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雪山ハイキング
槍・穂高・乗鞍
上高地〜徳沢〜涸沢:残雪の涸沢カールと満開のニリンソウを巡る旅
2016年05月14日(土) 〜
2016年05月15日(日)
体力度
6
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 33:50
- 距離
- 41.3km
- 登り
- 1,781m
- 下り
- 1,775m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:23
- 休憩
- 1:59
- 合計
- 8:22
13:58
2日目
- 山行
- 6:05
- 休憩
- 2:42
- 合計
- 8:47
15:19
天候 | 5/14(土)晴れ→曇り時々晴れ 5/15(日)快晴→晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:上高地BTより高速バスせせらぎ号で長野駅、北陸新幹線へ乗り継ぎ |
コース状況/ 危険箇所等 |
上高地〜横尾 ところどころ土砂崩れ、落石の跡があります。数日前には落石で一部通行できない区間もあったようです(明神−徳沢間、迂回路あり)。 横尾〜本谷橋 雪渓を横切る箇所が2つ。そのうち1つは崩れそうなスノーブリッジの上を歩く部分もあります。それ以外は雪のない夏道です。 本谷橋はすでに架かっています。 本谷橋〜涸沢 夏道を上りますが、はじめのうち雪のトラバースと夏道が交互に出てきます。夏道が完全に見えなくなるとダケカンバの間をくぐったり跨いだりして、その後雪渓を直登です。 トラバースの道は、トレースがしっかりと付いていてマーキングや雪切りもされていますので、慎重に歩けば問題ありませんが、滑って転んだり、躓いたり、は厳禁です。すれ違いにも注意が必要です。 |
その他周辺情報 | 小梨平のキャンプ場で「小梨の湯」を利用(¥600)。 ザックは更衣室に持ち込めません。鍵付きのロッカーあり(無料)。 温泉ではありませんが、こじんまりとしたきれいなお風呂です。 上高地アルペンホテルの外来入浴受付時間が早め(たしか14:00)に終わってしまうので、使い勝手が良いです。 |
写真
感想
−徳沢のニリンソウ情報−
今年は暖冬少雪の影響でいろいろなお花の開花時期も早め早めになっているような感じですね。ここのニリンソウも例年より10日から2週間くらい早く咲いているようです。
実はGW中に早くも五分咲き、との情報が出て、間に合わないのでは、とあせりました。結果的にはこの週末はいいお天気に恵まれて、ほぼ満開といえるようなお花見ができました。
この先一週間くらいは見頃ではないかと思います。
−涸沢への道ー
こちらも残雪が非常に少なく、雪山初心者の自分にとっては歩きにくい部分がありました。特に上りでは、本谷橋より先で雪道と夏道が交互に出てくるため、アイゼンを履くタイミングを逸してしまい、結果として一番アイゼンを履くべきだったトラバースの雪道をアイゼンなしで上ってしまうことになりました。こういう判断は本当に難しいですね。
雪が緩む前の朝早い時間帯は軽アイゼンとストックで快適に歩けます。雪慣れしている方はアイゼンなしでも問題なく歩いておられました。
涸沢より上の北穂、奥穂、前穂へは完全冬山装備と技術が必要なのはいうまでもありません。
本谷橋付近、両岸とも嫌な感じで土砂が崩れています。この先、梅雨時などは注意が必要かと思います。
数年来、見たいと望んでいたこの時期の徳沢のニリンソウ。
去年は自分のスケジュールと天候が合わず時期を逃してしまったので、今年こそは、の思いで出かけてきました。
そのニリンソウに加えて涸沢で残雪の穂高を眺める、という贅沢な旅。
穏やかな天候、壮大な景色、春の花々、新緑の木々、爽快な水の流れ、すべての自然の恵みにに感謝の気持ちでいっぱいです。
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