものだ…。
Tにとっては強烈な鳳凰デビューとなってしまったが、我々がここを日帰り登山した意味はあったと思うことにしている。
というのも、連休中で大勢の人が入山してはいたけれど、あの男性の異常に気付けたのは我々だけだったかもしれないのだ。
「朝10時、苺平を通過したときはテント撤収中のその人が、14時になってもそこにいる」
南御室小屋で泊まった人がそこを通りかかっても、その人がいつからそこにいるのかは分からないだろう。(男性は前日の夜に現場に到着しビバークしたと言っていた)
様子がおかしいなと感じたとしても、大丈夫ですか?と尋ねて「大丈夫です」と返答があれば、そう深入りはしないだろう。私も自分が最後の下山客じゃなければそうした可能性は高い。
私達があの時刻に仮に男性をスルーしたとして、最後の最後で小屋のスタッフが通りかかることにはなるのだが、やはり「朝から動けずにいる」という点は知る由もない。
また男性がテントを撤収せずテント内で休んでいたとしたら、具合が悪化したとしても誰にも気付いてもらえなかったかもしれない。
運やタイミングの巡り合わせ。とにかく救助されて良かった。
男性が今どうなっているのかは分からないが、また山登りを楽しめるように体が良くなることを祈る。
ヘリを待つ間、小屋の女性スタッフが男性に話しかけていた。
「よかったねえヘリ呼んでもらえて、もうこれからは単独で来ちゃダメだよ?また何かあっても助けてもらえないかもしれないよ?お仲間と登ろうね」
自分もそうだなと思った。単独行はこわい。自分に何かあった場合もそうだし、もし今回私が単独行でこの状況に遭遇したら、それこそ激しく戸惑ってテンパっていたに違いない。あるいは見て見ぬふりをしていたかもしれないし。
後輩と一緒だったことで、多少なりとも「しっかりしなくちゃ」という意識は働いていたのかも。
みなさんも、単独行の際はくれぐれもお気を付けて。
今回のことを教訓に、今年はセルフレスキューやファーストエイドなどの基礎知識をもっと勉強して身につけたいと思います!
冒頭は、またリベンジ失敗かあ〜、忘れ物はあかんやろ!
とか思いながら読んでたけど、後半は緊迫でしたね。
すごいアクシデントだったんだね。でも、的確な判断だったと思います。
状況もあったんだろうけど、大丈夫ですか?と聞いて、大丈夫です!
と答えられたら、なかなかそれ以上踏み込めないよなあ。
よく対応しましたね〜、すばらしいです。
総合しても、ベストの対応だったんじゃないかな。
それとやっぱり単独行は、リスクあるんだなあと再認識させられました。
俺も、体調管理とか計画とか気をつけなきゃ。
あと、自分で何でもかんでもしすぎは禁物だね、甘えるときは甘えたほうがいいのかもなあ。
いろいろ考えさせられるレコでした。
お疲れ様でした。
私も晩秋〜初冬でソロで雪山に入ることはありました。
晴天限定、人の多そうな所など、設定は甘め。でもそれくらいでちょうどいいんだなと再認識しました。
万全の備えをした上での単独行だったとしても、もしものときにできることには限界があるのではと思います。
私も先日の燕岳、風邪っぴきで決行しました。
山の上で酷く体調が悪化し、自力下山できなくなっていた可能性もゼロでは無かったでしょう。山行前にそのことが頭をよぎらないことはなかったのですが、「まあ大丈夫だろう」と軽く考えていたのが正直なところです。反省。
二日続けての日帰り登山。
いつレコが上がるのか楽しみにしていました。
Tさんの初鳳凰は大成功だったんですね
そして、とても大変な体験をされたんですね。
山にいつも入っているyokowvさんだからその男性の異変にも気づかれたんだと思います。素晴らしい対応だったと思います。
とにかく冬の山では一番低体温症が怖いと聞いています。
加温も大切だけれど、出来るだけ放熱を抑えている点。
体の熱を放熱させないようにシートでくるんだり、温かい飲み物を与えたり即座にカロリーで体の内側の熱を促進させるなど。
拍手の機能が可能なら100拍手位ポチりたいようです。
