荒川三山-赤石岳( ハイライトの日が晴れた!! )
- GPS
- 80:00
- 距離
- 25.9km
- 登り
- 2,917m
- 下り
- 2,902m
天候 | 1日目 曇り 2日目 晴れ 3日目 強風&雨、下山後、晴れ後雨 4日目 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
荒川中岳のお花畑満開。 |
写真
感想
出向先と自社で夏休みに二日差分があるので、それを理由に二日休暇。
それを土日に繋げて、初の南アルプス南部、荒川三山-赤石岳に行ってきました。
9時過ぎに帰宅して、睡眠をとらずに出発。
初の東名高速、二回目の静岡県とほぼ初めて尽くし。
そして、南アルプスへのアプローチも初。
まさかICから2時間も走らされるとは。
約70km、そのうちのほとんどが峠道。
へとへとなりながら、3時過ぎに臨時駐車場に到着。
そして、就寝。
5時半起床。
臨時便が出ることは知っていたので、朝食を食べ、すぐにバス停へ。
バス停には10人ほど既に並んでいた。
その後ろに並ぶこと、小時間。
6時半の臨時便に無事乗車。
そして、重い荷物に挟まれつつ、ダートの激しい振動にも気もせず、再び爆睡。
運転手の説明に時折目を覚ますも、すぐに夢の中。
そして、1時間ほどで、椹島に到着。
気持ちの良い公園が広がる。
良い場所。
3〜4日目はここでテント泊予定。
トイレを済まし、出発。
一日の行程が長い、標高差がある南アルプスでも変わらず、相変わらず重い荷物です。
しかも、今回初導入の三脚。
以前よりも500gほど重くなっています。
でも、足の重さはあまり感じない。
これでも鍛えていますから。
重いのは瞼。
車中泊で2〜3時間しか寝てないから。
ね〜む〜い〜
と、思いつつも進みます。
椹島から意外に急な坂を登りきり、林道へ。
赤石岳と千枚岳の分岐を右に曲がり、千枚岳へ。
少し進むと登山道へ。
沢沿いの片側が切れ落ちた道を進んでいきます。
途中、板が真ん中にあるだけの簡素、でも長い橋を渡る。
高所恐怖症の人間だと、これでダメでね?
ま、私も高所恐怖症だがな。
橋を渡りきり、再び急登、片側切れ落ちルート。
通常なら問題ないが、何より荷物が重いので、ふらっときたら止められないからね。
なので、結構慎重に通過。
少し進むと、そのような道を離れ、普通の上り坂へ。
鉄塔を過ぎると、急な岩場の下り。
しかも結構下る。
今まで登った苦労が゜(゜´Д`゜)゜
そして、再び上り。
しばらく登ると、林道を通過。
その際、遠くから異音。
なんだろう?と思いつつも、先へ進んでいると、先ほどの林道をブルドーザーが走ってきた。
さっきの音はあれか・・・
こんな山奥にブルドーザーというのは違和感があるが、中部電力かリニアのどちらかですかね?
因みに私はリニアには反対。
道を登っていく。
登っていく。
時折休む。
そして、登る。
すると、清水平。
つまり、水場に到着。
顔を洗って、グビグビと飲む。
匂い、癖もなく、飲んだ際に澄んだ感じのみが残る。
良い水。
少し休憩しつつ、先へ進む。
登る登る。
へとへとになりながら、3時ぴったりに千枚小屋に到着。
テント泊の受付を済まし、テン場へ。
冷池山荘ほどではないが、結構遠い。
テン場は空いている。
若干斜めっていながらも、水はけの良さそうな場所にテントを張る。
そして、小屋に戻り、祝杯。
目の前には富士山。
こちらから富士山を見るのは初めて。
そのため、当初富士山ということに気付かなかった。
山梨側と印象が結構違うね。
飲んで、写真を撮った後、テントに戻る。
そして、担ぎ上げた生肉、生野菜による豪華な食事で舌鼓を打つ。
その後、日の入りによる染まりを撮影に行ったが、一歩遅く、太陽は沈みきっていた。
残念に思いながらも、トイレを済まし、テントに戻り、就寝。
ま、次の日があるさ。
とこの時は思っていた。
でも日の入り、そして、星に関してはこれが最後のチャンスであったのを後に知る。
二日目
2時に起床。
天候晴れ。
シュラフから完全に抜け出し、朝食。
そして、テントを撤収して、4時前に小屋前へ。
いざ出発。
小屋脇の道を登って行きます。
急坂というほどではないが、寝起き、装備が重いということもあり、のんびりと。
30分程度で稜線へ。
結構風強くて寒い。
景色良好。
快晴です。
富士山方面も赤石岳方面も視界良好。
そして、千枚岳山頂に到着。
日の出撮影の準備。
日の出までは20〜30分ほどある。
なので、のんびり準備。
そして、日の出前を撮影。
その後、日の出を待つ。
そして、徐々に日が昇ってくる。
快晴の日の出は何ヶ月ぶりだろうか?
