関西から行く富士山 (富士宮口ルート〜お鉢巡り〜御殿場プリンスルート)

2016年07月16日(土) 〜 2016年07月17日(日)

• GPS: 10:42
• 距離: 14.7km
• 登り: 1,727m
• 下り: 1,709m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:17
• 休憩: 0:05
• 合計: 1:22

12:21 富士宮口五合目
12:43 12:43 富士宮口新六合目
12:49 12:51 六合目雲海荘
12:52 12:55 六合目宝永山荘
13:43 新七合目御来光山荘

2日目

• 山行: 5:58
• 休憩: 2:42
• 合計: 8:40

3:28 新七合目御来光山荘
3:57 4:02 元祖七合目山口山荘
4:32 4:40 八合目池田館
5:12 5:27 九合目萬年雪山荘
5:51 5:55 九合五勺胸突山荘
6:28 6:28 富士宮口頂上
6:30 6:30 駒ヶ岳
6:31 6:31 富士宮口頂上
6:31 6:31 御殿場口頂上
6:32 6:32 富士宮口頂上
6:33 6:37 駒ヶ岳
6:38 6:43 富士宮口頂上
6:49 6:49 三島岳
7:01 7:25 富士山
7:29 7:29 西安河原
7:37 7:37 雷岩
7:41 7:42 金明水
7:50 8:07 久須志岳
8:25 8:25 成就岳
8:29 8:29 伊豆岳
8:34 8:34 朝日岳
8:41 8:50 御殿場口頂上
9:15 9:21 御殿場口八合目
9:31 9:35 御殿場口七合九勺・赤岩八合館
9:52 9:56 御殿場口七合五勺・砂走館
10:00 10:00 御殿場口七合四勺・わらじ館
10:05 10:06 御殿場口七合目
10:14 10:19 御殿場口下り六合（走り六合）
10:24 10:52 宝永山馬ノ背
10:58 11:02 宝永山
11:20 11:36 宝永第一火口
11:43 11:44 宝永第一火口縁
11:56 11:56 六合目雲海荘
11:56 11:56 富士宮口新六合目
11:56 11:56 六合目宝永山荘
11:57 11:57 六合目雲海荘
11:57 11:58 富士宮口新六合目
12:08 富士宮口五合目

天候

7/16:曇り 7/17:晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路:
大阪〜沼津駅 (高速バス WILLER EXPRESS)
沼津駅〜富士宮駅 (JR)
富士宮駅〜富士宮口五合目 (富士急行バス)

復路:
富士宮口五合目〜水ヶ塚公園 (富士急行バス)
水ヶ塚公園〜富士宮駅 (車)
富士宮駅〜静岡駅 (JR)
静岡駅〜新大阪駅 (新幹線)

コース状況／危険箇所等

高山病対策のため、上りは子供に抜かされるほどのゆっくりペースです。下りは結構ガツガツいってます。

富士宮ルート (上り):
岩場やザレ場が多いため、登山靴はしっかりとしたものを。さらにトレッキングポールがあると、バランスが取りやすくなり、足への負担も軽減できるのでおすすめします。