以前北鎌を歩いた時、後続パーティーの大けがに遭遇して大町警察署に電話してヘリを要請したことがあります。一般登山道でなかったため、場所の説明がなかなか電話口の方に伝わらず、ヘリがくるまでの数時間は本当に本当に長く感じられました。
早くきて〜!!!と何度も願う気持ち・・・すごくわかります。
それを機にのほほんと誰かに付いて山に登っていた私は、山に真摯に向き合って勉強していかなくてはと思うようになりました。
長々と書き込んですみません。
今回のyokowvさんの行動は本当に素晴らしいものだったと思います。
その男性も無事だといいですね。
長い、長い一日、お疲れ様でした。
mitukiさんも現場に居合わせたことがあったんですね。しかもご自身がヘリを要請されたとは。貴重なお話、ありがとうございました。
mitukiさんが積極的に勉強会や訓練山行を行っているのも、そのことが背景にあったのですね。
私も、色々な知識が必要だな、覚えないとなと思っても、外部講習会に参加したり本を読んだりすることなく終わってしまっていました。今回の経験を受けて、今度こそは口だけにならずにちゃんとやろうと思います。
とっかかりとしては、「岳人」に連載の猪熊さんの天気講座を読み飛ばさない!ということでやってみたいと思います(笑)
pasocomさんがローカル記事を紹介してくださいました。男性が無事で本当に良かったです。
二つ目のレコアップ遅れているなあ、と思っていましたが、こんな出来事に遭遇されていたのですね。
実はこの記事、翌日のローカル紙に報じられており、私も目にしたのでした。
しかし「韮崎市青木」ということで何となく中道かドンドコ沢の方の話と思っていたのでしたが・・・。
http://www.minamialps-net.jp/news_main.php?news_num=1132
しかし、yokowvさんだからこその発見だったのでしょう。その方は幸いでした。
私との下山中にも夕方になって登り始めていた?方をずいぶん心配されていましたね。私は「出合小屋で一泊でしょ・・・」なんてのんきに構えていましたが。
また、登山中に一度会った方と再度出会うことは時にありますが、私はその方の顔をはっきりと覚えておらず、またあいさつしてしまったりです。
自分自身、ほとんど単独行ですから他人事でなく考えてしまいます。一応ケータイ電話だけは持って行くようになりましたが、その気力もなくなったら、と思うと怖い。
ryu0214さんが重要な一言を言われていますね。
「甘えるときは甘えたほうがいいのかも」。
私もそういう心がけでいようと思いました。
気になっていました。無事と知って安心しました。
今回のことがトラウマにならずに、また山を楽しめるようになってほしいなと願います。
ワンゲル時代は「テン場到着15時」が原則でした。日帰りならばテン場を登山口に置き換えて考えています。
なので今もなるべくならば15時にはその日の行動を終了したい(しなければ)という固定観念みたいなものがベースにはあります。
近年は規制緩和?されて、最悪日没までに…といったところでしょうか。
未明のヘッデン行動はアリですが、日没後のヘッデン行動には本当に抵抗があります。自分にとっては怖さや不安が大きすぎて。
コラボの際に夕方すれ違った男性も、ソロだしあんな時間だし、気になってしまいました。
今回の男性、朝見掛けた時に「おはようございます、へえ、ここでテント張られたんですね」と声を掛けていました。
そのときの返答もなんとなくワンテンポ遅いような感じでした。
南御室小屋がすぐそこにあるのに苺平でテント。
合わせて考えれば、何か事情があってやむなくビバーグしたと想像がつきますが、見掛けた時にはそこまで考えつきませんでした。
paso様もお気を付けください。ツウなルートに行かれるような際はくれぐれも。
何気なく読み進めたら緊迫感があるレコに引き込まれました。
これは人命救助のレコですね。
本当によくやれました立派でしたね。
T君もyokoさんとの忘れられない経験ができましたね。
変な話ですが、それなりのタイトルを付ければすごい拍手があると思いますが、そのあたりの配慮がyokoさんの本当のところなんでしょうね。
