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記録ID: 441955
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ハイキング
奥秩父

川又(突出峠ルート)→雁坂峠→甲武信岳→西沢渓谷入口

2014年05月03日(土) 〜 2014年05月05日(月)
 - 拍手
GPS
112:00
距離
19.3km
登り
2,071m
下り
1,688m

コースタイム

●1日目:5月3日(土)
時間 到着場所
8:10 登山口 →
9:04 水の本 →
9:35 雁道場 →
10:35 突出峠 →
11:15 樺避難小屋 →
13:23 地蔵岩 →
15:35 雁坂小屋  計:7時間30分

●2日目:5月4日(日)
5:40 雁坂小屋発 →
6:08 雁坂峠 →
6:40 雁坂嶺 →
7:40 東破風山 →
8:12 破風山 →
9:00 破風山避難小屋 →
10:40 木賊山 →
11:00 甲武信小屋  計:5時間20分

●3日目:5月5日(月)
7:00 甲武信小屋発 →
7:20 甲武信岳 →
7:40 戸渡尾根分岐 →
8:45 徳ちゃん新道 →
10:15 西沢渓谷入口 →
10:45 西沢渓谷入口バス停着 計:3時間45分
11:22 山梨市営バス乗車

※コースタイムには休憩や食事などの時間も入っています。
天候 5月3日 晴れ
5月4日 晴れ
5月5日 曇り後小雨
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
行き:登山口までは三峰口駅からタクシーで移動。
三峰口から登山口まではタクシーで約40分。6,500円ほど。
※タクシーは前日に秩父丸通タクシーにて予約。
帰り:西沢渓谷入口から塩山駅までバスで移動。
コース状況/
危険箇所等
■1日目
●登山口
川又から20分ほど車道を上っていくと、右側にあります。
看板も出ているので分かりやすいです。
登山届で計画などを記入。
届け出を見る限り、ほとんど人は入っていません。
2日に1名先行者がいたくらいでした。3日は私1名な感じ。

●登山口ー突出峠
道は落ち葉や木がたくさんありましたが、明瞭でした。
この区間の登りがとても大変です。

●樺避難小屋
ここで前日の先行者の方と会いました。
避難小屋より先の雪が深くだるま坂まで行けなかったそうで雁坂峠行きは断念されたそうです。水場は小屋より5分ばかり下ったところにありますが、水量は多くなく、ちょろちょろといった感じでした。雪深いとの不安を抱えつつ、先行者の方と別れる。

●樺避難小屋ーだるま坂ー地蔵岩
だるま坂の直前から雪が深くなり、沢と道に雪がべったり付いています。
だるま坂少し前からトレースがありませんでした。(シカが歩いたあとはありました)
雪は場所により硬さもまちまちでアイゼンは役に立ちませんでした。
沢など雪の斜面は基本的にキックステップで足場を作りばがらの歩行となりました。
場所によっては股下付近まで踏み抜いてしまいます。スティックを持ってきていなかったので、脱出に一苦労しました。
地蔵岩からの展望はとてもよかったのでぜひ立ち寄ってみてください。
地蔵岩直下の登りは凍っているカ所が多かったですが、なんとか登れます。

●地蔵岩ー雁坂小屋
だるま坂を過ぎたあとはトラバース道になりますが、日があたらないためか雪は深くなります。トレースはシカの足跡しかありませんでした。
登山道から雁坂小屋が見えたあたりからはほとんど雪との戦いでした。
小屋に到着するまで、沢がいくつもありますが、その全てに雪が付いていたので歩行がとても大変でした。基本的にはキックステップで足場を作って進みました。
道はしるしのテープを追いかけるかたちで迷うこともありませんでした。

●雁坂小屋
GW中とあって、テント場は張るところがなくなるくらい混んでました。
15:30頃ついた私も張る場所を探すのに苦労しました。
夜、テント内で0度くらいまで気温は落ちました(私の時計によると)。

■2日目
●雁坂峠ー雁坂嶺ー破風山
富士山をはじめ景色がとても良い区間でした。
雪と凍った箇所があるのでアイゼン必要。

●破風山ー甲武信小屋
避難小屋までの下りと上りで雪と凍結箇所あるためアイゼン着用。
登りが意外ときつかったです。

●甲武信小屋
テント場は雪が残っているため、雪上テント泊となりました。
GW中のため、テント場に収まりきらないテントも散見されました。
夜、テント内で0度くらいまで気温は落ちました(私の時計によると)。

