冬の赤岳登頂！〜昨年のリベンジ達成、雪上テン泊も満喫、そしてブロッケンも！

2016年01月09日(土) 〜 2016年01月10日(日)

• GPS: 28:09
• 距離: 21.1km
• 登り: 1,507m
• 下り: 1,505m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:18
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:18

10:29 八ヶ岳山荘
11:17 11:17 やまのこ村
11:20 11:20 赤岳山荘
11:27 11:27 美濃戸山荘
12:34 12:34 堰堤広場
13:47 赤岳鉱泉

2日目

• 山行: 7:21
• 休憩: 1:58
• 合計: 9:19

5:16 赤岳鉱泉
6:01 6:03 行者小屋
7:14 7:14 地蔵の頭
8:02 8:02 赤岳頂上山荘
8:23 8:24 赤岳
8:35 8:38 竜頭峰
8:54 8:54 文三郎尾根分岐
9:45 9:46 行者小屋
10:20 12:07 赤岳鉱泉
13:06 13:09 堰堤広場
13:42 13:42 美濃戸山荘
13:50 13:50 赤岳山荘
13:52 13:52 やまのこ村
14:32 14:33 八ヶ岳山荘
14:35 ゴール地点

天候

1日目：晴れ、2日目：概ね晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：茅野駅→バスで美濃戸口
帰り：美濃戸口→バスで茅野駅

コース状況／危険箇所等

昨年と比べて極端に雪が少ないです。美濃戸口、美濃戸あたりはほとんど雪はありませんが、路面が凍結していて、滑りやすいです。滑り止めやチェーンスパイクがあると歩きやすい。
赤岳鉱泉、行者小屋より上は12本爪アイゼンとピッケルが必要です。地蔵尾根のナイフリッジはそれほど雪が付いてないおかげで歩きやすかった。しかし、木段や鉄の階段、岩が露出している所が多数ですので、アイゼンを引っかけないように注意してください。