今年はあまり晴れなかったからな〜
日の出をそれなりに取ったら、逆の赤石、荒川方面も撮影。
ここから見るとそれほど遠そうには見えない。
でも、結構遠かった。
さてさて、皆も出発したことだし、我々も出発しますか。
千枚岳から悪沢岳へは良い道のように見える。
しかし、地図には危険マークあり。
慎重に行こう。
千枚岳を出発すると、結構お花が咲いています。
しかし、風が強く、上手く撮れん。。。
適当に撮影しつつ、先を進む。
しかし、完全に晴れています。
北岳方面もくっきり。
本当に気持ちが良い。
しかし、道は痩せ尾根。
ちょっと怖い。
でも、それは序の口であった。
危険マークが示すのはその先。
片方が切れ落ちている垂壁の下り。
連れが途中まで行き、戻ってきた。
なので、先に行ってスタンスを示すとしよう。
こういう時、本当にストック邪魔。
スタンスを確認しながら、慎重に通過。
その後、連れにスタンスを指示して、無事クリア。
その先は危険箇所のない綺麗な道。
丸山への稜線がゆったりと続く。
周りの景色を眺めつつ、のんびりと進みます。
そして、皆に追い抜かれていきます。
今日は気持ちがよいので、3時ぐらいに赤石避難小屋に着けば良いやという気持ちなので。
その稜線を進んでいくと、丸山に到着。
素通りする人も多いが、一応記念撮影。
そして、先へ。
悪沢岳は近そうだが、実は道が悪い。
途中、ガレ場。
そして、そこでまさかのアクシデント。
ストックが一本折れた(°д°)
知らぬ間にくるくる回って、脆い部分が露出。
その状態で力をかけたため、ペキリと・・・
この現象2回目。
以前も同じストックで同じ折れ方をした。
仕方ないので、折れたストックをしまって、一本のみで進む。
しかし、岩場なので、一本だけの方が比較的歩きやすい。
そんな調子で歩いていくと、山頂に到着。
先ずは記念撮影。
そして、あちこち撮影。
北アルプスもよく見える。
あっちも晴れたんだね。
しかし、次の荒川中岳への道。
鞍部がかなり下の方に見えるんですけど。
戦々恐々としながら出発。
予想通り、一気に下って行きます。
途中、危険マークのガレ場の急坂もあるが、ここはたいしたことない。
そして、鞍部に到着。
そして、同じだけを登り返します。
結構きついっす。
でも景色最高っす。
というわけで、足休めを兼ねて撮影。
そんなことを繰り返していると、中岳避難小屋に到着。
ここで、管理人さんと世間話。
途中、コーラを購入してぐびぐび。
体力回復にはやはりこれだね。
そして、中岳を踏み、前岳へ。
共に記念撮影もしておく。
さて、ここからあの下の方にみえる荒川小屋まで一気に下ります。
下っていくうちに目の前の赤石岳がどんどんでかくなっていきます。
これ登り返すんですか( ̄▽ ̄;)
下りの途中、南アルプス最大級と言われるお花畑に突入。
これはやばい。
やばすぎるぐらいに綺麗。
思わず見とれてしまった。
花と緑と岩と空のコラボがヤバすぎる。
そんな中を歩いていく。
幸せな気持ちが溢れます。
そんな花畑も過ぎ、しばらく歩くと荒川小屋に到着。
ここで昼食。
小屋も綺麗。
食事も美味い。
体力をしっかり回復させ、赤石岳に備えます。
1時間ほどのんびりして、出発。
ここも気持ちが良い。
木漏れ日の樹林帯を過ぎ、綺麗な丘のトラバース。
大聖寺平に到着。
そこから急坂のスタート。
でも体力回復したので、問題なく進んでいける。
しかし、結構長いですね。
小赤石岳の肩に到着する頃には回復したエネルギーもつき、結構疲労。
ここでレストした後、先を進む。
小赤石岳はすぐ。
記念撮影後、すぐに出発。
赤石岳は目の前。
登りは残り一つ。
でも、結構足に来ているようで、なかなか進めない。
そして、3時ぴったり。
赤石岳に到着。
記念撮影して、避難小屋へ。
小屋泊久しぶり。
受付を済まし、酒飲み。
その間にガスってきた。
そして、寒くなってきたので、小屋に入ると、暴風雨&雷。
こりゃ日の入りは無理だな。
夕飯を食べ、漫画を読みつつのんびり。
そして、眠くなってきたあたりで就寝。
三日目。
晴れていたら星を取ろうと思い、2時起床。
周りを起こさないように静かに移動し、外へ。
思いっきりガスってます。
だめだこりゃ。
トイレを済まし、就寝。
起床後、日の出も期待するも、ガス雨で無理無理。
というわけで、朝食。
その後、食休み。
かっぱ、ザックカバーをつけていざ出発。
相変わらずガスガス。
雨は止んでいる。
しかし、強風でかなり寒い。
分岐に到着後、下山方向へ。
急坂という話だったので、注意して進もう。
実際急坂。
でも、急坂よりもこの先にあるラクダの背のトラバースの方が怖かった。
方々完全に切れ落ちた状態で、雨に濡れた岩。
重い荷物なので、滑ったら最後です。
でも無事通過。
富士見平に到着するも、雨なので、ちゃっちゃと先へ。
赤石小屋で、ココアを頂く。
そして、一気に下山。
最終日は椹島でテント泊。
ビールを飲んで、ワインを飲んで、沢で足をアイシング。
そんな感じで、まったり過ごす。
四日目
始発のバスに乗り駐車場へ。
帰路に着いた。
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