■3日目
●甲武信ケ岳
小屋から山頂まで凍結箇所あり。アイゼン着用。

●甲武信ケ岳ー戸渡尾根ー徳ちゃん新道ー西沢渓谷
徳ちゃん新道の途中まで雪と凍結箇所のため、アイゼン着用。

●西沢渓谷
西沢渓谷入口バス停に向かうつもりが、西沢渓谷の方へ歩いて行ってしまった。ご注意を。
登山口
2014年05月06日 18:14撮影 by  iPhone 4S, Apple
5/6 18:14
登山口
雁道場
2014年05月03日 09:35撮影 by  iPhone 4S, Apple
5/3 9:35
雁道場
突出峠
2014年05月03日 10:33撮影 by  iPhone 4S, Apple
5/3 10:33
突出峠
突出峠
確かにここまでが結構きつい。
2014年05月03日 10:40撮影 by  iPhone 4S, Apple
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5/3 10:40
突出峠
確かにここまでが結構きつい。
突出峠以降は楽になると期待・・・
2014年05月03日 10:40撮影 by  iPhone 4S, Apple
5/3 10:40
突出峠以降は楽になると期待・・・
だるま坂直前から雪がきつい
2014年05月03日 13:02撮影 by  iPhone 4S, Apple
5/3 13:02
だるま坂直前から雪がきつい
地蔵岩。標識から5分ほど。
2014年05月03日 13:14撮影 by  iPhone 4S, Apple
5/3 13:14
地蔵岩。標識から5分ほど。
地蔵岩からの景色。
来てよかった。
2014年05月03日 13:52撮影 by  iPhone 4S, Apple
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5/3 13:52
地蔵岩からの景色。
来てよかった。
地蔵岩から雪に苦しめられたがようやく小屋着。
途中の苦しい雪道は撮影の余裕なく。。
2014年05月03日 17:17撮影 by  iPhone 4S, Apple
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5/3 17:17
地蔵岩から雪に苦しめられたがようやく小屋着。
途中の苦しい雪道は撮影の余裕なく。。
小屋のトイレ。とてもきれい。
2014年05月03日 17:18撮影 by  iPhone 4S, Apple
5/3 17:18
小屋のトイレ。とてもきれい。
小屋からの夕暮れ。
2014年05月03日 17:28撮影 by  iPhone 4S, Apple
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5/3 17:28
小屋からの夕暮れ。
雁坂峠。
2014年05月04日 06:06撮影 by  iPhone 4S, Apple
5/4 6:06
雁坂峠。
雁坂峠。
2014年05月04日 06:07撮影 by  iPhone 4S, Apple
5/4 6:07
雁坂峠。
雁坂嶺
2014年05月04日 06:42撮影 by  iPhone 4S, Apple
5/4 6:42
雁坂嶺
縦走路の左手に富士山が見えてくる。
2014年05月04日 06:42撮影 by  iPhone 4S, Apple
5/4 6:42
縦走路の左手に富士山が見えてくる。
尾根はこんな感じ
2014年05月04日 06:48撮影 by  iPhone 4S, Apple
5/4 6:48
尾根はこんな感じ
富士山
2014年05月04日 06:52撮影 by  iPhone 4S, Apple
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5/4 6:52
富士山
富士山がはっきり
2014年05月04日 07:08撮影 by  iPhone 4S, Apple
5/4 7:08
富士山がはっきり
東破風山
2014年05月04日 07:39撮影 by  iPhone 4S, Apple
5/4 7:39
東破風山
西破風山
ここまではそんな疲れず楽しく歩く
2014年05月04日 08:15撮影 by  iPhone 4S, Apple
5/4 8:15
西破風山
ここまではそんな疲れず楽しく歩く
東破風山からの下り途中。
下った後の登りがきつそう。
2014年05月04日 08:26撮影 by  iPhone 4S, Apple
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5/4 8:26
東破風山からの下り途中。
下った後の登りがきつそう。
破風山避難小屋
ここの正面からの富士山がとてもきれい
2014年05月04日 09:04撮影 by  iPhone 4S, Apple
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破風山避難小屋
ここの正面からの富士山がとてもきれい
サイノ河原
2014年05月04日 09:43撮影 by  iPhone 4S, Apple
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5/4 9:43
サイノ河原
木賊山
展望もなく、ベンチがあるだけ
2014年05月04日 10:43撮影 by  iPhone 4S, Apple
5/4 10:43
木賊山
展望もなく、ベンチがあるだけ
甲武信小屋 テント場 20テントはあった。
2014年05月04日 18:57撮影 by  iPhone 4S, Apple
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5/4 18:57
甲武信小屋 テント場 20テントはあった。
甲武信小屋 
2014年05月05日 06:59撮影 by  iPhone 4S, Apple
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5/5 6:59
甲武信小屋 
甲武信小屋 
2014年05月05日 06:59撮影 by  iPhone 4S, Apple
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5/5 6:59
甲武信小屋 
甲武信ケ岳
天気悪く、展望ゼロ。
前日登っておくべきだったと後悔
2014年05月05日 07:15撮影 by  iPhone 4S, Apple
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5/5 7:15
甲武信ケ岳
天気悪く、展望ゼロ。
前日登っておくべきだったと後悔
甲武信ケ岳
ほんとは大弛峠まで行きたかったが断念
2014年05月05日 07:16撮影 by  iPhone 4S, Apple
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5/5 7:16
甲武信ケ岳
ほんとは大弛峠まで行きたかったが断念
西沢渓谷に降りてきて、バス停と反対に来てしまう。
2014年05月05日 10:21撮影 by  iPhone 4S, Apple
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5/5 10:21
西沢渓谷に降りてきて、バス停と反対に来てしまう。
西沢渓谷に降りてきて、バス停と反対に来てしまう。
2014年05月05日 10:21撮影 by  iPhone 4S, Apple
5/5 10:21
西沢渓谷に降りてきて、バス停と反対に来てしまう。
西沢渓谷バス停へ。
2014年05月05日 10:35撮影 by  iPhone 4S, Apple
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5/5 10:35
西沢渓谷バス停へ。
撮影機器:

