中房温泉〜燕山荘〜大天井岳〜常念岳〜一の沢登山口

2016年05月29日(日) 〜 2016年05月31日(火)

• GPS: 21:59
• 距離: 23.6km
• 登り: 2,422m
• 下り: 2,547m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:30
• 休憩: 2:05
• 合計: 10:35

7:41 中房温泉
8:11 8:16 第１ベンチ
8:40 8:49 第２ベンチ
9:24 9:24 第３ベンチ
10:00 10:12 富士見ベンチ
10:42 10:51 合戦小屋
11:05 11:15 合戦山(合戦沢ノ頭)
12:23 13:22 燕山荘
14:13 14:13 蛙岩
14:37 14:45 大下りの頭
16:54 16:54 小林喜作レリーフ
16:58 17:08 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐
18:00 18:03 大天井岳
18:16 大天荘

2日目

• 山行: 6:59
• 休憩: 2:20
• 合計: 9:19

8:20 大天荘
10:45 10:46 東天井岳
12:57 15:10 常念小屋
16:38 16:44 常念岳
17:39 常念小屋

3日目

• 山行: 3:24
• 休憩: 0:20
• 合計: 3:44

6:16 常念小屋
7:02 7:20 最終水場
8:15 8:15 笠原沢
8:39 8:40 烏帽子沢
9:00 9:00 王滝ベンチ
9:51 9:51 山ノ神
9:58 9:59 一ノ沢登山口
10:00 ゴール地点

天候

29日晴れのち曇りのち雨　30日雨　31日晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー 自家用車

行き
（車）安曇野IC-(20分ほど）-しゃくなげ荘登山者用P（無料・しゃくなげ荘南側の赤松林に約50台ほど）
（定期バス）しゃくなげ荘発6：50‐7：25中房温泉　1200円
・この時期満員で乗れない事は無いそうです。

帰り
（タクシー）一の沢登山口−しゃくなげ荘登山者用Pまで、4400円
携帯は笠原より下部は繋がり難いので、それまでにタクシー会社に電話か、常念小屋にて予約しておく事（100円）

中房温泉行き定期バス会社もタクシー会社も南安タクシ−（0263-72-2855)
http://www.nan-an.co.jp/

コース状況／危険箇所等

〈合戦尾根〉
・合戦小屋上部から雪あり（アイゼン無しでも大丈夫でした）
〈燕山荘〜大天井岳〜大天荘〉
・大天井岳へは直登ルート（ザレ場で浮き石も多い）特に明確な案内も無く足跡頼りに歩いた。途中雷鳥（♀）が先導してくれた（笑
〈大天荘〜東大天井岳〜常念岳〉
・東大天井岳下の常念へ向かう道標の所はガスが発生してると分かり難い。雪渓を左に大きくトラバース下降すると夏道あり。（前日の雨でトレースが無く、ガスガスで先の夏道が見えなくて道迷いした）アイゼン無しで大丈夫でした。
・常念岳へはガレガレ場で転ばないように
〈常念小屋〜一の沢登山口〉
雪渓歩きあり（アイゼン無しでも大丈夫でした）端っこは踏み抜くので慎重に。
ザレ場、渡渉箇所が多数、下山の方が大変かも。


