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記録ID: 561517
全員に公開
雪山ハイキング
中央アルプス

恵那山 厳しすぎたラッセル

2014年12月15日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:47
距離
12.5km
登り
1,028m
下り
1,015m
天候 小雪のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山者駐車場までの道路 林道の積雪は20cm程
阿智村智里の最後の民家を過ぎると、駐車場までの林道はいきなりの積雪が有り、チェーン装着して30mほど進んでみましたが、前輪駆動車+スタッドレス+チェーンでもスリップして登れず、集落内の広場に車を置いて歩きました。
車を置いた場所から登山者駐車場まで30分、登山者駐車場から登山口まで30分となかなか長いアプローチに成ります。

下山時に登山口まで帰って来た時には、林道は除雪されて居ました。
林道入口で積雪量は20cm程
FF車ではチェーンを巻いても登れませんでした。

車を置いた場所から、スノーシューを履いて林道を上って行きました。
足元は雪の下に隠れた氷でツルツルですし、スノーシューを背負ってるのが重たいですし。
履いて歩けば、「滑らない、重くない」の一石二鳥です。
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林道入口で積雪量は20cm程
FF車ではチェーンを巻いても登れませんでした。

車を置いた場所から、スノーシューを履いて林道を上って行きました。
足元は雪の下に隠れた氷でツルツルですし、スノーシューを背負ってるのが重たいですし。
履いて歩けば、「滑らない、重くない」の一石二鳥です。
登山者駐車場はここ数日誰も利用した痕跡が見られない様でした。
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登山者駐車場はここ数日誰も利用した痕跡が見られない様でした。
この時間は除雪がされる前で、雪はツルツルに滑りました。
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この時間は除雪がされる前で、雪はツルツルに滑りました。
標高が高い所の樹木は霧氷で真っ白に見える。
はやくあそこまで登りたい。
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標高が高い所の樹木は霧氷で真っ白に見える。
はやくあそこまで登りたい。
1時間以上歩いてやっと登山口。
暗いうちのチェーン装着と、スリップして登れないのと、かなりモチベーション下がってます。
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1時間以上歩いてやっと登山口。
暗いうちのチェーン装着と、スリップして登れないのと、かなりモチベーション下がってます。
登山口直下の橋 下山時撮影
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登山口直下の橋 下山時撮影
まだまだ先が長すぎる
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まだまだ先が長すぎる
まいどです~
おっさんカラ元気を見せてますが、「チオビタ」でのドーピングを忘れて、まさにカラ元気しか有りません。
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まいどです~
おっさんカラ元気を見せてますが、「チオビタ」でのドーピングを忘れて、まさにカラ元気しか有りません。
かなり霧氷で真っ白なんですが、この時間はガスのために霧氷がくすんでいます。
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かなり霧氷で真っ白なんですが、この時間はガスのために霧氷がくすんでいます。
樹林帯が途切れた急登
青空がまぶしい!!しかしトラックは消え腰の深さのラッセルが待っていた
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樹林帯が途切れた急登
青空がまぶしい!!しかしトラックは消え腰の深さのラッセルが待っていた
元気なうちに画像を残しておかないと駄目かも?、そんな脅迫感からカメラばっかりさわってて、前に進んでいない。
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元気なうちに画像を残しておかないと駄目かも?、そんな脅迫感からカメラばっかりさわってて、前に進んでいない。
この道標かなり背が低くないですか?
1とか2番の道標は、肩の高さ以上有った様な気がしましたが?
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この道標かなり背が低くないですか?
1とか2番の道標は、肩の高さ以上有った様な気がしましたが?
オォ〜〜!!これだ〜!!
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オォ〜〜!!これだ〜!!
樹氷祭りダ〜!!
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樹氷祭りダ〜!!
この先再び樹林に突入、しかも急登。
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この先再び樹林に突入、しかも急登。
なので、ここで撤退します。
雪のシーズンに一度来てるので、これを登り切れば頂上が近いのは分かっていても、一人でのラッセルは体力奪われ過ぎで、下山できなく成る恐れが有りますので・・・理由は色々と付けられますが、本当は実力不足なだけです。
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なので、ここで撤退します。
雪のシーズンに一度来てるので、これを登り切れば頂上が近いのは分かっていても、一人でのラッセルは体力奪われ過ぎで、下山できなく成る恐れが有りますので・・・理由は色々と付けられますが、本当は実力不足なだけです。
南アルプス
現在マイナス3.8℃ 最低気温はマイナス6℃ほどでした
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現在マイナス3.8℃ 最低気温はマイナス6℃ほどでした
此処から車までが遠い!!
除雪はされて居たが、薄く残った雪と氷は無茶苦茶スリップした。
何回転びそうになった事か?中途半端な雪はアブネ〜
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此処から車までが遠い!!
除雪はされて居たが、薄く残った雪と氷は無茶苦茶スリップした。
何回転びそうになった事か?中途半端な雪はアブネ〜
下山時に見た樹氷
お昼過ぎても解けないでいて、真っ白になったままでした。
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下山時に見た樹氷
お昼過ぎても解けないでいて、真っ白になったままでした。

感想

雪が降った〜!!って喜んで出かけた恵那山。

山行前日の夜、中央道の恵那峡サービスエリアで、車の中のシュラフに潜り込みながら思った自分の中の妄想では、「土曜日と日曜日に沢山の登山者が恵那山目指して登って行った筈だから、登山道はしっかりトレースが付いて登り易い状態だ」と成っていた。

しかし現実は、土日にはだれも入山しておらず、登山道と分かる位に凹んだ雪面が残って居るのみ。
しかも、5/10の道標を過ぎて樹林帯の切れ間に成る所では、全くトラックは残っていなかった。

6/10の道標を越えて少し行くと、再び樹林帯へ入って行く事に成る。
果敢に挑んでは見たが、腰まで埋まる雪の深さに、ただでさえ下がっているモチベーションがプッツリと切れた、途中撤退。
ちなみにちゃんとスノーシュー履いてます、しかも最強と言われるMSRライトニング。

「たられば」の話なのでどうし様も無いが、もし他に登山者が居たらラッセルを交代で来たのに。
もし、私が単独では無くて二人以上のパーティーだったら、山頂へ行くんだ!と言う強い心を保ったまま、標高を稼げたのにと思ってしまう。

実は未明の登山口までの林道では・・・・
登山者駐車場までの林道は、阿智村の最後の民家を過ぎた所からいきなり積雪が20cmもあり、スタッドレスタイヤのまま進んでみたが、10mも進んでスリップの為進まなくなった。
仕方なくチェーンを駆動輪に装着し、再び林道へ突入・・したが、30m程進んだら、チェーン装着してもスリップして登れなくなった。
頭にヘッデン付けて、真っ暗な中チェーン嵌めたのに・・・。

先週の雪の荒島岳といい今回の恵那山といい、深い雪に阻まれて途中撤退が2回も続いてしまった。
降雪直後の山行は、単独登山者にとってはとても厳しいと言う事を思い知らされた山行でした。

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コメント

おぉ〜
綺麗な樹氷ですね〜

恵那山、残雪期には行ってるんですが…
厳冬期になる前に行きたいんですよね〜
避難小屋で一泊で。
確かストーブあったはず。
2014/12/22 21:51
Re: おぉ〜
チョースケさんご無沙汰でした、書込みありがとうございます。
撤退した山行でしたので、樹氷が見られたのが何よりのご褒美に成りました。
そう言えば、駒ヶ岳ロープウェイが運休してるのをご存知ですか?
知らずに出掛けたら、悲惨な目にあう所でした。^_^
では〜〜
2014/12/23 5:46
はじめまして!
厳冬期の恵那山、どのルートも入山者少なくトレース期待できないですよね。
私は厳冬期の神坂ルート、前宮ルートにソロで挑戦していますがやはり腰上ラッセルに阻まれ過去1回しか登頂成功しておらず(この時は大判山で一泊)他全て途中敗退です。年末年始に計画しており今週偵察山行で鳥越峠〜富士見台高原へいってきます。参考になりました、ありがとうございました。
2014/12/23 22:14
Re: はじめまして!
goemonkun さんはじめまして。

12月あたりの降雪直後は雪が締まって居ないため、腰までの深さのラッセルだったり、トラックが無いためにルートを確認しながらと、無雪期とは全く違う山に成りますね。
時速200メートルに満たない歩行が不毛な行動に思えてしまい、山行終了の判断に繋げてしまっている、いつもの弱い自分が居ます。

お一人で色々なルートから恵那山頂を目指しておられるようで、その大変さが自分の経験に置き換えて思うと、感服します。
私なんぞは月曜日休みですので、土曜日曜の登山者のトレースを狙う「ラッセル泥棒」の一味です。
お休みが合うようであれば、是非ラッセル天国にお招きください、チオビタでドーピングの上、喜んで参加いたします。
2014/12/24 11:05
プロフィール画像
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