丹沢/四十八瀬川ミズヒ沢
- GPS
- 06:54
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,605m
- 下り
- 1,648m
コースタイム
- 山行
- 5:16
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 6:49
天候 | 曇り(18℃〜25℃) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
県民の森駐車場を利用。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆登山ポスト 二俣にあり。 ◆道の状況 一般ハイキングルートには危険箇所は特にない。 沢ルートは危険箇所は数多くある。 kamogさんのレコに詳細にミズヒ沢の様子が描写されており、大変参考になりました。 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-301368.html |
感想
2週続けてミズヒ沢。でも今度は四十八瀬川の方。大滝を眺め、多数の小滝を直登でき、鍋割山に突き上げて終了と爽快だけど、ヒルが多くて…。
先週末は藤熊川のミズヒ沢に出掛けたが、13Kさんの希望で今週末もミズヒ沢に行くことになった。でも今週は四十八瀬川のミズヒ沢だ。沢登り2回目のT井君が加わるのも新しい変化かも。
7:45に県民の森の駐車場に着くと大体満車状態。やっぱりねと言う感じだけど空いている所に停めることができた。準備をしてストレッチをして出発するとゲート前にも5台程もう停まっていた。むしろこっちから埋まって行くのかもしれない。二俣まで20分の長閑な林道歩きで、ここで登山届けを提出、更にミズヒ沢出合まで20分程長閑な林道歩きが続く。先週は爽やかな気候だったが、朝から蒸し暑くすでに一汗かいている。ここから他の登山者とは道を分けてミズヒ沢の左岸の作業道を進む。沢沿いの道になると一気に涼しくなる。
作業道を進んで10分で大滝に着く。25mの堂々たる大滝だ。ここで沢装備を装着することにするが、同時にAki-CLから「ヒルがいるぞ」とアラートがあり。全員チェックするとT井君を除いてみんな発見。T井君はタイツにウォーターシューズで隙間から足首が見えていると言う無防備ノーガード戦法なのでてっきり彼に集中すると思っていたのだが、案に反して無事。何か生体的にヒルが嫌う要因があるのだろうか。兎も角本格的な沢歩きの前にこんなことになったんで、この後はちょっと止まる度にチェック、発見、すりつぶしの循環を繰り返すことになった。僕的には先週末の東丹沢の方が危うさを感じていたのだが逆にこちらの方がヒドイ。人口密度の差だろうか?
ともあれ大滝の手前から伸びるリッジに取り付き、高巻いて行くが、これも結構なアルバイトだ。出だしはボロボロなんで先行が石を落としきってから次が登る、と言うペース。リッジに取り付くと多少ましになるが勾配は急なんで腕力も使う。しかも80mも登るから。80m登り、石碑があるポイントに達し、ここから少し下ったコルから左側下に見える沢に向かって降りて行く。今回初級者もいるので念のためフィックスロープを張ってスリングを通して行ってもらうこととした。
沢に戻りしばらく進むと左側に7m滝が掛かっていて、正面に4m+1m滝に出合う。右壁にフレークが走っているのでレイバックでフレークを取って行くと登れそうだが、水量が多くびしょ濡れになる。従って登攀は回避して右のザレ場を高巻くこととした。この後は楽しい小滝ゾーンが続く。870mのY字滝は見た目も秀眉で登るのも楽しい。休憩無しで歩き詰めだったのでゴーロになった辺りで小休止とする。休憩は925m地点で取ったがこの後も楽しい小滝ゾーンは続いた。
右側に本流と見間違う立派な滝が掛かっている所を過ぎるとすぐにチョックストンが目立つF3が見えて来る。F3下段の4m樋状棚は13Kさんが水流沿いをステミングで抜け、皆それに続いた。その上のチョックストンの5m棚は左壁が登れそうだが脆そうにも見えるので、更に左側の凹角を登る。が、やはり脆くボロボロと落としていくのでロープを出す。F3を乗越すと明るいゴーロの二俣になり、左俣に進む。そしてF4が現れるが、草付き、コケ付きで登攀意欲も湧かず、当然高巻く。左岸のザレ場を登るがやはり結構落石を生む条件が揃っているところだ。
F4のすぐ上の1040mの二俣は左俣、右俣どちらも山行記録があるが、ここは左俣に進むこととする。いずれ中央の尾根に取り付くのだが、新芽を赤テープと見間違えたせいですぐに中央の尾根に取り付くことになった。でも踏み跡も見られたのでまあ良しでしょう。ここは樹々がしっかり生えているのでその幹、枝を頼りに急勾配を登って行くことになる。ざっと200mをこんな調子で登ることになるが、先週末の危なっかしさを考えれば肉体的にはしんどくても精神的には天国って感じ。とにかく一歩一歩を踏み込み、腕力もそれなりに使って登高する。ガスが出てきた。段々と稜線が近くなって来た感じがしてくると勾配も少し緩やかになり、明瞭な獣道も縦横に走っているので獣道を利してジグザグに楽をして登って行く。人声も聞こえるようになるので山頂も近いと楽観させられる。と突然鍋割山荘が見えてきた。ゴールだ。登山者も大勢集っている。ちょっと沢装備の姿は場違い感もあるけど。ここでチェックするとまたT井君以外にヒル発見。ここで大休止を取って帰路は一番楽な後沢乗越経由を採った。この林道でもT女史の靴からヒルが発見された。こうまでヒルが多くなっていると夏の間は東丹沢から表丹沢の沢は避けた方が好い、ってことだろうか。
ともあれ今週も無事に沢登りを楽しむことができた。梅雨に入っているものの今年は梅雨の合間が有効に使えている。嬉しい限りだ。しばらくは表丹沢を回避して西丹沢指向かなぁ。
鍋割山荘横で360度パノラマ写真を撮影
i-Pod touch のPhotosynth
https://itunes.apple.com/jp/app/photosynth/id430065256?mt=8
で自転しながら20枚ほど撮影・自動合成。
Google Map用のサイト http://photo-sphere.appspot.com/ で
Photosphere XMPタグを追加してヤマレコUP
霧中の撮影なので展望は××
写真の仕上がりも残念レベル。
撮影中に人や霧が動くので写真が不自然に・・・
山荘横で体に山ヒル数匹が取り付いていたことに気付いた。
次回から山ヒル対策に食卓塩でも持参しようかと思う。
帰宅後、よく見たら登山靴(左右)のソールが剥がれていた。
山で撮影した上下左右360度パノラマ写真コンテスト - 結果発表 by ヤマレコ
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