八ヶ岳開山祭2016!(赤岳、阿弥陀岳へ)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 1,623m
- 下り
- 1,621m
コースタイム
天候 | 6月4日(土)薄曇り 6月5日(日)雨のちくもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ルート上雪は全くなし |
写真
感想
この時期八ヶ岳に来るようになって、6年目。
毎年思うけれど、この頃の八ヶ岳はホントに気持ちいい。
と言いつつ、今年は少々天気が残念ではありましたが、それでも楽しめる八ヶ岳!
6月4日(土)くもり
今日は行者小屋までのため、自宅をゆっくり出発。
10時過ぎに美濃戸口に着き、そのまま車で先に進もうとしたら、、、なんと入り口に「この先満車」のお知らせが!
結局美濃戸口に止めることになりましたが、そりゃ開山祭前日なんだから当たり前か。
今回は行者小屋前でのテント泊。それにしては前回の涸沢小屋泊の時より明らかに荷が軽い。忘れ物をしてないか不安になる。
毎回思うのだけど、美濃戸山荘から北沢を経て赤岳鉱泉に行くのと、南沢から行者小屋に行くのは、マップ上のコースタイムはともに2時間だけど、絶対行者小屋までの方が時間かかるよなあ、と考えながら歩いていたら、やはり今年の行者小屋までの時間は1時間55分、ほぼコースタイム通りなのに対して、昨年の赤岳鉱泉までは1時間25分!今年の歩きが遅かったというのではなく、明らかに鉱泉の方が近いんだよなあ。
それでも、後半足に疲れがきて、テントを張るとお疲れの一杯をする余裕もなく、ダラダラ過ごして19時過ぎには就寝。
6月5日(日)雨のちくもり
何時頃だろうか、夜半の雨音で何度か目が覚める。予報通りで明け方には止んでくれるといいなあ、と考えているうちに寝落ち。3シーズン用寝袋では少し寒さを感じるくらいでけど、やはり疲れていたのかぐっすり眠ることができた。
3時の目覚ましで起きると、まだテントを叩く雨音は続いている。天気が良ければ、早出して硫黄岳、横岳を経由して赤岳を目指す予定だったが、様子を見た方が良さそうだ。6時頃食事を済ませてテントを出ると、雨脚は弱くなっている。見上げれば稜線は時折ガスがかかるもののよく見えている。それでも赤岳の山腹はうっすらと白いものが覆っているのが見えた。
行者小屋の方に伺うと、開山祭は行者小屋前で行われるとのこと。ここで昼まで過ごすか、雨の中、稜線に上がるか、少し悩んで上がることにする。幸い雨が上がっている。
地蔵尾根から赤岳を超えて文三郎道を戻る予定で7時に出発。
途中のお地蔵さんと峠のお地蔵さんにこれまでの安全登山のお礼を述べ、山頂を目指す。今年は残念ながら富士山は見えなかったけれど、南中央北のアルプスは見えている。それほど天気は崩れないかもしれない、それにまだ8時半。少し考えて阿弥陀岳を目指そう。
阿弥陀さんへは急登で手を使うところもあり、大変そうだけれども時間はあまりかからない。今回はテントに主な荷物を置いてきてるので、かなり身軽。良いペースで登頂。昨年権現岳から見た八ヶ岳の全景もカッコよかったけど、ここから見る主稜もカッコいいなあ。それに赤岳が迫力がある。冬場はなかなか来られない阿弥陀さんなので、無雪期に是非!
テント撤収があるので11時過ぎには行者小屋まで下りたい。中岳ノコルを初めて歩いたけど、文三郎道を下るよりはるかに楽だった。
さて、今回のお目当ての開山祭。神事と関係者の挨拶、遭難者への追悼などが小一時間、山への感謝と安全を願って行われる。山でケガをしてからこれらを一層思うようになった身として、この場に今年も参加できたことで気が引き締まる思い。
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