残雪の北穂高岳で「滝雲」を満喫！

2009年07月11日(土) 〜 2009年07月12日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 34.0km
• 登り: 1,777m
• 下り: 1,765m

コースタイム

7/11 上高地→北穂高
7/12　北穂高→上高地

天候

7/11 曇りのち晴
7/12　曇り

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

沢渡駐車場。1日500円。
昨年まで往復1,800円であった沢渡~上高地間のシャトルバスが往復2,000円に値上がりしていた。

コース状況／危険箇所等

この年は雪が多く、この時期で12本歯アイゼン＆ピッケル必須。
前日の金曜暴風雨、日曜も雨予報というというコンディションの土曜であったので、7月の土日であったが、なんとお客さんが10名しかいなかったというガラ空きの北穂小屋。
結果的に土曜は曇りのち晴れであり、日曜日は雨の降り出さないうちに下山してしまったので、大正解。
誰もいない貸切の山頂で、流れる滝雲をずっとずっと眺めるという至福の時間を満喫した。

写真

7/11 10:48

本谷。雪多し。

7/11 11:03

涸沢。

7/11 11:37

涸沢ヒュッテのテラス。
誰もいない訳は、売店が閉まっていたから。
（2014年追記：7月の土曜に空いていないなんて、今じゃ考えられないかも。）

7/11 11:52

涸沢カールもまだまだ雪多し。

7/11 12:52

カールはたっぷりの雪。

7/11 13:33

南綾梯子付近は雪無し。
が、この下まではかなり雪が多く難儀した。

7/11 13:39

奥穂

7/11 13:40

7/11 14:41

北穂山頂。

7/11 14:42

今日は槍も良く見えます。

7/11 15:15

なにしろ貸切の北穂から奥穂を望む。

7/11 15:16

滝谷。今日はクライマーもおらず。

7/11 15:34

雲が切れてきた。

7/11 15:48

大キレットの稜線は雪が飛んでいる。

7/11 15:49

北穂小屋でまったりしてから、再度山頂へ。

7/11 16:00

笠ヶ岳

7/11 16:00

薬師と黒部五郎。

7/11 16:00

7/11 16:25

北穂の食堂でホットミルクを。

7/11 17:27

晴れてきた。

7/11 17:44

なにしろガラガラで、この部屋貸切でした。

7/11 18:00

今日はこの為だけに来ました！
北穂名物夕飯、生姜焼き！

7/11 18:17

夕食後、流れる滝雲を見に。

7/11 18:28

雲海。

7/11 18:29

雲海の向こうの笠ヶ岳の稜線。

7/11 18:30

いつまでの見飽きない滝雲と槍。

7/11 18:31

滝雲はずっと流れていました。

7/12 4:33

夜明けの北穂。

7/12 4:43

松濤岩付近。昨日小屋のお兄さんがステップ切ってくれた。

7/12 4:49

7/12 5:22

南稜の梯子付近

7/12 6:30

相変わらず結構雪あり。

7/12 6:32

テント殆ど無し！3張？

7/12 7:08

涸沢。

撮影機器：

FinePix Z1 富士フイルム

感想

Pengin22

この年の北アの残雪は非常に多く、7月に入っても雪がタップリ。
しかも梅雨のまっただなか。
ということで、あまり混まないに違いない、と踏んで、
「いつも立ち寄りのみであった北穂小屋に泊まり、生姜焼きを食べる」ことを目的に週末出かける。
案の定本谷橋を過ぎてから雪たっぷり。涸沢もまだ一面の雪。
ここから先は、ピッケル＆12本歯で登る。途中、アイスバーンとズボズボ雪の繰り返しで歩きにくかった。
しかし、こんなコンディションであるため、北穂小屋はガラガラ。
結局、3階の大部屋1部屋は我々2人だけで貸切であった。
梅雨のさなかであったが、天気は回復し、誰もいない北穂山頂で、流れる滝雲をずっと堪能。
岐阜側から大キレットを超えて流れていく滝雲に見入ってしまった。
結局、7月中旬の土曜日というのに、宿泊客は全部で10名しかいなかった。
生姜焼きを楽しんだ。
翌朝は昼から雨になるということで、雨にならない前にとさっさと下山。
生姜焼きと貸切の北穂を満喫できて満足。