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Yamareco

記録ID: 482085
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ハイキング
八ヶ岳・蓼科

南八ヶ岳(美濃戸~硫黄岳~横岳~赤岳~美濃戸)

2014年07月20日(日) 〜 2014年07月21日(月)
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attimotti その他2人
GPS
32:00
距離
16.6km
登り
1,627m
下り
1,627m

コースタイム

4:30美濃戸4:56(準備等26分)
6:00堰提広場6:10(休憩10分)
7:40赤岳鉱泉8:00(休憩20分)
9:40赤石の頭(山頂)9:50(途中で休憩10分)
10:20硫黄岳山頂(爆裂火口散策)11:20
12:00硫黄岳山荘(泊)
2日目
硫黄岳山荘7:00
7:30台座の頭
8:00横岳山頂8:10(休憩10分)
9:00地蔵の頭9:10
赤岳展岳展望荘(コーヒーブレイク)
10:00赤岳11:00(休憩60分)
12:40行者小屋13:20(休憩10分)
15:00美濃戸15:20
16:00延命の湯
天候 20日☁→☂
21日☁時々☀
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
三連休の中日からの1泊2日なので美濃戸には止められないと思いながらもクルマを走らすとわずかですが駐車スペースがありました。
美濃戸口~美濃戸までの道は歩行時間を短縮できますが、皆さんがおっしゃっている通り凸凹の多い未舗装が大半を占める悪路でした。車高の低めの車はバンパーやお腹を擦ってしまいます。ノーマル車高の乗用車も轍を予測しながら走らないと擦ってしまいます。
コース状況/
危険箇所等
主峰赤岳を中心に、変化に飛んだ風景とガレ場、ザレ場、鎖場そしてハシゴと言った本格的な登山ルートが連なりワクワク感を味わえます。
人気のコースだけ有り、危険な箇所は見当たりませんでした。
しかし、よく聞く話が長い稜線歩きとなることから、暴風に見舞われると大変なことになるそうです。
下山後はスパティオ小淵沢の「延命の湯」に浸かりました。
http://www.spatio.jp/hotspring/
美濃戸、やまのこ村駐車場 80%は埋まってました。
美濃戸、やまのこ村駐車場 80%は埋まってました。
ヤマオダマキ
この橋がスタート地点
この橋がスタート地点
北沢と南沢の分岐

