雁坂峠-古礼山-甲武信ヶ岳( 紅葉と霧氷と強風と )
- GPS
- 32:00
- 距離
- 25.1km
- 登り
- 2,183m
- 下り
- 2,175m
天候 | 一日目 晴れ後曇り 二日目 快晴&強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
気温も下がり、各地で冠雪の報告。
そして、小屋閉めの季節です。
各地の紅葉も終了し、低山に移ってきました。
そろそろテン泊も終了ですかね?
というわけ、今年最後(予定)のテン泊登山へ行ってきました。
場所はまだ紅葉が残っていそうな奥秩父。
評判の良い雁坂小屋宿泊で、二日目は甲武信ヶ岳まで行くつもりだが、まあそんときになってから考えようというノリで行ってきました。
のんびり出発し、6時過ぎにみとみに到着。
そして、仮眠。
7時前に起き出して、トイレを済まし、出発。
ここは登山客も多そうだ。
しかし、皆西沢渓谷の方に行き、雁坂峠に行く人はいなかった。
そうなると、微妙なとこなんかな〜と思っていたら、歩き始めから紅葉の連続。
残念なのは対岸にあり、目の前にないことだが、それはそれで全体像が見えて良い。
初日はテン場までそれほど時間かからんし、のんびりと撮影しながら進んでいきます。
しばらく舗装路を進んでいき、橋を渡ると以降未舗装路の登山道。
落ち葉、紅葉の道で気持ちの良い道。
ここは沢登りのルートもあるんですかね?
沢との分岐を示す標識も多かった。
沢が近いためか滑りやすい箇所も多少あったが、問題なく進んでいきます。
しかし、腹もすいてきたので、ちょうど沢の渡渉辺りで昼ご飯。
私はちょいとその沢の上流へ。。。。
・・・行こうとするも、落ち葉の下は沢道特有のヌルヌル道で、途中で引き返す。
ちょい先まで行ってみたかったな。
おにぎりを食し、先へと進む。
沢沿いの道を歩いていき、次第に沢から外れ、上へ上へと登っていく。
その道は落ち葉、紅葉に加え、カラマツが見事。
それに青空が合わされば何とも言えない美しさ。
全くたまりませんな〜
峠も見えてきたし、後ちょい。
・・・と思っていたが、以外に急登で思ったよりも難儀しながら、雁坂峠に到着。
景色は良いが、残念ながら透明度が悪く、遠方があまり見えんな。
記念撮影を済まし、軽く休憩後、雁坂小屋を目指す。
予想よりも下って、雁坂小屋に到着。
お金を払って、本日一番にテントを張る。
そして、ちょっくら古礼山まで足を伸ばすことにする。
思ったよりも稜線までの上り返しがきつい。
そして、稜線に上がると後は基本展望なしの樹林帯。
しかし、この樹林帯。
まさに秩父って感じで良いです。
コケ、木々が綺麗で落ち着く。
上へ上へと登っていくと、水晶山に到着。
展望なし。
というわけで、先へ先へ。
ここから鞍部まで下るわけですが、谷川主稜や栂海新道を経験した身からすると、大したこともなく、そこから急坂を登り返して、古礼山に到着。
ここは秩父に珍しく展望良好な山頂。
記念撮影後、小屋番さんに聞いたちょい先のベンチへ。
このベンチいいわ〜
広いし、人しないし、古礼山の緩やかな山頂も見えるし、景色もよく見える。
ここで、食事。
すでに1時半を過ぎている。
あまり長居すると、暗くなるので、名残惜しいが、引き返す。
小屋までは思ったよりも時間はかからず、1時間弱で到着。
後はテントに戻って、祝杯。
夕飯はすき焼きを食べて、就寝。
二日目
夜は強風で何度か起きるも気にせず再び眠りへ。
3時半前に起床し、軽く撮影。
そして、4時過ぎから朝食準備し、食事。
あいかわず強風。
ゴロゴロするもあまり長居しても仕方ないので、テント撤収。
ちょいとゴロゴロしすぎたせいか日の出時間にテント撤収終了。
急いで、日の出ポイントに移動し、撮影。
ギリギリ間に合った。
さて、先へ進みますかね?
ちょいと連れの体調が微妙なので、行けるところまで、、、
と言いつつ結局甲武信ヶ岳まで行ってしまうわけですがね。
峠までの登り返しも、アップ前だとちょいときついね。
峠にあがると目の前にはマウント富士。
そして、強風。風の音が凄い。
止まっていると凍えてしまうので、先へ進む。
先ずは雁坂嶺へ。
思ったよりも登るし、長い。
しかし、朝の気持ちい光と、立ち枯れの木々の間から見える景色で楽しく登っていけます。少々風による轟音が恐怖を誘いますがね。
思ったよりも歩いて、雁坂嶺に到着。
ここも景色は殆どない。
菩薩と一緒ですね〜
記念撮影して、サッサと進みます。
ここから少し横歩きし、下ります。
下ったあたりから前方に登るべき東破風山がよく見える。
それほどたいしたことないかな?と思っていたが、登り始めると予想以上の急坂。
しかも手を使うところはないので、足オンリー。
風も強いし、結構疲れます。
やっとの思いで登りきり、東破風山山頂に到着。
ここも撮影をして先へ進む。
ここから西は距離的に大したことはないが、いわばのため結構歩きにくい。
また、甲武信ヶ岳からの人も多く、待ち時間多数で思ってよりも時間がかかり、西破風山に到着。
あいかわず展望なし。
もう秩父の山の山頂に展望期待しちゃダメだね。
ここから笹平まで一気に下ります。
しかし、このあたりは景色が良く、前方の木賊山の勇姿が見える。
甲武信ヶ岳から見ると微妙だけど、こっちから見るといい形してる。
イケメンですね。
笹平まで下り、ここで休憩。
避難小屋は非常に綺麗だったが、風は強いが天気も良いし、風を避けながら、外で休憩することにする。
ここは常に富士山も見えるし、いい縦走路ですね〜
いつか奥秩父縦走したいものです。
さて、そろそろ出発しなければ。
ここから先も急坂です。
途中の賽の河原あたりは景色が良いも、足回りが滑りやすい砂なので、推進力が失われます。
それでもえっちらおっちら登っていくと、甲武信ヶ岳への分岐に到着。
ここは当然木賊山でしょう。
何しろ、木賊山手前の分岐でデポするつもりですから。
というわけで、ちょい登ったあたりで戸渡尾根分岐でデポって、甲武信ヶ岳を目指す。
木賊山は撮影して、そのまま通過。
降りていくと、木々に白いものが。。。
まさか!!
そのまさかで霧氷です。
すでに11時過ぎているのに、まだ残っています。
どれほど寒いのか物語っていますね。
今年初の霧氷を撮影して、先へ進む。
小屋を素通りして、山頂へ。
少し歩くと、山頂に到着。
山頂は人が多いも、風が強いためか、皆直ぐに去っていきます。
という我々も撮影後、直ぐに下山。
小屋で軽めの昼食。
そして、木賊山を登り返し、荷物を回収して、休憩なしに一気に下山します。
なんとか暗くなる前に登山口に到着。
歩きで道の駅まで移動し、夕飯を食し、帰路に着いた。
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