西丹沢自然教室〜檜洞丸〜蛭ヶ岳〜丹沢山〜塔ノ岳〜大倉BS

2016年04月30日(土) [日帰り]

• GPS: 10:07
• 距離: 23.2km
• 登り: 2,301m
• 下り: 2,552m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:45
• 休憩: 2:09
• 合計: 9:54

8:44 神奈川県立西丹沢自然教室
8:48 8:51 ツツジ新道入口
9:15 9:15 ゴーラ沢出合
9:41 9:57 展望台
10:26 10:26 ツツジ新道・石棚山稜分岐
10:35 11:03 檜洞丸
11:06 11:06 青ヶ岳山荘
11:26 11:26 源蔵尾根下降点
11:30 11:30 金山谷乗越
11:45 11:45 神ノ川乗越
12:01 12:22 臼ヶ岳
12:39 12:39 ミカゲ沢ノ頭
13:20 13:33 蛭ヶ岳
13:34 13:35 蛭ヶ岳山荘
13:46 13:46 中ノ沢乗越
13:50 13:51 鬼ヶ岩
13:55 13:55 鬼ヶ岩ノ頭
14:04 14:04 棚沢ノ頭
14:12 14:12 不動ノ峰
14:16 14:19 不動ノ峰休憩所
14:22 14:23 箒杉沢ノ頭
14:28 14:29 早戸川乗越(鳥屋ブッコシ)
14:43 14:47 丹沢山
14:47 14:58 みやま山荘
14:59 15:01 丹沢山
15:14 15:15 竜ヶ馬場
15:28 15:28 日高
15:47 15:47 尊仏山荘
15:48 15:59 塔ノ岳
16:11 16:13 金冷シ
16:17 16:17 花立
16:22 16:23 花立山荘
16:41 16:41 天神尾根分岐
16:58 17:05 堀山の家
17:12 17:12 堀山
17:23 17:23 駒止茶屋
17:54 17:54 見晴茶屋
17:57 17:58 雑事場ノ平
18:14 18:15 観音茶屋
18:34 18:34 大倉山の家
18:38 ゴール地点

檜洞丸、臼ヶ岳までは早いペースで登った。バディが体調不良となり、臼ヶ岳以降はゆっくりペースで進む。
1泊2日で行く方が色々楽しめると思う。

天候

晴れのち曇り時々雨のち晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

<往路>
小田急線新宿駅＞小田急線新松田駅
富士急湘南バス　新松田駅＞西丹沢自然教室
<復路>
神奈川中央交通バス　大倉＞渋沢駅
小田急線渋沢駅＞小田急線新宿駅

コース状況／危険箇所等

鎖場はあるが、鎖を使うほどでもないし、両手両足を使って登れば問題なし。
ただし、急坂なので、雨で斜面が濡れると大変かも。
不動ノ峰で給水しようと不動ノ峰休憩所へ立ち寄ったが、水場から戻ってきた先人いわく、斜面をかなり降りたものの水場と思える場所はなかったとのこと。
水は十分用意すること。

