記録ID: 83800
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
鳳凰三山・甲斐駒ヶ岳(日帰り):夜叉神から甲斐駒目指すも頂上直下でタイムアウト
2010年10月23日(土) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 25.8km
- 登り
- 3,172m
- 下り
- 2,514m
コースタイム
行動時間:10時間33分
3:46 夜叉神の森出発 → 6:01 南小室小屋 → 6:44 薬師岳 → 6:59 観音岳 → 7:35 地蔵ヶ岳
→ 8:08 高嶺 → 8:40 白鳳峠 → 9:08 広河原峠 → 9:22 早川尾根小屋 → 10:43 アサヨ峰
→ 11:15 栗沢山 → 11:40 仙水峠 → 12:32 駒津峰 → 12:51 六方石 → 13:07 駒津峰
→ 13:39 仙水峠 → 13:56 仙水小屋 → 14:10 北沢長衛小屋 → 14:19 北沢峠
備考:高嶺、アサヨ峰、栗沢山、駒津峰での小休憩および山小屋での水分補給休憩含む
3:46 夜叉神の森出発 → 6:01 南小室小屋 → 6:44 薬師岳 → 6:59 観音岳 → 7:35 地蔵ヶ岳
→ 8:08 高嶺 → 8:40 白鳳峠 → 9:08 広河原峠 → 9:22 早川尾根小屋 → 10:43 アサヨ峰
→ 11:15 栗沢山 → 11:40 仙水峠 → 12:32 駒津峰 → 12:51 六方石 → 13:07 駒津峰
→ 13:39 仙水峠 → 13:56 仙水小屋 → 14:10 北沢長衛小屋 → 14:19 北沢峠
備考:高嶺、アサヨ峰、栗沢山、駒津峰での小休憩および山小屋での水分補給休憩含む
天候 | 快晴、風ほとんどなし。若干高雲残る。 (このコースは非常に長い為、天候を事前に見極めた上での行動が必要だと思います) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
北沢峠からの戻りはシャトルバスを利用します。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
紅葉はあと1週間以内でピークを迎えます(一部ピーク)。 白鳳峠への下りは急な岩場となる為、注意が必要です。 また、白鳳峠から北側(広河原峠方面)は踏跡もだいぶ少なくなります。 (広河原から白鳳峠に上がって鳳凰三山を目指す登山客げ結構いるみたいです) 広河原峠から早川尾根小屋までは非常になだらかである為、走る(トレラン)る事は可能です。 また、仙水小屋から北沢峠にかけても土道である為、比較的トレランに向いています。 地蔵岳からアサヨ峰までは大きく4つのピークからなります。高峰・ミヨシノ頭・アサヨ峰・栗沢山。 非常にアップダウン多く、特にミヨシノ頭は非常に急でした。結構、体力消耗します。 アサヨ峰から栗沢山は幸い大きなアップダウンはほとんどありません。 水場は、この場合では南小室小屋、早川尾根小屋、仙水小屋、北沢長衛小屋となります。 早川尾根小屋で給水できるのは非常にありがたいです。 (早川小屋はとても昭和チックな雰囲気でした。樹林帯を抜け到着した小屋はまるで30年前にタイムスリップ した様でした。小屋番のおばさんがラジオ聞きながらのんびりポカポカ針仕事してました) 水量としては仙水小屋ダンドツですが、補給地点としての重要度から今回は早川尾根小屋水場をオススメします。 結局、思ったより早く下山完了し、北沢峠で1時間のバス待ちでしたが、寒かったです。 (北沢峠は標高2,030mである事を忘れてました。薄手のダウンジャケット携帯しておいて正解でした) 尚、今回のバスは先週と違い、とても混み合ってました。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
先週に続いてロングコースをトライしました。
今回は、夜叉神から鳳凰三山を通り、早川尾根経由で甲斐駒ケ岳山頂を狙うもの。
体力的には、もう少し行けたものの、北沢峠最終バス(15:30)に間に合わせる為、
甲斐駒ケ岳山頂は頂上直下200mで断念しました。
あと、少しで夜叉神から甲斐駒ヶ岳山頂を極めることができるところでしたが残念です。
結果的に、六方石から山頂を1時間でピストンできれば甲斐駒ヶ岳山頂を踏めた事に
なりますが、今回は余り山頂にこだわることも無く気持ちもスッキリしてます。
個人的には、早川尾根から甲斐駒の紅葉が楽しめた事が、うれしい収穫でした。
単純にデータだけで比較すると、活動する高度こそ異なれ、累積標高・行動距離では先週の広河原-大門沢
下降点ピストンとほぼ同じです。この辺のコース選定は、目的とその人の好みによって分かれてきますね。
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訪問者数:2567人
ainuさん、おはようございます。
地蔵岳から仙水峠間は歩いたことがなく
いつか計画してみたいと思っていたのですが
レコを拝見すると、やはり良い所ですね。
行きたくなります。
ainuさんのようには行けないので、どうするか?
