雪がない「恵那山」（三河高原の最高峰）

2016年03月27日(日) [日帰り]

• GPS: 07:05
• 距離: 12.3km
• 登り: 1,154m
• 下り: 1,139m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:09
• 休憩: 1:49
• 合計: 6:58

5:25 林道ゲート
5:45 5:45 恵那山広河原ルート登山口
6:30 6:30 ４合目（休憩所）
7:13 7:20 １，９９３ｍ展望地
7:49 7:52 恵那山一等三角点
8:02 8:02 恵那山頂避難小屋
8:09 8:13 恵那山
8:19 9:09 恵那山頂避難小屋
9:16 9:22 恵那山一等三角点
9:44 10:07 １，９９３ｍ展望地
10:48 10:53 ４合目（休憩所）
11:49 11:49 恵那山広河原ルート登山口
12:12 12:23 林道ゲート
12:23 ゴール地点

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中央自動車道(下り) 飯田山本ICより約30分。　
中央自動車道(上り) 園原ICより約10分 。

コース状況／危険箇所等

・中央自動車道 飯田山本IC より 駐車場の間にコンビニは3軒有り。
　ただし、 園原IC からは駐車場の間にコンビニは無いので注意すること。
・駐車場トイレは冬季休止のため、昼神温泉WCを使用する。
・雪庇には注意すること。下りで登山道から外れないように注意。
・[熊除け鈴」も この季節は必需品。
・登山ポストは駐車場と登山口に有り。