御殿場ルート (下り):
宝永火口経由で富士宮ルートに合流します (プリンスルート)。ちょっとだけ大砂走りも体験できます。

その他周辺情報

御来光山荘:
http://www.goraikoukan.jp/

花の湯 (温泉＆宿泊):
http://www.tokinosumika.com/hananoyu/

写真

7/15 23:26

登山三年目、ついに日本一へ挑む日がやってきました。フジヤマライナーが予約できなかったので夜行バスで沼津駅へ。

7/16 8:42

沼津駅から富士宮駅へ。夜行バスが早く着いたおかげで予定よりも早く到着することができました。

7/16 8:55

着いたときは新聞を持った軽装のおっちゃんばかりで大丈夫か！？と思っていたのですが、どうやら競輪場行きのバス待ちでした・・違う意味で気合入ってました。

7/16 9:13

登山バスは途中で浅間大社で停留しました。トイレ休憩＆観光のようです。外国の人にはありがたいサービスですね。

7/16 10:54

富士宮口五合目へ到着。雨は上がったものの、ガスがすごい・・。朝はもっと酷かったとか。

7/16 11:22

高度順応も兼ねて食堂でお昼ごはん。行列がすごくてご飯を食べ終えたころには1時間過ぎてました。

7/16 11:56

食堂からでると登山者がいっぱいでした。みなさん気合入ってます！奥に見えるのは登山協力金の受付です。協力金を納めたら缶バッジとシールを頂きました。

7/16 11:59

シールは剥がれやすいので、目立つところに缶バッジを付けるのがおすすめかと！

7/16 12:17

さらに進むと登山口へ。

7/16 12:23

いざ！登山開始です！

7/16 12:30

少し登るとガスが晴れて快晴に！あれがてっぺんか！？

7/16 12:43

ちょこっと登ったら最初の山小屋へ。

7/16 12:45

・・買わないつもりだったのですが、みんな持っていたので記念に買ってしまいました。

7/16 12:48

これまでの経験から高山病になりやすいことが分かっていたので、同行者には申し訳なかったのですが、ものすごい亀ペースで突き進みました。さらに救心と酸素缶も駆使して！

7/16 12:53

なぜだかここで証明書を頂いちゃいました。しかも昨年のやつやし！(あとから今年のやつも貰いました)

