水晶岳と鷲羽岳・野口五郎小屋2泊で高瀬ダムから往復
- GPS
- 51:48
- 距離
- 36.7km
- 登り
- 3,576m
- 下り
- 3,575m
コースタイム
- 山行
- 7:05
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 7:40
- 山行
- 8:08
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 9:29
天候 | 1日目:曇時々晴れ 2日目:晴れ後曇り 3日目:曇り(後晴れ?) |
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過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
平日だったこともありすいてました。下山時には数台分のスペース しか残っていませんでした。 高瀬ダムへのゲートはこの日6:30開門。ダムまでは¥2200で 相乗りした他の三人と割り勘に。帰りは12:00下山の予定よりも だいぶ早く着いたので、タクシーが待っていなければ七倉山荘まで 歩いてもいいか、と思いましたが丁度入山する客を乗せたタクシーが 到着。素直にそのタクシーに乗りました。帰りは普通にメーター 回して¥2100でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
自分が苦手なだけかもしれませんが、野口五郎岳〜 水晶小屋までの稜線に大岩がゴロゴロしてる所があり、 少し歩きにくいように感じました。東沢乗越から先に 岩場あります。 |
その他周辺情報 | 七倉山荘の日帰り温泉利用¥650。洗い場5つの 小じんまりとした温泉ですが、露店風呂もありました。 早い時間だったので貸し切り状態でした。 |
写真
装備
備考 | デジカメのバッテリーが十分に充電されない不調で、 いつ電池切れで写真が撮れなくなるか分からないので、 なるべく主要な所で撮影するよう心がけました。 と言ってもいつもそんなにたくさん写真撮ってるわけでは ありませんが。 |
---|
感想
鷲羽岳と水晶岳は、去年新穂高から黒部五郎岳に登った際に
翌日に登る予定だった山でした。が、下山中に軽く足を捻り、
まだ歩ける程度だったので三俣山荘まで行ったら宿泊予定の
水晶小屋が予約だけで定員の倍以上入ってるという情報で、
それと合わせて気持ちが折れてそのまま下ってきてしまいました。
今年、そのリベンジを企画していたのですが、新穂高からの
往復だと去年と同じで新鮮味がないように感じ、どうせなら
裏銀座を歩いてみようと入山:新穂高〜下山:高瀬ダムを企画。
ですが企画実行1週間程前に急に「やっぱりブナ立尾根は
登りたい!」と思うようになり、車の回収の都合から単純往復
する事にしました。
今年は8月の終わり頃から涼しくなり寒さが心配の一つ
ではありましたが、寒さは想像以上で、風に吹かれた初日と
2日目の朝はピークに寒かったです。小屋の人もこんな
寒さは経験がないと言っていました。野口五郎小屋は元々
あまり宿泊客の多くない小屋のようで、乾燥室と食堂に
一つづつストーブがあるのですが客室に暖房がなく、
みんな寝る前までどちらかのストーブにあたっていました。
ちなみに初日の宿泊客は自分を含め5人。2日目は2人。
小屋のご主人らしき人が「今年は最盛期でも5、6人くらいで
本当にまいったよ」と言っていました。ブナ立尾根を登る
人は烏帽子小屋、下る人は水晶小屋に泊るのが殆どらしい
です。10分ちょっとで大展望の野口五郎岳に立てるのに、
何かもったいないように感じました。連泊という事もある
かもしれませんが、2日目自分が出発する際、小屋の人たち
みんなで玄関まで見送ってくれて、客室は寒かったけど人は
温かい小屋だなぁと思いました。ちなみに今年は25日で
小屋閉めだそうです。
山行は2日目午前中の天気がピーカンで、最高の稜線と
水晶・鷲羽を見れたんじゃないかと思います。槍はもちろん、
立山・剱、白馬岳や白山、遠くは富士山まで見えました。
水晶に向かう際に雲の平が見えた時、ちょっと感動して
涙ぐんでしまったくらいです。去年悔しい思いをしたのは
このためだったのかもと思えるくらい、山の神様に感謝したい
気持ちで一杯の山行でした。本当にありがとうございました。
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