※6本アイゼン＆ピッケル持参しましたが、使用しないで済みました。今年は昨年以上に雪が少ないとおっしゃってたので、例年だと通用しない事かもしれません。

その他周辺情報

下山後温泉：駐車場隣の健康館410円

しゃくなげ荘登山者用駐車場近くに足湯[八面大王足湯]＆電気つくトイレあり
足湯24時間使用可

写真

5/29 6:31

しゃくなげ荘登山者用駐車場の傍の足湯[八面大王足湯]
バス停もすぐ

5/29 7:30

バスで中房登山口へ

5/29 8:06

午後は天気が崩れる予報なのよね

5/29 8:47

各ベンチでは必ず休みながら
第二ベンチ

5/29 10:47

合戦小屋
暑いんですけど

5/29 11:12

今回はあそこを歩くよ〜ん
けっこう夏道で上まで来れた

5/29 11:16

雪無いねぇ
しかし暑い

5/29 11:17

ここから雪、暑くて熱中症気味に
雪の上で少し休んで復活

5/29 12:10

槍も見えてきた

5/29 12:32

燕山荘着

5/29 12:37

中でランチ

5/29 13:27

さ〜て槍の方の道に行くよ

5/29 13:27

燕はまたね

5/29 13:48

燕岳と燕山荘を振り返る
緑がきれいです

5/29 14:00

と、雷鳥くんがすぐそばに

5/29 14:09

う〜ん、怪しい雲が…。
予報通り

5/29 14:12

こんなとこや

5/29 14:15

大天井岳まで5.6kmですか…。

5/29 14:34

ハイマツをまたいで雪渓の縁を歩きます

5/29 14:34

滑らないように

5/29 14:36

足元はズーンと下に落ちてます

5/29 14:39

右の眺めは最高

5/29 14:40

前に大天井岳、大天荘が見えてきた！！
けっこう急＾＾；

5/29 14:41

大下りの頭
もう少しで槍に雲が。

5/29 15:17

アップダウンの繰り返し
ふい〜ーー；

5/29 15:22

ますます怪しい雲

5/29 15:29

槍を眺めながら進む

5/29 15:37

右に落ちないように、ここは慎重に

5/29 15:45

歩いてきた稜線を振り返る
燕があんなに遠くに

5/29 16:20

あの斜めに見えるトラバース道は、まだ危険だから直登するようにとすれ違った方に伝授された

5/29 16:25

雷鳥のオスとそっくりな色の岩岩

5/29 16:30

とうとう雲の中に槍が入って見えなくなる

5/29 16:51

喜作レリーフ横のはしごを登り

5/29 17:02

槍ヶ岳への分岐

5/29 17:23

直登道は○印等は無く分かり難い
そんな所へ雷鳥ちゃんがひょっこり、道案内してくれた

5/29 17:32

3m先をずっと歩いてくれた
ありがと❤

5/29 18:03

そんなこんなで山頂

5/29 18:03

大天井岳山頂
残念ながら槍＆穂高が雲の中

5/29 18:05

下に大天荘が見える
この後雨

5/30 7:15

ここから出入りします
つっかえ棒はあり

5/30 8:04

2日目雨、夜中凄い暴風雨
お世話になった大天荘冬季小屋

5/30 8:05

大天荘さんはまだやってません
バッチ欲しかったなぁ

5/30 8:35

ガスガスなんで雷鳥君いっぱいいました

5/30 9:02

ミネズオウかわいい！

5/30 9:11

東天井岳を巻いて

5/30 9:21

けっこうな雪渓
ここで1時間半迷いました

5/30 10:45

こっちにトラバースが正解

5/30 10:45

左に行けば良かったんだ、右に行っちゃいました
右往左往してると、雷鳥に「何やってるんだ？？」って顔してずっと見られてました

5/30 10:57

先が見えな〜い

5/30 11:30

道端にキバナシャクナゲ咲いてます

5/30 13:00

常念小屋着
道迷ってもう疲れたから昼寝して常念へ
ここに泊ることに

5/30 16:10

急じゃあ
雨だし（TT)

5/30 16:14

こんな風に○印があるから助かります

5/30 16:39

常念山頂！！

5/30 16:44

そしたら雨が上がって
瞬間、蝶が見えた

5/30 17:36

下山して振り返ると＠＠！
青空が！
明日の御来光を期待

5/30 18:05

常念小屋の夕飯美味しかった！

5/31 4:25

3日目晴れ
小屋の向こうに槍

5/31 4:26

アップ

5/31 4:27

小屋上の乗越から御来光待ち

5/31 4:28

常念岳も明るくなってきました

5/31 4:33

もうすぐ

5/31 4:34

お

5/31 4:34

おお

5/31 4:35

きた！

5/31 4:35

うっすらピンクに

5/31 4:35

常念も

5/31 4:42

雲海がすごい

5/31 4:42

たっぷり雲

5/31 4:43

モルゲンロートな常念岳
きれい！

5/31 4:46

背中が暖かい
そんなに寒くはなかったです

5/31 4:49

絶景！！！
写真では伝わりませんね

5/31 4:50

槍もくっきり

5/31 6:20

赤い屋根がこれまた良い
お世話になりました

5/31 6:21

雲海の向こうに浅間山

5/31 6:25

常念乗越から

5/31 6:29

花をゆっくり楽しみながら下山
右に八ヶ岳

5/31 6:33

キスミレ

5/31 7:18

サンカヨウ

5/31 7:20

ベニバナイチゴ

5/31 7:22

ピンクのニリンソウ

5/31 7:27

イワカガミ

5/31 7:32

今日は暑そうだ

5/31 7:33

白いイワカガミ

5/31 7:41

雪渓を下る所もあり

5/31 7:53

丸太をいくつか渡り

5/31 7:53

渡渉もいくつかして

5/31 7:53

雲海を見ながら

5/31 8:06

ムラサキヤシオツツジ

5/31 8:18

笠原沢ここまで携帯は繋がります
ここから下は繋がり難い

5/31 8:19

振り返り
ここからだと常念が尖がって見えないな

5/31 8:59

雪解け水で登山道も沢状態

5/31 10:02

一の沢登山口へ到着
タクシーは早めに来てくださってた

5/31 10:21

タクシーから、蝶の雪形がはっきりの蝶ヶ岳
今度行くね〜♪

5/31 11:25

駐車場隣の温泉
健康館へ

5/31 11:40

南安タクシーさんの名刺は常念岳
蕎麦とソースかつ丼食べて、帰宅
（＾＾）

撮影機器：

PowerShot S120 CANON

感想

Casumin51

当初、中房〜燕岳〜蝶ヶ岳→三俣下山の縦走予定でしたが、2日目の雨と道迷いで、常念岳→一の沢へ下山へ変更

珍しく3連休が友達と合い、縦走してきました！v＾＾v
予報では2日目の午前中雨であとは晴れ、風は全般無しでした。
2日目の午後には晴れると期待しましたが、一日雨の中を歩きました。まったくガスの中展望が無く残念でしたが、お陰で雷鳥がやたらいっぱいいて、こんなに見たのは初めてでした。

