ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 6322271
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

仙流荘~戸台~長衛小屋~甲斐駒ヶ岳

2023年12月28日(木) 〜 2023年12月31日(日)
 - 拍手
体力度
9
2〜3泊以上が適当
GPS
30:43
距離
51.2km
登り
3,061m
下り
2,517m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:02
休憩
0:00
合計
5:02
10:34
61
11:35
11:35
52
12:27
12:27
189
15:37
宿泊地
2日目
山行
7:47
休憩
1:54
合計
9:41
5:05
23
宿泊地
5:28
5:37
24
6:01
6:07
124
8:11
8:11
52
9:03
9:04
79
10:23
10:25
20
10:45
10:45
6
10:59
12:11
8
12:18
12:22
31
12:53
12:59
87
14:25
14:41
5
14:46
宿泊地
3日目
山行
14:40
休憩
3:27
合計
18:07
6:26
41
7:17
7:20
26
7:46
7:46
9
7:55
8:15
107
10:02
10:25
34
10:59
11:09
68
12:17
12:26
13
12:39
12:46
5
12:51
12:52
45
13:37
13:37
59
14:36
14:48
59
15:47
15:51
8
15:59
15:59
21
16:20
16:27
35
17:02
18:49
6
19:01
19:01
22
19:24
19:24
50
20:14
20:14
20
20:35
20:35
159
23:14
23:15
18
23:33
23:38
69
0:47
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
仙流荘駐車場
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
2023年12月28日 16:23撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/28 16:23
2023年12月29日 10:45撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/29 10:45
2023年12月29日 11:12撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/29 11:12
2023年12月30日 12:33撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/30 12:33
2023年12月30日 12:33撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/30 12:33
2023年12月30日 12:33撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12/30 12:33

感想


▼初日
28日の早朝、仙流荘の駐車場へ向けて出発。
30日までは天気が良いとのことで、北沢峠から仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳へのピストンをして、31日に下山する計画。

仙流荘を10時半に出発。最初はカートを使って戸台大橋までの車道をだらだらと歩く。
その後、カートをデポして河原に入っていく。
渡渉を繰り返すのは覚悟していたけれど、なかなか遠めにはルートを見定めるのが難しく、川の幅が狭いところを選んでも急流で引き返さざるを得ないところも多数。

思いのほか時間がかかってしまい、睡眠不足と慣れない河原歩きで疲れてしまい、ビバークすることに決める。
生々しい熊の糞があったので焚火をして暖をとり、夕食は高級ドライフーズのカツ丼(950円)を食べる。

▼2日目
朝、3時半過ぎに起きて準備。5時から暗闇のなか河原歩きを再開。6時半頃、河原歩きの終点近くで同行者がダウンしてしまいシュラフにくるまってしばし休憩。
1時間経っても回復まで時間がかかりそうだったので、長衛小屋で合流することを決めて、1人先を急ぐことに。

八丁坂でガサガサと動く野生動物が見えて、熊の気配を感じて怖くなったが、ラジオを付けて熊鈴を叩きながらひたすら登る。

11時前になんとか長衛小屋に到着。テント場はまったく雪がない。カップラーメンとココアを飲んでひと休みしていたが、同行者がまだ来る気配がないので五合目まで登ってみることにする。

年末最後の平日だったので所用で電波の届くところへ行きたかったのもあり、仙丈ヶ岳は諦めるもせっかく天気が良いので出発。
14時半、五合目の先まで行くも電波繋がらず、長衛小屋に戻ってくると同行者がテントを立てて寝ていた。

夕食はキムチビビンバと尾西のパスタ、セブンイレブンのユッケジャンスープ。今回の食料はお湯で戻せるものばかり。たらふく食べて19時過ぎには就寝。

▼3日目
朝、4時起床。身軽な装備に切り替える。
雪がないので、ワカンは置いていく。
2時間弱で仙水峠に到着、ここは電波がとても良く入るので仕事の連絡などをようやくここでする。

駒津峰を目指すが、雪がまったくない。近づいてくる甲斐駒ヶ岳にも雪がほとんど見当たらない。
ピッケルは要らないと判断して、ウエストポーチにアイゼンだけ引っ掛けて山頂へ。

駒津峰からがまた長く、僅かにある凍結箇所に苦労しながら13時過ぎになんとか登頂。晴れていて富士山も白峰三山も仙丈ヶ岳もバッチリ味わえる絶景でした。

下りも慎重に降りるのでスピードが上がらず、結局暗くなり始めて17時頃に長衛小屋に到着。
足の裏も痛いし、水も無くなってしまったので、食事をとりながら温まって休む。が、31日は大荒れとの予報も聞いていたのと、雨のなか河原歩きは避けたいと思い、今夜中の下山を決意。

これだけ雪が降ってないのであれば林道から下山も可能だろうと予測、19時過ぎに出発。
戸台まで4時間ちょっと、慎重にかつスピーディーに歩きながらなんとか下山。最後の最後で目前に落石があって怖かった。
深夜1時過ぎに仙流荘駐車場に到着、車に荷物を入れていると雨がパラパラと降ってくる。

▼追記
最終日の予報と今季の積雪の状況を踏まえたうえで我々は林道からの下山もありと事前に可能性として計画していたのだけれど、テント場で撤収してる我々を見て下山を決意する男女がいてとても不安になった。
知りうる情報は伝えられるが、それを実行したり判断できるかどうかは本人たち次第なので、短時間で安易にこちらの計画に乗っかられても困る。

あと、かなり夜になってから撤収するというので、その日に泊まる幕営料を小屋から返してもらってたらしい。
泊まってないからという言い分なんだろうけど、その日のチェックアウト時間はゆうに過ぎてるだろうに…。
状況的に我々よりだいぶ後に出発したと思われるので、雨が降れば林道や壁の氷が溶けたりして、雪崩や落石のリスクも増えるだら、ろうから、無事に下山できてれば良いけれど…とても後味が悪かった。

とはいえ、冬季にわざわざ北沢峠まで来るくらいの方たちなのだから、それくらいの準備は折り込み済みで、我々の心配などは全部思い過ごしであって欲しい。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:252人

コメント

情報をいただき、林道から下山したものです。

その節はありがとうございました。入山時より31日の悪天候を考慮していました。
河原ルートは予想以上に悪かったため、駒ヶ岳下山後に途中まででも引き返す計画も頭に入れていました。
しかし、仙水小屋の熊に荒されたような形跡や、河原ルート途中の幕営可能地にあった熊糞を見てきたため
その案はやめにしました。なので、林道歩きをはなから案に入れていなかった私たちにとって
とてもいい考えとなり真似をさせていただきました。
 靴づれをしている足を労る為、1時間ごとに休憩を入れた余裕あるペース配分を取ったため 予想道理の長丁場となりましたが、無事 安全に下山することができ感謝しています。
ご心配までいただきありがとうございました。
また、不快にさせる点もありお恥ずかしい次第です。
(予約の際に1泊にする場合は申し出てもらえればという小屋の主人の言葉に何も考えず甘えてしまったことをとても反省しています。)
               ありがとうございました。

追伸
 下山の際 ゲートにて 地図の入ったモンベルの地図ケースを拾いました。
送らせていただきますので、支障がないならご住所をお知らせください。
2024/1/2 17:47
pi-tiさん
無事に下山出来たのですね、よかったです。
安心しました😊
2024/1/2 18:56
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら