仙丈ヶ岳と栗沢山。アサヨ峰はタイムアップで無念。
- GPS
- 46:29
- 距離
- 34.3km
- 登り
- 3,215m
- 下り
- 3,214m
コースタイム
2日目 長衛小屋5:00-8:30仙丈ヶ岳9:30-12:00こもれび山荘12:40-13:00長衛小屋16:00-18:30栗沢山19:00-20:00長衛小屋
3日目 長衛小屋6:00-7:15歌宿
天候 | 1日目 晴れのち曇り(強風) 2日目 晴れ 3日目 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山道 ・林道 落石等に注意。 ・長衛小屋⇔仙丈ヶ岳 ズボズボになるため早朝登山が良い。藪沢は雪崩や落石、ルートファインドが必要で稜線ピストンが基本ですね。 ・長衛小屋⇔栗沢山 ピンクテープあるが上部は雪が多くアイゼンが利かないとけっこう厳しい。仙丈なみにズボズボ。 ■冬季小屋 ・仙丈小屋 広くて快適、冬季トイレもある。 ・長衛小屋(旧 北沢駒仙小屋) あるがやや狭い、一人か二人用かな。小屋はGW営業し、また休みに。6/15より営業とのこと。トイレあり。 ■営業小屋 こもれび山荘 ビールは350ml(500円) |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
GW後、ひたすら仕事9連勤。働きすぎて代休が出て三連休に。
あんまりハードな登山は嫌だなぁ、ってことで中アと南アで悩んだが、仙丈ケ岳とアサヨ峰にいくことにした。
特に仙丈小屋の冬季小屋は快適だと噂に聞いており、ずっと泊まりたいと思っていた。
平日だと林道バスは8時初だし、朝もゆっくりできる。とは言え、2時に寝て、4時起き、5時には家を出た。
高速や仙流荘に向かう道中、美しい仙丈が見えてテンションがあがる。
仙流荘着くが、バスに乗ったのは7-8人?花を見に来た人と、釣りの人がいた気がする。
2時間しか寝てなかったので、すぐに寝てしまった。気づいたら歌宿、さっそく林道歩き。
歩き出せば天気もよく、元気になる。一人黙々と歩き、こもれび山荘に到着。
さすが平日、山荘の人はキャッチボールやバトミントンをしていた。気持ちよさそうだ。
水場をさがすが見つからず、山荘に相談すると水を譲っていただけた。準備していると快晴が一転、曇ってきた。
仙丈小屋めざし登るが、2合目を過ぎたあたりで下山者が。聞くと強風のため小仙丈で引き返してきたと言う。
レコでも小仙丈で引き返す人が多いのは見ていたので、自分も重いテント装備を背負っていくべきか悩む。
4合目まで進むが、強風がときおり木々を揺らしていた。
上は曇ってきたし、ホワイトアウトしたら小屋が探せるか??
5合目手前でせっかく重荷を背負ってきたがあきらめて下山、駒仙へ下った。
GW営業していたが再びお休みになっていた長衛荘はひっそりとしていた。(休みと知らなかった)
避難小屋には先客あり、テンバは2張、3張目になるが強風でテントが常にしなっていた。
ポールがどうにかなってしまいそうなので、風の弱い場所を探し小屋奥のスペースに張らせてもらう。
やっとテントで落ち着く。眠かったのですぐに落ちた。夕刻、栗沢山の取り付き偵察。
やはりトレースはなく、ピンクテープを探しながらトレースをつけておく。
途中からけっこう本気になり、山頂を目指すが森林限界に届かず、下山。
テントで鍋とビールを飲んで寝た。
二日目、仙丈ヶ岳を目指す。けっこうズボズボな場所もあり、早めにでるつもりが5時になってしまった。
もう一時間早くでれると良かったか?五合目まではアイゼンがよく利き、そこそこ快適だった。
しかしここからズボズボで神経と体力を使う。
稜線にでるとそこそこ風が強い。今日も引き返してくる人(?)が3人いた。
自分は多少の風なら山頂に向かうつもりだったので、小仙丈からも進行。稜線の先に人の姿が見えた。
少し話すと、仙丈小屋に泊まった方だった。うらやましい!寒くて上手くしゃべれなかった。
その後、ダラダラと低速で進んでは休むを繰り返す。ペースが落ちたが、なんとか山頂に立った。
快晴だが、風はそこそこあるため岩の陰で休み食事と撮影。
北アは雲で見えなくて残念だがそれ以外は快晴で最高だった。
下山時、仙丈小屋へ。噂通り快適そうな小屋だった。ここに泊まれば撮影が捗るのに‥無念。
下山は馬の背〜藪沢で下ることにした。夏道を外れており、藪沢に降りるのは苦労した。
藪沢は雪崩や落石のリスクもあるので一気に下る。
滝の手前から斜面の取り付きに悩み何回か高度計と地図を見比べた。なんとか林道に出て、藪沢に到着。
無事に降りることができたが、やはり残雪期でも沢ルートはリスクが高い、反省。
こもれび山荘で山菜うどんとビールを飲み、テントで昼寝。15時すぎ、アサヨ峰を目指し、再出発。
前日ルートを確認していたため、道に迷うことはなかったがやはり二本目のためペースはやや遅め。
山頂手前は雪が異常に多く、しかもズボズボで思うように足が進まない。
栗沢山で下山することにした。稜線はまたまた風が強く、岩陰で夕日を待つ。
あまり綺麗に焼けなかったが、綺麗な景色を眺めることができ、満足。
下山は二回分の自分のトレースで迷うことなく下山できた。山荘で買っておいたビールと鍋を食し寝る。
三日目、午後は名古屋でフットサルの大会があるので大人しく撤収、朝一のバスで下山することにした。
しかしこの日が一番の快晴だった。まぁ予定があるので仕方ない。
林道をまったりと進み、歌宿にも余裕をもって到着。少し花の撮影もできた。
仙流荘の温泉は10時オープンとのことで、一気に名古屋まで帰った。
仙丈小屋にもたどり着けずアサヨ峰に登れなかったが、激務を忘れテントでまったり過ごせたし程よく満足できました。
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