それにしても前の仙丈のときもそうでしたが、記録文が上手いですね。写真もyokoさんは上手ですが山岳会の報告文のような文章だけでもいい記録になりますね。
こういう事実があるとやっぱり単独行は危ないと思いますね。滑落とかそういうことばかりでなく中高年だと病気が深刻ですね。私も注意しなければ…。
モルゲン&観音は連戦連敗、そして今回の出来事。
絶好調で山行を終えた試しがありません(笑)毎回天気は良いんですけどねえ。
私は小屋に連絡を入れただけで、あとのことはほとんど小屋の方の主導でやって下さり、自分でできたことは僅かでした。少しでも役に立っていたなら幸いです。
記録文(感想のことですか?)が上手だとは自分では全く思ってませんよ(汗)自称、小学生の絵日記です。
「朝起きてご飯食べました。どこどこに出掛けました。何をしました。次はこれこれをしました。楽しかったです。」みたいな(笑)
レコとしてはルート状況などを客観的に振り返っているものが参考資料としては大いにありがたいはずです。私のは、ホントに「感想」。
客観性は写真にまかせて、感想は自己満足の世界でやってます。
murrenさんも単独行の際はくれぐれも慎重にお願いしますね。
なにやらアルパイン的なことに精を出されるにおいがしますので尚更ですよ〜。
あらら・・ハンドルネームも見ることなく「薬師」の漢字に引かれてクリック・・
おや?ヨーコさんだぁ〜で・・読み進むと・・ほぇ!すごい場面に出くわしたんだ!!
ナイス!フロォー・・グッ、ジョブ!
朝の忘れ物からたいへんな山行でしたね・・
本当にご苦労様でした
でわでわ
uedaさんんは北ア大好きだから、あっちの薬師と勘違いしてクリックしたんでしょ〜(笑)
めったいない体験をしました。この経験を無駄にしないように、今年はマジメに勉強しようと思います。
uedaさんもソロでヘッデン行動常習ですね。ハラハラするレコが多くて心拍数あがっちゃいます。本当にお気を付け下さいね。
いつも通り読んでいたら途中から緊迫する内容になって来てハラハラドキドキでしたよ
声をかけた yokowvさんは良い判断をしたと思います
その結果一人の命が救われたと思います
搬送された方の一日も早い回復を願ってます
それと自分もほぼ単独行動なので気を付けなければ行けませんね
ソロは無理は禁物!
ん?と思ったら迷わず早目の撤退!
改めて再認識させていただきました
pasocomさんが記事を教えて下さり、男性の命に別条はないと知り良かったです。
私は異常に気付くことはできましたが、小屋の人がいてくれなかったら救助までもっと時間を要していたことでしょう。いてくれて本当に良かった。
nonさんも単独が多いですね。そう、無理は禁物!
私もソロの際は背伸びはしないよう、改めて誓った次第です。
パソコムさんの記事が本件にあたるのでしょうか。
だったら、御無事のようです。よかったね。
いつものお天馬レコかと思いきや、(俺も忘れ物多いけど。。)
ぐいぐいと文章に引きこまれてしまいました。
俺も一昨年、北鎌から西岳へ引き返す途中に姿なき遭難者に出会いました。
いるのは自分一人だけ。「どうすれば一番いいのか」
まず、俺が落ちつけ。と。なんどか深呼吸したのを覚えています。
いろいろな幸運が重なって、この方は助かったのだと思います。
きっと、yokoさん達には感謝しきれないほどの感謝をされているでしょう。
しかし、小屋の方の迅速な救助と手配には舌を巻きます。すごいよね。
お疲れさまでした。
makasioさんも、ありましたね。北鎌の帰りに。
いずれも小屋が近くにあって、人がいたから、助けることができましたね。
小屋の方の冷静で素早い対応、流石でした。
私がもし今回ソロでこの事態に遭遇していたらどれだけ動揺していたことでしょう。
年下の後輩がいたことで「しっかりしなくちゃ」と多少冷静さを保てていたような気がします。
命に別条が無く本当に良かったです。
また山に登れるように完全回復されることを祈ってやみません。
makasioさんはちゃんと撤退ができる人なので大丈夫だとは思いますが、ソロでバリエーション行かれたレコなどを読むとやはりドキドキしてしまいます。
これからも安全山行をお願いします!
