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記録ID: 4596629
全員に公開
トレイルラン
甲斐駒・北岳

早川尾根+黒戸尾根(夜叉神峠発):18時間50分のトレイルラン

2022年08月16日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
18:49
距離
35.4km
登り
4,037m
下り
4,646m

コースタイム

日帰り
山行
0:00
休憩
0:00
合計
0:00
日帰り
山行
15:31
休憩
2:38
合計
18:09
0:02
3
0:05
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18:08
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天候 曇りのちガス一時小雨(強風)
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
1台を竹宇駒ケ岳神社に、もう1台を夜叉神峠にデポ、下山後夜叉神峠にて車を回収

北沢峠交通状況:
https://www.minamialps-net.jp/cat_news/358469
コース状況/
危険箇所等
序盤、1時間強の日の出待ち(待機)
予約できる山小屋
七丈小屋
今回のテーマは早川尾根です
2022年08月16日 06:12撮影 by  A003SH, SHARP
8/16 6:12
今回のテーマは早川尾根です
ちょっと早く出過ぎたため、稜線直下で時間つぶし(それにしても気温が低く風があり寒かった)
2022年08月16日 04:55撮影 by  A003SH, SHARP
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8/16 4:55
ちょっと早く出過ぎたため、稜線直下で時間つぶし(それにしても気温が低く風があり寒かった)
ご来光と共に富士山も顔をだしてくれましたが、これ以降は富士山の展望も限定的に
2022年08月16日 05:14撮影 by  A003SH, SHARP
2
8/16 5:14
ご来光と共に富士山も顔をだしてくれましたが、これ以降は富士山の展望も限定的に
10年ぶりの地蔵岳に改めて感嘆
2022年08月16日 06:03撮影 by  A003SH, SHARP
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8/16 6:03
10年ぶりの地蔵岳に改めて感嘆
地蔵岳以降、本格的に早川尾根開始、いっきにハイカーが減ります
2022年08月16日 09:10撮影 by  A003SH, SHARP
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8/16 9:10
地蔵岳以降、本格的に早川尾根開始、いっきにハイカーが減ります
こきざみなアップダウンを経てようやくアサヨ峰到着、これで広河原へのエスケープルートが完全に断ち切られました
2022年08月16日 10:26撮影 by  A003SH, SHARP
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8/16 10:26
こきざみなアップダウンを経てようやくアサヨ峰到着、これで広河原へのエスケープルートが完全に断ち切られました
栗沢山手前あたりから目指す甲斐駒がドッシリと姿を見せ始めました
2022年08月16日 09:58撮影 by  A003SH, SHARP
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8/16 9:58
栗沢山手前あたりから目指す甲斐駒がドッシリと姿を見せ始めました
栗沢山のピークで早川尾根もここで終わり、仙水峠を目指しいっきに500m下ります
2022年08月16日 10:56撮影 by  A003SH, SHARP
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8/16 10:56
栗沢山のピークで早川尾根もここで終わり、仙水峠を目指しいっきに500m下ります
仙水峠から400m登り返し駒津峰、更に尾根伝いに甲斐駒山頂をめざします(強風と小雨でさむい!)
2022年08月16日 13:24撮影 by  A003SH, SHARP
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8/16 13:24
仙水峠から400m登り返し駒津峰、更に尾根伝いに甲斐駒山頂をめざします(強風と小雨でさむい!)
時折、瞬間的に晴れるガスでようやく居場所を確認
2022年08月16日 13:42撮影 by  A003SH, SHARP
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8/16 13:42
時折、瞬間的に晴れるガスでようやく居場所を確認
ガスまみれの上りを経て甲斐駒山頂到着、これで終わりと思いきや...
2022年08月16日 13:59撮影 by  A003SH, SHARP
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8/16 13:59
ガスまみれの上りを経て甲斐駒山頂到着、これで終わりと思いきや...
甲斐駒から黒戸尾根の下り、特に上部は非常に危険な下り(雨でぬれている岩場)で慎重に下ります
2022年08月16日 14:26撮影 by  A003SH, SHARP
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8/16 14:26
甲斐駒から黒戸尾根の下り、特に上部は非常に危険な下り(雨でぬれている岩場)で慎重に下ります
本日のキーワードは早川尾根でした...が、最後のラスボスは甲斐駒ではなく黒戸尾根であることを知ったのはこの後の話...
2022年08月16日 14:49撮影 by  A003SH, SHARP
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8/16 14:49
本日のキーワードは早川尾根でした...が、最後のラスボスは甲斐駒ではなく黒戸尾根であることを知ったのはこの後の話...

感想

もう10年以上前の記録...
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-83800.html

この記録へのリベンジが事の始まりでした。Patagonianさんと前の週に話をして意気投合。今回は広河原から北沢峠へのシャトルバスが運休していることもあり、クルマ2台体制で臨みました。

そもそもの天気予報は悪くなかったはず、夜叉神峠もびっくりするくらい涼しかったため、最初は大喜びでしたが、稜線に出ることになるとガスが舞いむしろ肌寒く、しょっぱなから風も吹いていたため幸先が危ぶまれました。今回のルート準備に向けて、エスケープを白鳳峠と広河原峠を限界点と決めてましたが、この天気の中ペースも気乗りせず何となく先に進むような状況が続きました。広河原峠を抜けたあたりでたまたま入った携帯電話の電波で雨雲が通過する予報を確認、一旦は先に進んで早川小屋で小休止するも、微妙な天気も何とか持ちこたえているのでは...というあいまいな状況で先に進むことを決断。その時は、まだ最悪アサヨ峰から広河原峠に下りるオプションも残されてました。やがて、アサヨ峰から栗沢山に到着し甲斐駒の雄姿が目の前に姿を現すと、もうこれは突っ込むほかないというムードに変わっていきました。ところが、いざ栗沢山から仙水峠に500m下ったとたんに雨がポツポツ... 風は風速10m以上ありましたが、霧雨のような状況だったたこと、幸いにして駒津峰への上り返しは樹林帯だったため、それほど濡れずに稜線に到達できました。その後、風は強かったものの、ガスの中で甲斐駒山頂に到着。ついにヤッたという瞬間でした。
ただし、今回のルートのヤマ場は甲斐駒ではありませんでした。
振り返って思うのは、このコースは緩い序盤に入り、早川尾根の小刻みなアップダウンがジワジワダメージを与えます。確かに、仙水峠から甲斐駒の上り返しは700m程度ですが、一番の困難はそこまでのダメージをうけたところから始まる2,000mの黒戸尾根の下りでした。特に、序盤8合目から上部は気の抜けない岩場の連続。疲労感に加え濡れた岩場に慎重にならざるを得ません。五合目以降はいつ終わるともしれずトレイルが延々と続きます。最後は、疲れから森の木々が人や生き物に見える中、遅いながら気持ちは完全にフォーカスし竹宇駒ケ岳神社の麓のまで走り切りました。
ひとりではきっと達成できなかったと思います。しかも、前回果たせなかった目標に黒戸尾根までおまけがついてきました。今回、このような天気でよく完遂できたなとおもいつつも、これほどまでにない低温状況が疲労を最低限に抑えてくれたと思います(水の消費も1L未満)。

Patagonianさん、お疲れさまでした、ありがとうございます。

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