今回は北沢を進みます。
北沢と南沢の分岐

今回は北沢を進みます。
マタタビ
ハクサンシャクナゲ
ハクサンシャクナゲ
ブナ林、なんとも涼しげで気持ちいいです。
ブナ林、なんとも涼しげで気持ちいいです。
ギンリョウソウ
コレはなんだろう?
トゲだらけ
コレはなんだろう?
トゲだらけ
マムシグサ
沢の水も涼しさを演出してくれています。
沢の水も涼しさを演出してくれています。
あなたはどんな姿に変わるのかしら?
あなたはどんな姿に変わるのかしら?
堰堤広場
ゴゼンタチバナ
板の階段が出現
コグマに見えませんか?
コグマに見えませんか?
鉄骨の橋
イワウメ
川が赤く見えますがなんだろう?
川が赤く見えますがなんだろう?
コケが綺麗な色をしてました。
コケが綺麗な色をしてました。
マムートのクライミングホールド(赤岳鉱泉)
マムートのクライミングホールド(赤岳鉱泉)
ミレーのクライミングホールド(赤岳鉱泉)
ミレーのクライミングホールド(赤岳鉱泉)
ヤツガタケキスミレ
ヤツガタケキスミレ
「赤磐の頭」より「赤岩の頭の頂上」を仰ぎ見る
「赤磐の頭」より「赤岩の頭の頂上」を仰ぎ見る
「赤磐の頭の頂上」より「赤磐の頭」そして「硫黄岳」の稜線
「赤磐の頭の頂上」より「赤磐の頭」そして「硫黄岳」の稜線
「赤磐の頭」右がジョウゴ沢(火口)です
「赤磐の頭」右がジョウゴ沢(火口)です
ツガザクラ
避難小屋
硫黄岳山頂(2,760m)
3
硫黄岳山頂(2,760m)
爆裂火口
やまびこ荘
コマグサ
イワカガミ
タカネツメグサ
体から毒が出て行く感じがします!
体から毒が出て行く感じがします!
コマグサ
イワヒバリ
駒草神社
マムシグサ
チシマキキョウ
硫黄岳山荘から台座ノ頭
硫黄岳山荘から台座ノ頭
台座ノ頭
日の出(4:30)ごろ
霧に覆われていました。
日の出(4:30)ごろ
霧に覆われていました。
一瞬雲の中から太陽が…。
一瞬雲の中から太陽が…。
朝日を浴びる硫黄岳山荘
朝日を浴びる硫黄岳山荘
コマグサ
コマグサ畑?と思わされるほどたくさんの女王様がいらっしゃいました。
コマグサ畑?と思わされるほどたくさんの女王様がいらっしゃいました。
キバナシャクナゲ
キバナシャクナゲ
コマグサ&シロバナコマグサ
コマグサ&シロバナコマグサ
ウルップソウ
チョウノスケソウ
1
チョウノスケソウ
シシウド?
ミネウスユキソウ
ミネウスユキソウ
ミヤマオダマキ
ミヤマオダマキ
地蔵の頭
赤岳展望荘
当初コチラに宿泊する予定でしたが、満室で止まることが出来ませんでした。
赤岳展望荘
当初コチラに宿泊する予定でしたが、満室で止まることが出来ませんでした。
赤岳展望荘
ガスっているのでコーヒーブレイク
亮一さん!ご馳になりました。
赤岳展望荘
ガスっているのでコーヒーブレイク
亮一さん!ご馳になりました。
コウゾリナ
赤岳頂上山荘
赤岳山頂を赤岳頂上山荘から仰ぎ見る
赤岳山頂を赤岳頂上山荘から仰ぎ見る
赤岳山頂(2,899m)
1
赤岳山頂(2,899m)
雲が抜けたので長居しちゃいました。(^^ゞ
雲が抜けたので長居しちゃいました。(^^ゞ
山頂からみた赤岳鉱泉(上)と行者小屋(下)
山頂からみた赤岳鉱泉(上)と行者小屋(下)
イワベンケイ
行者小屋もずいぶん近くなってきました
行者小屋もずいぶん近くなってきました
阿弥陀岳(奥)と中岳(手前)
阿弥陀岳(奥)と中岳(手前)
分岐点、我々は行者小屋方向へ向かうので、「文三郎尾根・美濃戸」へ進みます
分岐点、我々は行者小屋方向へ向かうので、「文三郎尾根・美濃戸」へ進みます
マムート階段
マムートのロゴ打ち込まれてます
マムートのロゴ打ち込まれてます
中山(中央)と阿弥陀岳(右)
中山(中央)と阿弥陀岳(右)
長い階段が続きますので、健脚出ない方はやっぱり北沢ルートがいいですね!
長い階段が続きますので、健脚出ない方はやっぱり北沢ルートがいいですね!
行者小屋
行者小屋で「カレーライス」を頼んだら目の前の人で売り切れと言われてしまい。
持ち合わせていた「正麺」をいただきました。
行者小屋で「カレーライス」を頼んだら目の前の人で売り切れと言われてしまい。
持ち合わせていた「正麺」をいただきました。
それにしても、素敵な景色です。
それにしても、素敵な景色です。
大同心、小同心もくっきりみえます
大同心、小同心もくっきりみえます
小屋前のテーブルでは、皆さん青い空の中で休憩してました
小屋前のテーブルでは、皆さん青い空の中で休憩してました
行者小屋のやや西に、山頂から見えていた○はヘリポートでした。
行者小屋のやや西に、山頂から見えていた○はヘリポートでした。
延命の湯

感想

梅雨明け間近の3連休の2日を利用して、昨年の「みどり池入口~湯天狗~本沢温泉~硫黄岳」の続きを楽しむため八ヶ岳へやって来ました!
今回のコースは八ヶ岳の王道コースと言われているコースで、時計回りで回る北沢コースと反時計回りで回る南沢コースが選べます。
私は階段の上りが苦手なので、迷わず北沢コースをチョイス!そして、日帰りも可能なようですが、のんびり回りたかったため硫黄岳山荘にて宿泊することにしました。