来年の楽しみに考えてみます
普通、甲斐駒六方石まで行って敗退する人はいないですよね(笑)。
正直、仙水峠から駒津峰の500mの登りに泣かされました。
あと、200mと知ったのは下山してからで、あの状態で500mを1時間
で何とか上がれた事を考えると、もしかしたら行けたかな、
なんて勝手な思いをめぐらせてます。
今回、早川尾根を選択したのは正解だったと思います。
天候良く、周辺のジャイアンツ(北岳・甲斐駒・仙丈)の紅葉を
楽しみながら、問題もなく歩き通せました。
早川尾根は南側は樹林帯ですが、それ程深くもなく概ね木漏れ日を
受けながら歩きました。
地蔵岳から北沢峠の距離を考えると、この樹林帯はほんの一部でしかなく、
樹林帯で飽きがくることも無いと思います。
ちょっとした高い岩場にもロープすら無いところがありますが、それは
この静かな稜線の比較的手のついていないところを良く表していると思います。
次回こそは甲斐駒も、と思いますが、今はちょっとお腹いっぱいです。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-83152.html#viewcomment
トレランをする人って、ほんとにペースが速いですね
でも歩いた事の無い広河原峠からのルートで登ってみたいですね。でも来年ですね。そろそろ紅葉が終われば、バスも無くなり、ここらも静かになりますね。
ainuさんの様に積雪期に、夜叉神峠から走って登る人はあまりいないでしょうから
Futaroさん、お元気ですか?本日は、あまりよくヤマレコにつながりませんね。
これはhanameizanさんの記録ですね。こちらは顔を入れた写真をアップする事はないのでとても新鮮ですね。
複数で行動しているのに、このコース取り、すごいです。
自分だったら、ここまでのコースでは後半気が回らなくなり団体行動不可能に陥ると思います(笑)。
(ところで、どうしてか分かりませんがこの記録の緑ジャケットの方はどこかで拝見したような気がします。有名な方ですよね)
このコースは、景色を楽しみながら進むにはとてもよいと思います。
早川尾根は樹林帯もありますが、天気良ければ程よいアクセントで鬱蒼感も少なく気持ちよくこなせます。
アップダウンあれ、延々と展望台が続いている感じですね。
本当はのんびり行きたい所ですが、「ひと口で二度おいしい」の欲が出てしまい毎回せわしないです。
Futaroさんの廃道の件ではないですが、昭和30年代には広河原峠から東に抜け大武川に至る
ルートがあったみたいですね。そのコースは台風で壊滅したみたいです。
それ是非、歩いてみたいですね。情報、有難うございます。来年の計画に入れておきます。
大武川へのルートは、跡形も残っていないそうなので、気をつけてくださいね。
追記です。積雪期の早川尾根ですが、
過去にGW連休時に夜叉神から黒戸尾根を縦走しました。数日かけてです。
今よりものんびりペースで歩いていた頃ですが、その年のGWは
雪が大めだったせいか早川尾根樹林帯にかなり泣かされました。
先行者がいないことと、樹林帯でのラッセルがあり、南小室小屋から
早川尾根小屋まで行き着くだけでかなり疲れました。
結局、早川尾根樹林帯では四つん這いとなり、体重を分散させながら
やっとの事で小屋到着です。
勿論、小屋は営業しておらず、また水もなく、テントビバーグでした。
(記録ノートには、早川尾根小屋からアサヨ峰まで四時間とありました。また、
その日は若干早めですが六方石で幕営してます)
積雪期は、このアップダウンがもろに効いて来ますね。下りは危険箇所も増えてきますね。
http://www.yamareco.com/modules/diary/3192-detail-7826
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