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Yamareco

記録ID: 6448641
全員に公開
雪山ハイキング
八ヶ岳・蓼科

本沢温泉

2024年02月10日(土) 〜 2024年02月11日(日)
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
12:37
距離
16.4km
登り
1,064m
下り
732m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:47
休憩
0:24
合計
8:11
10:21
137
12:38
12:39
80
13:59
14:17
103
16:00
16:00
36
16:36
16:42
92
18:14
18:15
19
18:33
2日目
山行
2:58
休憩
1:05
合計
4:03
18:33
29
9:17
9:23
72
10:36
10:36
6
10:47
10:52
4
10:56
11:50
18
12:08
12:08
5
12:13
12:13
28
12:41
12:41
11
過去天気図(気象庁) 2024年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
小屋手前まで柔らかい雪で足を取られて歩きにくい
みどり池ルートはよく締まっている
2024年02月10日 09:29撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
2/10 9:29
2024年02月10日 10:20撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/10 10:20
2024年02月10日 10:20撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/10 10:20
2024年02月10日 10:56撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/10 10:56
2024年02月10日 11:30撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/10 11:30
2024年02月10日 14:05撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/10 14:05
2024年02月10日 19:05撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
2/10 19:05
2024年02月11日 06:49撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
2/11 6:49
2024年02月11日 06:53撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
2/11 6:53
2024年02月11日 07:38撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/11 7:38
2024年02月11日 10:18撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/11 10:18
2024年02月11日 10:49撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/11 10:49
2024年02月11日 11:00撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/11 11:00
2024年02月11日 11:02撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/11 11:02
2024年02月11日 11:34撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/11 11:34
2024年02月11日 11:34撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
2/11 11:34
2024年02月11日 18:00撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
2/11 18:00
2024年02月11日 18:22撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
2/11 18:22

感想

公共交通機関利用、登山口までタクシーは負けた気がする!というテーマで立てたのが、
バスで稲子登山口まで行き、本沢温泉入口から本沢温泉へ、一泊して翌日に硫黄岳に登って稲子湯に降りて稲子湯旅館でもう一泊、というプランでした

きっとこれ、夏なら全然成立するコースだったと思うんですよね

ただ月曜日に降った大雪と結構なマイナーコース
稲子登山口のところで出会ったおばあちゃんには「冬にここに登るの!」と驚かれ
同じバス停で下りたのは私たち以外にテン泊のソロ男性1人
その彼も、多分私たちが下りたからつられて下りたみたいで、たぶんリエックスまで行く予定だったんじゃないかな…
同じバスに乗ってた他の登山客は、終点のリエックスまで行って2キロ車道あるいて稲子湯から入ると言っていたし

稲子登山口は、かろうじてトレースはあるけど全然踏まれてなくて、サックサクのふわふわ雪
歩く度に足が沈むし3歩に1歩は滑るという、なにこれ苦行?
早々にアイゼンをはずし(雪団子ができまくった)、ワカンもいまいち…結局ずっとツボ足
本来1.5時間程度でつくはずのルート、4時間近くかけてようやく駐車場
駐車場の手前で先行のソロ男性が「駐車場、車1台も止まってないからトレース無いですよ!これは無理だから私は下りますー」と…
実際にはトレース無いのは一部だけで途中からはちゃんとあったんですけど、それも同様にやわやわ雪で歩くのが大変

途中で小屋に連絡を入れ「予定よりも遅れてるけど行くから!ご飯取っておいてください!」と懇願し
ゲート以降もコースタイム1.8くらいのスピードしか出ず
途中で日も落ち…
さすがに小屋から「今どこですか?」と電話が来ました
「ちゃんとご飯残してあるので、気をつけてきてくださいね」という言葉を励みに
ヘッデンつけてテクテクテクテク、ナイトハイク

この季節、本沢温泉に行く人は稲子湯ーみどり池ルートか、天狗とか硫黄からまわってくる人ばっかりなんだね…
YAMAPでもヤマレコでも、ぜんぜんこのコースのレポなかったので薄々気づいてはいたんですが…
みどり池合流から先は、なにこれ!ぜんぜん違う!というくらいしっかり踏まれてる雪で普通に歩けるー
ひたすら気力だけで歩いて出発より8時間30分かけて、やっと本沢温泉
テント場の明かりが見えたときは「この地獄が終わった…」と泣きそうな気分

小屋の人に温かく迎えられ、名物のおでんをつまみに飲んだビールのなんと美味しいことか!
人生で5本の指に入るくらい美味しかった

小屋の人も「私も先週歩きましたけど、7時間以上かかりましたよー」と言われて、それじゃあ私の足で8時間以上かかってもしょうがないな…私の足が遅いだけじゃないよね…

もうお風呂も終わっていたし、翌日絶対もう登れないと思ったので、諦めてにごり酒と日本酒を飲んで
翌朝、石楠花の湯と野天風呂に入って、のんびり下山することにしました
朝の野天風呂は大人気で6人くらいでワイワイいいながら、入れ代わり立ち代わり入れて気持ちよかったー
人が多すぎたので写真は撮れず

しかし下山のみどり池コースはしっかり踏まれてるから、普通にコースタイムで歩けたよね
雪は天気とか状況でぜんぜん違うんだと、身をもって学びました
本沢温泉は一度行ったことがあって、危険のない道だとわかっていたから進んだけど、そうじゃないなら私たちも途中で引き返すべきだったかも

みどり池近くのしらびそ小屋、水不足で喫茶営業していないという話しでしたが、実際にはコーヒーとケーキのセットやカレーは出してくれました
他のお客さんが聞いてたけど、おでんもあったみたい
その日の状況によるのかな?

稲子湯について、早めにチェックインできたので、さっさと布団を敷いて昼寝して昼風呂
初めて泊まった稲子湯、鄙びた雰囲気がスキ
そしてご飯が美味しい!
そこそこご高齢な夫婦&弟さんの3人で回してるということでしたが、すごく気持ちのいい宿でした
とりたてて清潔とか新しいということはないけれど、この価格でこのご飯と居心地とお風呂だったらもう最高だよね
絶対にまた行く!
帰京日は電車の時間に合わせて駅まで送っていただきました

ところで、本沢の夕食でおでんが3人前残っていて「根石岳方面からおりてくる人が迷って遭難して今救助要請している人の分だから、食べられたら食べちゃっていいですよー」と言われ、またしらびそ小屋のおばあちゃんに、「今日はもう天狗で3人遭難してるから!気をつけてね!」と言われ
どちらもニュースでも報道されてましたね
雪山に限らずですが、同じ日に立て続けに事故があると改めて「無事に着いて下りられてよかった」と思わされました

今はふくらはぎの筋肉痛がやばい!
色々な意味で勉強になったけど、本沢の野天風呂と稲子湯のご飯のお陰で良くも悪くも思い出になりました

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