結果大正解でした。

天気予報は20日は曇→雨、21日は曇り時々晴れ。雨具着用を想定しておりましたが風も弱く、袖を通すことはありませんでした。

日付が20日に変わって間もなく自宅を出発、仲間と合流し中央高速に乗り日の出前に美濃戸口に着きました。
美濃戸までクルマで行ければ、往復で約2時間の時間短縮がはかれます。しかし、事前の調査では悪路と聞かされており、また、連休の中日と言うことで満車の場合もあるかも!?なんて考えていましたが、迷うこと無く美濃戸を目指していました。道は情報通りの悪路、おまけにアップダウンが激しいじゃないですか…^_^;
低速で下を擦らない様、轍に気を付けながらゆっくりと進みました。
神経をすり減らし、なんとか無事に美濃戸に到着、駐車場は多少なりとも空いていてクルマも無事に止める事が出来ました。悪路を走行中は「駐車場が満車でこの道をクルマでとんぼ返りなんて事になったらやだなぁ~!」と考えながら走ってましたからとても嬉しかったです。(駐車料金1,000円/日)

準備を整え、スタートする頃には日も昇り明るくなっていました。

本日は、硫黄岳山荘で1泊する予定ですのでのんびりじっくり歩くことにしました。
途中すれ違う方に話を聞くと、昨日はガスだらけだったけど、今朝は北アルプスまで見えていたとのことでした。
結果的には雲が多めで遠くの山々まで見れる状況ではありませんでしたが、昼過ぎには硫黄岳山荘に到着し周辺を散策しました。その後、天気は雨に…、そして、日の入り前には若干ですが夕日を見せてくれました。
明日はご来光見れるといいなぁ~と思いながら、20時に消灯となりました。

真夜中に目が覚めて、外に出てみると一面霧でした。ヾ(゜Д゜ )ォィォィ

4:00 日の出を見るために起床。(日の出は4:30ころ)
準備して外に出るも、やはり霧が立ち込めていました。(残念!)
しかし、5:00過ぎにようやく霧の中から太陽がうっすらと顔を見せてくれました。
間もなく、雲海も見ることが出来ました。

朝食を終え横岳を目指します。天気はどうなることやら…。
途中、シロバナコマクサを見つけたり、ウルップソウやイワベンケを愛でながら進みました。
中でも、保護されているとは言えコマクサ多さに驚かされました。
圧巻です。
横岳山頂が近くなる頃からハシゴや鎖場が急に増えてきました。

そして、横岳山頂!
天気は相変わらずパッとしません。
地蔵の頭を過ぎ赤岳展望荘に到着。
ココで亮一さんのご厚意でコーヒー(500円・おかわり自由)をご馳走になりました。
大画面のTVが映し出されているのが意外でした…。スゴッ!

充分休息をとって赤岳へ。
赤岳頂上山荘からは赤岳が見えないほど雲の中でしたが、次第に雲が切れ始め頂上についた頃には青空も見ることができるようになりました。おっ〜!
ココで1時間のんびりしました。

さあ、あとは下るだけです。しかし、相変わらずの鎖場で急な斜面を降ります。
そして長い長い階段。逆回りじゃなくて本当に良かったと実感する時間帯でした。

行者小屋に到着する頃にはお昼を少し過ぎており、カレーを食べるつもり満々だったのですが、目の前のお客さんでまさかの売り切れ、ラーメンならマルちゃんの「正麺」を持参しているので、急遽シングルバーナーの出番となりました。
食後はなだらかな沢沿いの道を進み美濃戸を目指します。途中、ルートがわかりにくいところはありましたが、まぁ、沢沿いの道ですから、大きくまちがえることはないのかなぁ~?

そんなこんなで、無事美濃戸口に到着しました。
美濃戸辺りからアブが異常に多くなりました。美濃戸口まであと1時間歩く方たちはアブと闘いながら歩いてました。

下山後は「スパティオ小淵沢 延命の湯」に立ち寄りました。

八ヶ岳は都心から近く変化に飛んだコースを楽しめることから人気があり、一年中オープンしている山小屋が多くあることも登山者に人気をあつめている理由だと思います。また、時間を見つけておじゃましたいと思います。
今回も事故なく登山できたことに感謝です。
同行いただいた亮一さん・航くんありがとうございました。

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