装備

個人装備
ヘッドランプ
1
予備電池
1
1/25,000地形図
1
コンパス
1
1
筆記具
1
保険証
1
飲料
1
ティッシュ
1
バンドエイド
1
タオル
1
携帯電話
2
計画書
1
雨具
1
防寒着
1
スパッツ
1
手袋
1
ビニール袋
1
替え衣類
2
入浴道具
1
シュラフ
1
ザックカバー
1
クマよけ鈴
1
食器
1
水筒
1
時計
1
日焼け止め
1
非常食
1
軽アイゼン
1
冬季手袋
1
防寒用帽子
1
サングラス
1
共同装備
テント
1
テントマット
1
コンロ
1
ガスカートリッジ
1
コッヘル(鍋)
1
ファーストエイドキット
1
ポリタンク
1

感想

今回は3泊4日で川又から瑞牆山までの縦走を予定していましたがまったく下調べをする時間がないまま当日を迎えてしまいました。
出発前日に雁坂小屋HPを確認すると突出峠ルートは歩行を避けて下さいとの記載があり、当日に急遽入川林道ルートへ登山口を変更しました。が、到着して入川林道ルートは途中の道が崩壊していると判明し、色々あきらめて再度突出峠ルートを行くことになりました。だるま坂から雁坂峠までの道が雪と凍結でひやっとすることも何度がありましたが、なんとか辿りつけたのがいい思いでです。
2日目は雁坂峠から大弛峠まで行きたかったですが、時間も体力もなさそうでしたので甲武信小屋での泊まりを選び、工程も2泊3日となりました。
2日目までは天気もよく、楽しい山歩きが出来ました。3日目は曇り且つ小雨な状況で甲武信ケ岳山頂からの景色が展望出来なかったのが唯一の心残りとなりました。

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コメント

突出コースの道付けに感謝
motoko2501様
 このたびは雁坂小屋をご利用いただきまして有難うございました。
今年は突出コースの道付けができないまま小屋開きの日を迎えました。motoko2501様をはじめ、何名かの方々に歩いていただき、道が付きました。豆焼沢源頭付近は特に雪が多く大変な思いをされたと思います。疲れて遅くまで歩かれた皆さんに十分なテントサイトをご提供できませんでご迷惑をおかけしました。昨今、テントのお客様が多く、お客様にはなるべく詰めて張っていただくようお願いをしておりましたが、テントのサイズやデザインもまちまちで事前に調整ができないのが現状です。
 このシーズンを過ぎますと雁坂のテント場もゆったりご利用いただけます。またお越しください。お待ちしております。
2014/5/6 20:30
Re: 突出コースの道付けに感謝
isissan様
コメントありがとうございます。
こちらこそ、小屋では大変お世話になりました。
おかげさまで楽しいテント泊が出来ました。
突出コースは大変でしたが、その分いい思い出になり、道付けにも貢献出来たとのことでうれしい限りです。
また、付近の山を縦走する際に利用させて頂きたいと思います。
その際はどうぞよろしくお願い致します!
2014/5/7 23:40
勇者様!
こんばんは。
突出尾根は雪で無理、との情報で断念、黒岩尾根から登った者です。
当日、小屋の前から突出方面への道端で携帯を見ているところに下から上がって来る人影を見たときは度肝を抜かれました。
すごいです。感動しました。
突出尾根はきついけど古道の雰囲気が残る良い道ですよね。
私もまた近いうちに登りに行きたいと思います。
雪が融けてから・・・。
2014/5/7 0:05
Re: 勇者様!
namifuji様
こんばんは。コメントありがとうございます。
ああ、ちょうど到着した時に声かけて頂いた方ですか!
内心ひやひやしながら突出ルートを登って来たのであの時人の姿を見て、安心しました(笑)
登りながら昔の人はなんて大変な道を行き来していたのかと何度か思いましたが、よい雰囲気の道でしたね。
私も雪が融けてから、道をはっきりと見ながらまた登りたいと思っています。
2014/5/7 23:58
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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