その他周辺情報

温泉は、昼神温泉

写真

伊那谷の造地形史−飯田市美術博物館 1995年3月
右下　ブロック配置図参照　恵那山は三河高原ブロックです。

3/27 5:22

5:25　広河原コース　駐車場<EL.1,140m>発

3/27 5:41

5:41
例年だと、短いトンネルを抜けると残雪が見えるのですが、今年は無し。

3/27 5:44

5:44　広河原登山口<EL.1,253m>
周辺の山にも雪は全くありません。

3/27 5:45

5:45　人道橋

3/27 5:46

5:46
前を歩くのは、出発時が一緒だった百名山登頂を目指す秋田からの青年。

3/27 5:55

5:55　1合目

3/27 6:07

6:07　2合目

3/27 6:19

6:19　3合目
例年ならば、この辺りからアイゼンを履くのですが。

3/27 6:28

6:28　申し訳ない程度に雪があります。

3/27 6:30

6:30　4合目（休憩所）
以前は休憩所の標識があったのですが。

3/27 6:38

6:38　5合目

3/27 6:42

全く雪がありません。

3/27 6:47

雪があっても笹が出ています。

3/27 6:51

6:51　6合目

3/27 7:02

7:02　7合目手前の泥岩の露頭。
いつも凍っている所です。少し注意して登ります。

3/27 7:03

7:03　7合目

3/27 7:19

7:13　　1,993mの展望地着
これより上は森林帯となります。

3/27 7:13

左より御嶽山、乗鞍岳、穂高連峰。

3/27 7:14

中央アルプス。手前は富士見台。

3/27 7:14

左より　八ヶ岳連峰、南アルプス鋸岳〜荒川岳

3/27 7:14

左より　南アルプス農鳥岳〜光岳

3/27 7:14

南アルプス南部

3/27 7:14

蛇峠山と恩田大川入山

3/27 7:15

聖岳と上河内岳の間にうっすらと富士山も確認できます。

カシミールで富士山の位置を確認。合っていました。

3/27 7:29

7:29　8合目

3/27 7:37

7:37　9合目

3/27 7:40

百名山登頂を目指す秋田からの青年と合う。
三角点のピークで引き返したとのこと。

3/27 7:49

7:49　恵那山一等三角点着
雪が無かったため駐車場より2時間25分で到着。

3/27 7:50

三角測量でトランシットを据え付けを行うような櫓。

3/27 7:58

山頂小屋へ向かう途中のなだらかな山頂尾根。

3/27 8:02

8:02　恵那山山頂小屋<EL.2,191m>

3/27 8:09

恵那山最高地点の北側「三乃宮社　神明社」

3/27 8:09

三河高原の山が確認できます。寧比曽岳、段戸山、黒田貯水池等。

3/27 8:09

奥矢作風力発電所

3/27 8:10

恵那市と笠置山。右側遠くの白い山は姥ヶ岳方面。

3/27 8:10

天気が良ければ名古屋方面も見えます。

3/27 8:10

白山方面

3/27 8:11

御嶽山と乗鞍岳

3/27 8:18

最高地点の東側「四乃宮社　熊野社」へ移動。

3/27 8:20

御嶽山

3/27 8:20

乗鞍岳、穂高連峰

3/27 8:21

中央アルプス、手前は富士見台

3/27 8:21

南アルプスは全て見えます。
代表して塩見岳〜茶臼山

3/27 8:21

黒法師岳も

3/27 8:25

恵那山山頂小屋裏の岩場より

3/27 8:46

8:46　小屋での昼食。

3/27 9:07

頂上のトイレ

3/27 9:19

9:19　恵那山一等三角点で記念写真

3/27 9:20

展望できない櫓で記念写真

3/27 9:36

9:36　八合目
来た道を下ります。

3/27 9:45

9:45　　1,993mの展望地着

3/27 9:45

すっかり良い天気。

3/27 9:46

すっかり良い天気。

3/27 9:55

飯田市方面

3/27 9:56

やっと二人目の登山者と会う。

3/27 10:07

写真を撮り合ったあった三重県からの4人パーティ。
お互いヤマレコで公開する約束。

3/27 10:46

雪のない恵那山を振り返る。

3/27 12:15

12:15　駐車場着

3/27 12:16

登山者の皆様へ

撮影機器：

FinePix F600EXR 富士フイルム

感想

JJ0JVL

　「雪がない」といっても例年に比べた話です。3月下旬なのに、いつもなら雪で覆われている5合目から7合目の笹原尾根の雪が少なく笹が出ています。4月下旬の様相です。このままでは4月中旬には笹尾根の雪はすっかり溶けると想います。恵那山特有の雪融けのぬかるみで、黒い泥水に汚れずに歩くのもラストチャンスです。
　この日、恵那山に登っていた人数は、出発時が一緒だった百名山登頂を目指す秋田からの青年1人、帰路での展望地で写真を撮り合ったあった三重県からの4人パーティ、3合目で会った男性1人で小生を含め7人でした。
　また、笹原尾根の最高点である展望地からは、往路での朝方、聖岳と上河内岳の間にうっすらと富士山も確認できました。
　
　恵那山の山頂は、隆起準平原を遺すかまぼこ型で標高は南側の一等三角点は2,190.3mですが、地形図には山頂小屋北西側の100mほどのところに2191mと表示されており、この場所が恵那山の公式標高です。国土地理院「日本の山岳標高一覧 −1003山−」　http://www.gsi.go.jp/KOKUJYOHO/MOUNTAIN/mountain.html
　山頂での展望箇所は、
1．最高地点の北側「三乃宮社　神明社」　白山、御岳山、乗鞍、中央アルプス、南アルプスの一部、三河方面、恵那・中津川市等
2．最高地点の東側「四乃宮社　熊野社」　中央アルプス、八ヶ岳、南アルプスの全域、富士山、伊那谷等
3．山頂小屋背後の岩塔　2.と同様　
　恵那山の展望台に登っても「樹林の中で展望は全くない。」なんて言わないで下さい。恵那山は大きいのですから。

　恵那山は、地形的には木曽山脈(中央アルプス)ではなく三河高原の北東端に位置付けられ、中央アルプスの南端部と恵那山がある三河高原地塊とは横ずれ断層による隆起部と盆地部とにブロック化しています。
「日本の地形5　中部　東京大学出版会P.165　恵那山」では
『登山ガイドなどでも中央アルプスとして恵那山までを含めている。恵那山は独立峰でなく、三河高原の最北西部に位置し、最高隆起部である。(1995.松島信幸）』

コメント

hiroki250

ありがとうございました。
7合目付近でお会いした三重県民です。
色々と教えてくださってありがとうございました。

JJ0JVL

Re: ありがとうございました。
hiroki250 様
　レコ拝見させていただきました。早速の写真UPありがとうございます。
　深田久弥氏の「日本百名山」で書かれている山頂（展望地）は山頂小屋を登った所の「三乃宮社　神明社」「四乃宮社　熊野社」　と思われます。
　夏は、笹原の尾根を歩くと朝露で全身ビッショリ濡れます。秋の紅葉シーズンもお薦めします。