7/16 13:38

噂通りのゴツゴツした狭い登山道。とはいえ、思ってたほど人は多くなかったのでサクサク進むことができました。

7/16 13:46

新七合目へ到着！この御来光山荘が本日のお宿でございます。まだまだ上に登れる時間帯なんですけど、高山病予防のため、高度が低い山小屋を選択しました。

7/16 13:46

振り返ると雲の上。梅雨時だったので天気が心配だったのですが、明日も大丈夫そうです。

7/16 14:04

小屋はこんな感じ。4人部屋におっさん4人、就寝はかつてない苦行でした・・

7/16 14:30

誘惑に駆られてメロンボール300円。昔食べたものよりかなり小さいような。本当はビール飲みたかったけど、絶対高山病になるから！

7/16 14:47

山小屋はこんな感じ。内装やトイレが想像していたよりも綺麗で、私的には快適に過ごすことができました。トイレ番がいたのには軽いカルチャーショック。

7/16 16:06

晩ごはんは定番のカレー。これまでの山小屋と比較すると正直物足りなかったのですが、登山者の人数や水事情を考えると仕方ないですよね。

7/17 3:12

翌朝は予定を少し早めて出発。お弁当は菓子パン二つとカロリーバーと紙コーヒー。はちきれんばかりのパンがザックに入りきらないので山小屋で一つ食べました。

7/17 3:38

前日は晩ごはんを食べたあとから軽い高山病になってしまのですが、睡眠を取ったら回復しました。

7/17 4:20

頂上はガスまみれ。御来光は厳しいか・・

7/17 4:26

と思っていたのですが、少しずつ雲が晴れてきました。

7/17 4:34

ひたすらマイペースを維持して八合目へ。

7/17 4:39

このあたりから寒さも厳しくなってきました。止まってると少し寒いくらい。

7/17 4:47

朝日に染まる山肌。険しい登山道ですが、ゆっくり登れば辛くない。

7/17 4:52

そして御来光！周りからも歓声が上がってました。

7/17 4:54

雲は眼下広がってます。高いところにいるんだなと実感できます。

7/17 5:01

古い鳥居？にはお賽銭のように硬貨が埋め込まれてました。割れ目に挟んでいるというより打ち込んでるような・・

7/17 5:02

頂上が見えてきました。はやる気持ちを抑えつつ、ひたすらゆっくりペースで。

7/17 5:11

九合目の万年雪山荘。このあたりまで来ると高山病にかかってる人や辛そうな人も。

7/17 5:37

大きな雪渓、万年雪でしょうか？登山道には雪はありませんでした。

7/17 5:50

あと少し！心配事だった高山病もまだ大丈夫。

7/17 5:58

最後のひと登り！ここから先はかなり混雑してました。

7/17 6:26

そしてついに山頂へ！

7/17 6:29

さっそく奥宮へお参り。

7/17 6:33

奥宮で最後の焼印を頂きました。ほんと嬉しかったです・・

7/17 6:40

富士宮口の山頂はこんな感じ。頂上富士館で年度入りの登山バッジをゲットしました。

7/17 6:44

同行者全員、体調は問題なかったので、お鉢巡りへ突入しました。まずは最高峰の剣ヶ峰へ！

7/17 6:45

お鉢のスケールはすごいですね。カメラに全然収まりません。

7/17 6:46

パノラマでー

7/17 6:51

剣ヶ峰の登り。ゆっくり登ったのでぜんぜんキツくなかったのですが、砂利が滑りやすくて難儀しました。

7/17 7:00

最後の最後で大行列。考えることはみんな一緒、記念写真撮りたいですよね。

7/17 7:18

剣ヶ峰頂きました！

7/17 7:22

さらに奥には本当のピーク？が。

7/17 7:24

そしてお鉢巡りの続きを

7/17 7:47

日本一からの眺望・・見事です。

7/17 7:50

剣ヶ峰が一際高いことがよく分かります。

7/17 7:52

さらに進んで吉田口のゴール地点へ。

7/17 7:53

こちらにも奥宮あるんですね。

7/17 7:55

続々と登ってきてはります。がんばってー。

7/17 8:02

時間にかなり余裕ができたのでしばし休憩。こんなところに自販機があることにびっくりです。値段も日本一かと！

7/17 8:06

熱々なこれをみたとたん飲みたくなってしまいました。

7/17 8:07

ホット缶コーヒー400円・・でも登った方なら買ってしまう気持ちが分かるはず！

7/17 8:37

そしてお鉢巡り終了です。

7/17 8:39

大混雑の富士山頂上郵便局。

7/17 8:43

郵便局では登山証明書を購入できました。ついでに使うことはないだろう記念切手もゲット。

7/17 8:43

下りは御殿場ルートから宝永火口経由で富士宮ルートに合流します。いわゆるプリンスルートですね。

7/17 9:13

宝永山目指してバリバリ下山です。いつもなら高山病でヘロヘロなんですけど、ほんとこの日は調子良かったです。

7/17 9:31

グイグイ下って八合目。

7/17 9:49

須走館ではラジオから音楽が流れていて心地よかったです。

7/17 9:58

あの頂きに立てたと思うと感無量です。

7/17 10:00

わらじ館。すいかの張り紙にすごく惹かれてしまいました。

7/17 10:06

そして大砂走りの分岐点へ。ここからはお楽しみの砂走り、走りだすと止まらないですね。

7/17 10:15

グイグイ下って行くと宝永山との分岐点へ。

7/17 10:21

宝永馬の背。雲上にそびえる宝永山がかっこよすぎです。

7/17 10:26

宝永山山頂から十二薬師岩までをパノラマで

7/17 10:26

東側は大砂走り

7/17 10:55

振り返ると宝永火口の十二薬師岩。噴火の凄まじさが伝わってきます。

7/17 11:02

宝永山、頂きました。

7/17 11:03

ここから左手に下ります。砂走りと同じでグイグイ下ることができます。砂ホコリがすごいのでマスク推奨です。

7/17 11:07

宝永第一火口底へ。

7/17 11:20

火口底は絶景の休憩地。みなさんここで寛いでました。

7/17 11:27

宝永第一火口底をパノラマでー

7/17 11:37

火口を登り返して富士宮口方面へ。

7/17 11:45

振り返ってみて一枚。第一火口は本当に大きいですね。

7/17 12:05

そして登山口へ。

7/17 12:06

ブジゲザーンです！心配だった高所では大きなトラブルも無く、無事登頂を果たすことができました。

撮影機器：

iPhone 6s Apple