その他周辺情報

下山後はいつもどおり上諏訪駅に行き、日帰り温泉の片倉館に立ち寄りました。

写真

1/9 10:30

美濃戸口に到着。登山届を出して出発！

1/9 10:38

途中、凍りついた渓谷

1/9 11:21

お、阿弥陀岳が見えてきた

1/9 11:27

美濃戸山荘に到着、休憩

1/9 11:45

ここからの登山道は雪がありませんが、凍結していて滑りやすい

1/9 12:44

凍ったせせらぎが美しい

1/9 13:17

だいどうしん、しょうどうしん

1/9 13:17

雪がほどほどに付いてきた

1/9 13:22

ここは一番凍っていたところ

1/9 13:45

赤岳鉱泉に到着。今日はここまで

1/9 14:42

早速、マイテントを張る。夕食まで少し寝る

1/9 16:54

赤岳鉱泉の夕食！テン泊ですが、夕飯はここの食事が食べたかったので。いつもどおり美味しい

1/9 22:03

夜中、寒くて、そしてトイレで目が覚めた

1/10 3:14

零下4度ぐらいかな

1/10 3:14

やはりテントの中は霜でびっしり

1/10 5:18

朝4時に起きて、軽く朝食を済ませ、5時に出発

1/10 6:23

地蔵尾根を登っているところで夜景が綺麗だったので撮影したが、失敗（笑）

1/10 6:23

いつもの地蔵尾根ですが、夜はまた雰囲気が違う。今年は雪がないので登りやすい。有名なナイフリッジも問題なく通過

1/10 7:14

稜線上のお地蔵さん。寒い中大変ですね。やはり風が強くて寒い。上がる前にミドルウェアを着こんで正解

1/10 7:19

雲が多いが、雲の合間に富士山が見えた！

1/10 7:19

赤岳天望荘が見えてきました。この時期にオープンしているのはありがたい

1/10 7:19

登山者が続々と登ってくる

1/10 7:20

富士山をアップで。赤岳からの富士山はいつ見ても素晴らしい

1/10 7:20

日が差しこんできた。晴れそう！

1/10 7:20

お、ブロッケン現象ですよ！

1/10 7:43

岩と雪とのミックス。そしてこの斜度。気を付けて歩きます

1/10 7:48

赤岳頂上山荘も見えてきた

1/10 7:56

ここを登りきると山荘と山頂

1/10 7:56

まさに雲上

1/10 7:56

絵になる光景ですね

1/10 8:07

山荘のすぐ先が山頂ですね

1/10 8:09

赤岳山頂に到着！

1/10 8:13

三度目ですが、冬の赤岳は初めて、ようやく登れました

1/10 8:14

しっかりと記念撮影！1年越しのリベンジ達成

1/10 8:10

中央アルプスは目の前

1/10 8:10

南アルプスもこのとおり

1/10 8:22

富士山は美しい

1/10 8:23

雲がかかった阿弥陀岳。奥には御嶽山

1/10 8:25

アルペン的な光景

1/10 8:26

権現、編笠方面は雲の中

1/10 8:26

ズームしない富士山方面。馴染みの光景ですが、素晴らしいです

1/10 8:32

山頂での風景を楽しんだ後、初めての文三郎尾根経由で下山。ここは権現との分岐

1/10 8:32

急だ。地蔵尾根といい勝負

1/10 8:57

阿弥陀への分岐。阿弥陀も登りたかったが、今回はパス

1/10 8:57

阿弥陀岳と中岳。素晴らしい

1/10 8:57

横岳と硫黄岳。下から人がいっぱい登ってくる。途中、渋滞に巻き込まれました

1/10 9:07

ちょっと角度をずらした阿弥陀と中岳

1/10 9:07

奥には諏訪湖が見える

1/10 9:08

赤岳を見上げる。クライミングをしている人たちがいますね

1/10 9:17

霧氷がかかった木々。今年はちょっと少な目

1/10 9:17

赤岳天望荘あたりの稜線を見上げる

1/10 9:17

これは横岳の稜線。冬は難しいだろうな

1/10 9:17

ここまで下りると、阿弥陀岳と中岳はほとんど同じ高さに見える

1/10 9:31

ここまで下りると一安心

1/10 9:34

阿弥陀岳は貫録があります

1/10 9:37

阿弥陀岳方面への分岐

1/10 9:44

行者小屋前、赤岳鉱泉と同じく、テントがいっぱい。

1/10 9:54

赤岳鉱泉へ急ぐが、せっかくですので寄り道

1/10 9:58

中山展望台に登ってみました

1/10 9:58

横岳！

1/10 9:58

赤岳！後光が

1/10 9:58

阿弥陀岳と中岳

1/10 9:58

そして硫黄岳も。この展望台は寄る価値があります。周辺のお山全部見えました

1/10 10:31

赤岳鉱泉に戻ってきました

1/10 10:33

テントは日差しですっかり乾いていました。テントを撤収します

1/10 12:00

片付けが終わり、赤岳鉱泉でお食事を。スタンダードにビーフカレーを。腹ペコでしたので、あっという間に平らげてしまいました

1/10 12:20

アイスキャンディーもこんなに成長してます。赤岳鉱泉、さようなら！また来るよ

1/10 13:23

単調な道が続きます。ここら辺は苔むして全然雪がありません

1/10 13:26

脇の水路は凍っています

1/10 13:38

このような凍結箇所がいっぱいあります。アイゼンをつけたまま下山している人も多い。自分は滑り止めがあったので助かった

1/10 13:43

美濃戸まで下りてきました

1/10 13:49

これが私の秘密兵器の滑り止め。酷使したので、鉄鋲がいくつか外れてしまった

1/10 14:32

そして単調な道は続き、美濃戸口に到着。お、バスが来ている。15分後に出発とのこと、急がねば

1/10 14:37

八ヶ岳山荘で、いつもの瓶のコーラを急いで飲む。バス券を購入し、バスに乗りこむ。お疲れ様でした！

1/10 16:27

茅野駅から上諏訪駅に移動し、いつもの片倉館へ。ここの温泉はお気に入りです

1/10 21:04

お土産に諏訪湖豆を買ってみた。なかなかイケル

撮影機器：

iPhone 6s Apple

FinePix XP70 富士フイルム

感想

mamamiyan

昨年の1月、強風のため撤退していた赤岳についに登頂することができました！

今年は雪が少なく、そして天気も良かったので、ボーナスステージだったのかもしれませんが、1年間、雪山や夏山で十分に訓練してきて、その成果が存分に発揮できたのではないかと思います。

赤岳の山頂に立つのは、昨年の10月以来、2か月ぶりですが、晴天の日の山頂は何度立っても感動ものです。360度、他の山々をひととおり見渡せて展望が本当に素晴らしい山です。

そう、ブロッケン現象も見ることができたのも驚きでした！初めてです。

そして、赤岳鉱泉での雪上テント泊。今までの経験を活かし、ほぼ快適に過ごすことができました。

夕飯は自炊せず赤岳鉱泉で。豚しゃぶと焼き魚。こんな山の中でこれらを食べられるのは幸せです。平日はステーキが出るようですので、今度はぜひこれを食べてみたい。

今回の赤岳登頂はいい経験になりました。これからも雪山を安全登山で挑みたいと思ってます。

そして、さらに経験を積んでから、雪山の阿弥陀岳か、横岳・硫黄岳の縦走をしてみたい！またいつか冬の日に訪れたいです。