写真

4/30 6:56

06:50頃の小田急線新松田駅。写真は無いけど、07:20発の西丹沢自然教室行のバス前は登山客による長蛇の列。

4/30 8:37

08:30頃の西丹沢自然教室前。増便、定期便あわせて、始発到着時刻に3台のバスが到着した。

ピーカンで天気よし！

4/30 9:13

来たぜ、ゴーラ沢出合。

4/30 9:13

渡渉は、素直にうれしい。

4/30 9:14

すごくキレイ。この真ん中のお手製石橋を渡る（渡渉その1）。

4/30 9:15

渡渉その2。

4/30 9:40

遠くに富士山。まだ良い天気。

4/30 9:40

富士山ズーム。でも、これがカメラの限界。

4/30 10:37

一度は来たかった檜洞丸（ひのきぼらまる）に到着。山頂は、広くて明るい。

4/30 10:47

これから目指す（左から）蛭ヶ岳、丹沢山、塔ノ岳。

4/30 11:27

臼ヶ岳へ登る筋トレ階段。しかし、良くもこんなモノをこんな所に作ったなと登山道管理のプロのお仕事にプチ感動。

4/30 12:02

臼ヶ岳到着。人少なく、山頂には3組程度。

4/30 12:02

さっきまで山頂が見えていたのに、分単位で雲が濃くなる。出発時には、蛭ヶ岳が全く見えなくなる。

4/30 12:42

道中は、ずっとこんな感じでまっ白。しかも風が強く、バラバラと雨が時々降ってくる。

4/30 12:56

蛭ヶ岳への階段。先が見えないし、風が強いしで散々。しかも、寒い。

4/30 13:19

蛭ヶ岳到着。かなり近づいてパチリ。

晴れてれば、こんな感じで富士山とのコラボが見えたのに。丹沢山系の素晴らしさを実感した日だった（2015年5月2日撮影）。

4/30 13:19

遠目にパチリ。ものすごく残念な景色というか何も見えない。さっさと先へ進む。

4/30 13:54

蛭ヶ岳〜不動ノ峰手前の尾根。草の緑と風景の抜け具合が最高にイイ場所だったはずが、まっ白。

4/30 14:59

丹沢山へ到着。
ここで一句。「みやま山荘は別世界。ビールにテレビに山ガール。外はまっ白、風びゅーびゅー」。

山荘外の気温計は6度を指している。寒いわけだね。

4/30 15:00

後ろ髪引かれながら、丹沢山を出発。

4/30 15:03

ザ塔ノ岳。この後、天気が劇的に回復する。

4/30 15:13

振り返ると、蛭ヶ岳、臼ヶ岳、檜洞丸。

4/30 15:17

相模湾方面。海が見える。

4/30 15:22

お天道様現る！なぜ太陽に様とつけるのか、身をもってよーく分かった。気温がぜんぜん違う。振り返って、蛭ヶ岳、臼ヶ岳、檜洞丸再び。

4/30 15:31

今日いちの桜、マメザクラかな。苔むして折れ曲がった幹とピンクと青空のコントラストが素晴らしい。〇〇流のお家元もびっくりぽんな美しさ。

4/30 15:49

逆光バリバリの塔ノ岳山頂。ピーカンで暑いほど。

4/30 16:00

神奈川県警ヘリ「おおやま」が塔ノ岳山頂を旋回しながら、下山するようアナウンス。こんなの初めて見たけど、時計は16時だからね。CTで大倉BSまで降りて18時半。この時間で山頂にいる子連れ登山隊、どうするのだろう。山小屋に泊まるのかな。

4/30 16:10

塔ノ岳から大倉BSに向かう途中のナイスな尾根道。

4/30 16:23

立花山荘から富士山。もうすぐ夕暮れ。

4/30 18:27

大倉手前の窯。夕暮れの電球色が良い雰囲気。

本日のリザルト。総平行移動距離は25.41km。総上昇距離は2280m。大倉BSに到着した頃は、ガーミンも画面が夜仕様に変わってた。

撮影機器：

LUMIX DMC-FT1 パナソニック

装備

個人装備

ルーファス8 グレゴリー2Lハイドレーション 菓子パン2個 柿ピー小4袋 アミノバイタル2パウチ 上下着替え一式 ヘッ電 予備バッテリー カメラ iPhone6S 救急セット モンベルのメリノウールT 速乾性のパタゴニアT MHWゴーストライトジャケット MHWビズルパワータイツ ダーンタフ・ノーショーソックス アディゼロ・マナ MHWセタ・ランニング・ゲイター

共同装備

Garmin GPSMAP 62s 　地図

感想

voldemord

2回目となる丹沢主稜縦走。今回は、西から東へ抜けてみる。
バディは、I田氏。筋トレにいそしむナイスガイ。
トレラン仕様で集合し、西丹沢自然教室を出発する。
出だしからペースの上がらないI田氏は、聞くと病み上がりでトレーニング不足とのこと。待っては進むを繰り返しながら檜洞丸、臼ヶ岳へ到着する。
ペースが上がらないI田氏と相談して、臼ヶ岳から先は牛歩で進むことを決定。
が、しかし天気が急降下。
体調不良に悪天候。悪いことは続くというけど本当だった。
まっ白で強風が吹く中、先へ進む。半そで2枚の重ね着とアームカバーとペラペラなウィンブレだと、動いていないと寒いくらい。
夏山手袋をしていたが、手がかじかんでくるほどに気温が下がり始める。
幸いにも雨は少なく、時折バラバラと降る程度。
蛭ヶ岳山頂は、写真の通りまっ白。1本入れてから、丹沢山を目指して出発する。
強風、雨、寒さの三重苦の中ではあったが、自然を体感している心地よさがあって、「丹沢最高！」と改めて思ってしまった。
丹沢山頂のみやま山荘で一句読み、塔ノ岳手前で見事な桜の生け花（ではないけど）に感動し、塔ノ岳に到着した頃にはピーカンのちょー青空。
山頂には宴会する人、写真を撮ってきゃーきゃー楽しむ家族連れがそれぞれのスタイルで塔ノ岳を楽しんでいる。
そんな塔ノ岳山頂の普通の光景が妙にうれしく、また劇的に変わる天気の中での山行は、コワイけど楽しい、と本日を総括して大倉BSへ向けて下山した。
最終バスに飛び乗って、最後は駅前のラーメン店でスーパー・ハイ・カロリーのラーメン（かき揚げ＋チャーシュー2枚入り）と餃子と生ビールを頂き、帰路についた。
丹沢主稜縦走、苦行だけど楽しい山行だった。