すごい体験だったね。
観察力や判断力。さすがyokoちゃん。
私ならテンパってあたふたするだけな気がする
対応したことなど細かく書いてくれてありがとう。
私も単独で山に行ったりするから、自分に起こったらって考えてみる。
どこかで自分は大丈夫って思ってるとこあるな。
(やっぱり山ではドコモかなー。)
幸い苺平は後輩のソフトバンクでも電波は通じたよ。でもドコモが一番安定してたね。
「どこかで自分は大丈夫って思ってるとこあるな。」
これは私も同じ。
緊急グッズも、後輩の所持していた物だった。自分はツェルトもってなくて、日帰りや山頂アタックの時はシュラフカバーで代用してたけど、その他のものも含めてちゃんと買いそろえるつもり。
お互い気を付けようね。
なかなか予定が合わないけど、なるべくソロで行かなくて済むように声かけてね!
yokowvさん、こんにちは!
天狗岳でお会いして、レコを拝見し、翌日には薬師岳にのぞむと知り、
さすがはyokowvさん、ものすごい体力&行動力だなぁ、と思っていました。
今回は人命救助に関わるという、貴重な経験をされたのですね。
yokowvさんとTさんの対応素晴らしいです。
夕刻になっても、ちゃんと下山もされよかったです。
私だと人の救助をして、自分がその後遭難してしまいそうです
救助された男性も助かって、本当に良かったですね。
また、格好いいyokowvさんにどこかでお会いしたいです(^o^)/
天狗岳ではありがとうございました♪またお話ししたいですね♪
下山中に日没を迎えてしまいましたが、月も明るく、小屋のお二人も一緒でしたのでそれほど不安はありませんでした。
このコース、わたし必ずバテるのですが(笑)今回は体力以外の疲れもドッと。。。
でも男性が無事と分かって何よりでした。
何だったんだろう?と思ってレコアップをお待ちしてましたが、
ここまでスゴいことに遭遇されていたとはビックリです
それにしても、yokoさんの気づきは本当に凄い。
よくそこまで気がつかれたと、感心しきりです。
自分でしたら、「こんにちは」と声掛けるだけで、そこまで
気が回らないと思います。
でも、ご無事のようで本当に良かったですね!
ウチの妻も山ヤの父に育てられ、自分もそのままそれを受け継いでいるので、
「15時到着」「いざという時に備えて万全の装備」「できるだけソロは避ける」等々、昔ながらの保守的登山を続けていたのですが、最近は大荷物持っているとヤボッタイ、行動を早い時間に切り上げるなんて勿体ない、というような風潮が蔓延していて、荷物も減らした方がいいのかな・・・とか考えたりもしましたけれども、やっぱり方向性は間違ってなかったと再認識しました。
自分的には(いつも妻が同行しているので)単独ということはありませんが、やはりソロというのは不慮の何かが起こってしまうとどうしようもないですよね・・。
yokoさんもどなたとも予定が合わなければ、お気軽にお声がけ下さい!teku姐さんも同行したがってましたよ
本当にお疲れ様でした。
モルゲン敗退↓観音敗退↓でも晴れた山は気持ちいい↑↑からの、、、でした。
ヘリが来てくれて本当に良かったです。小屋の方がいてくれたおかげです。
私も、山ブームもあいまってか、山やヤマレコで色んな山行スタイルを目にするようになり、自分のやり方は古いのかな?ワンゲルに縛られすぎてるかな?と思うことがありました。
参考になること・役立ちそうなことは大いに盗みつつも、やっぱり基本姿勢はこのままでいいかなと私も再確認しています。まだまだ足りないことだらけだなとも痛感しました。
場数を踏むことも大事だけど、もうちょっと真面目にお勉強もしようと思います。
山での挨拶や声がけも、習慣的・作業的に行ってきましたがもっと大切にしなければいけませんね。さすがに大混雑の夏山などではその気も失せますが。。。
>どなたとも予定が合わなければ、お気軽にお声がけ下さい!
じ〜ん。うれしいです。ありがとうございます。
ぜひ、そのようにさせていただきます!tekuさんともご一緒したいです♪
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