29日（日）
合戦尾根歩き、晴れて暑かったです。
いつもよりザックも重いせいか上部で軽く熱中症気味になった。
燕山荘で昼食、休憩してから大天井岳目指す。
まだ眺めもよく稜線歩きが気持よかった。

大天井岳に近づき、穂高方面からどんどん雲が広がってきた。小屋まで何とか降らないで〜と願って歩いた。
大下りを過ぎ唯一鎖場を過ぎると、槍への分岐
大天井岳の直登道は、夏道より分かりづらくきょろきょろしながら進んでたら、ひょっこり雷鳥（♀）が現れ、足先をしばらくジグザグに先導してくれた。
急な坂も疲れが軽減して、雷鳥ちゃんありがと！
山頂に着いたころには、もうすっかり展望は無し。
すぐ下に大天荘が見えて、ホッとした。

[大天荘冬季小屋]
利用1000円ですが、入れる箱が無かった為、下山後、燕山荘さん管理のためそちらに電話したら今回はこちらの不備ですからけっこうですとの事。
次回燕山荘行ったら、お支払いしよう。
シュラフマット敷いて、シュラフカバー無しでしたが、モンベル＃3で十分暖かく眠れました。大変助かりました。
その夜は天気が大荒れ。暴風雨で凄かった。
その時点で明日は蝶ヶ岳まで行かず、朝ゆっくり出て常念小屋泊にしようかと。

30日（月）雨
小降りにはなったけど、ずっと雨。風が無いのが幸い。
前方の見通しも悪く、とりあえず稜線歩きだから心配ないだろうと歩きだす。
天気が悪いから、雷鳥はたくさん現れた。
東天井岳を下り、常念への道標の所の雪渓で道迷い。
尾根が見える方に進んでしまい、浮き石多く気が付いて戻った。
前夜の大雨で薄くなった雪渓のトレースも右にも左にもあり、雪渓先の夏道はガスで見えなかった。
ガーミン見たり地図見たりして雪渓を真っすぐ下に降りてうろうろしてたら、上から雷鳥が「どこ行くんじゃい?」て顔してずっと見下ろしてた。

やっとうっすら夏道が見え、トレースも分かり無事に登山道へ戻る事が出来た。
正解は道標から左側へトラバースでした。
完全に一の沢へ下山する事に決める。

[常念小屋]一泊2食付き9800円
6名の個室に2名で使用。部屋で着替えも出来るし大変ありがたい。
この日は団体さん（10名）と私達だけだった。窓の外には槍ヶ岳がババーンと見える。

部屋で昼寝して常念岳へ
雨の中サブザックで登ったけど、急坂でヒーヒー。大岩は雨で滑った。
山頂で雲が取れ蝶ヶ岳が見えた。雨がだんだん止んできて、小屋から見上げたら青空が広がっていた。夕飯の18時には間にあった。

31日（火）晴れ
御来光を見て、朝食（5時）を食べ下山。
ゆるりとお花を楽しみながら下りました。

タクシーから蝶ヶ岳の蝶の雪形が見え、蝶々はまた今度ね〜。

下山後駐車場隣の健康館にてさっぱりして、蕎麦＆ソースかつ丼を食べて帰宅しました。いろんな意味で満腹〜♪


…あ、体重減ってるかと思ったら、増えていた事は内緒。

コメント

mesner

Re: 大天井岳・常念岳
kasumin さん、今日は。

　また雨でしたか。残念でした。お疲れさん。
　常念岳の昼寝は良かったですね。あの登りは結構ありますからね。
　悪天候の為、一の沢へのルート変更も良かったと思います。
　ご苦労さんでした。

Casumin51

Re[2]: 大天井岳・常念岳
mesnerさん。こんばんは＾＾
コメントありがとうございます。

月曜は予報でも雨マークがついてたので、覚悟はして行ったのですが、夕方まで雨でした。
大天井岳〜常念岳の稜線歩きは、景色を楽しめなかったのが残念でした。
やはり昼寝するとかなり体力回復しますね。昼寝してなければ筋肉痛になっていたかもしれません。常念登り、けっこうキツかったです。

どうも高い山では雨に降られます