爺ヶ岳〜鹿島槍ヶ岳（扇沢より柏原新道往復）

2016年08月20日(土) 〜 2016年08月21日(日)

• GPS: 27:52
• 距離: 23.5km
• 登り: 2,535m
• 下り: 2,462m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:29
• 休憩: 1:12
• 合計: 9:41

4:55 柏原新道登山口
6:06 6:09 ケルン（柏原新道）
6:16 6:24 駅見岬
7:24 7:25 水平岬
7:55 7:59 富士見坂
8:25 8:33 種池山荘
9:19 9:24 爺ヶ岳南峰
9:41 9:43 爺ヶ岳中峰
10:09 10:10 爺ヶ岳北峰
10:39 10:39 冷乗越
10:56 11:07 冷池山荘
11:20 11:41 冷池山荘テント場
12:25 12:28 布引山
13:05 13:10 鹿島槍ヶ岳
13:51 13:51 布引山
14:35 14:35 冷池山荘テント場
14:36 冷池山荘

2日目

• 山行: 4:40
• 休憩: 0:07
• 合計: 4:47

4:00 冷池山荘
4:18 4:18 冷乗越
4:52 4:52 爺ヶ岳北峰
5:14 5:15 爺ヶ岳中峰
5:26 5:26 爺ヶ岳南峰
6:03 6:03 種池山荘
6:22 6:25 富士見坂
6:47 6:48 水平岬
7:29 7:30 駅見岬
7:40 7:40 ケルン（柏原新道）
8:33 8:34 柏原新道登山口
8:47 扇沢駅

天候

8/20 曇り時々雨
8/21 晴れ（霧）

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

（往路）
　毎日アルペン号
（復路）
　アルピコ交通 08:55 扇沢 → 09:10 大町温泉郷 10:15 → 10:35 信濃大町駅
　JR大糸線 10:51 信濃大町 → 11:46 松本
　スーパーあずさ 13:02 松本 → 15:11 立川

写真

8/20 4:55

バスは扇沢の爺ヶ岳登山口で降ろしてくれるので便利です。

8/20 4:57

さて出発です。

8/20 5:41

急登と感じることもなく、八ツ見ベンチ通過

8/20 6:07

ケルンの前後は崖っぷちのそばを通りますので、よそ見せずに通過します。

8/20 6:07

蓮華岳、針ノ木岳、スバリ岳の辺りでしょうか。この頃までは晴天だったのですが。

8/20 6:10

ケルンを通過。ケルンの後もしばらく崖っぷちを通りますのでよそ見をしないように通過。

8/20 6:31

駅見岬通過。曲がり角のところを岬と呼んでいるようです。

8/20 6:51

一枚岩・・・はどこにあるのか？

8/20 6:54

鳴沢岳から岩小屋沢岳の辺りか？

8/20 7:10

岩々が続きます。

8/20 7:22

と、思ったら「石畳」

8/20 7:30

歩きやすいと思ったら「水平道」。次々と看板が現れるので飽きません。

8/20 7:32

続いて水平岬。平坦な道が続きます。

8/20 7:36

包優岬。最初「優」ではなくて「憂」かと思ってしまったので、ここまで来れば稜線が見えるので「憂鬱を包み込んでくれる？」かと思ってしまいました。名前の由来が気になります。

8/20 7:41

石ベンチ通過

8/20 7:41

ここから見える針ノ木、蓮華は素晴らしい。

8/20 7:46

続いてアザミ沢

8/20 7:46

アザミが一杯咲いていました。

8/20 7:55

アザミ沢の後は、ガレ場を通ります。

8/20 7:58

足元もさることながら、上からの落石に注意かもしれません。

8/20 8:06

ここからが正念場です。富士見坂。

8/20 8:15

そして傾斜が強くなって、鉄砲坂。ここをひいひい登っていると、下山者が「もうすぐ小屋ですよ」と励まして下さりました。

8/20 8:22

その言葉に違わず、数分で樹林帯を抜けると、小屋が見えました。

8/20 8:27

種池山荘到着

8/20 8:34

振り返ると針ノ木方面も雲が降りてきました。もう少し天気がもつかと思ったのですが。

8/20 8:42

これから進む爺ヶ岳南峰にも雲がかかっています。

8/20 8:46

辛うじて爺ヶ岳三峰が見えています。今日は山頂からの景色は期待できないようです。

8/20 9:19

まずは爺ヶ岳南峰に向けて登ります。もう少し。

8/20 9:21

爺ヶ岳南峰到着。巻き道も山頂のすぐ下を通っているので、あまり巻き道という感じがしません。

8/20 9:34

続いて主峰である中峰に向かいます。

8/20 9:39

振り返ると南峰のガスがとれた瞬間もありました。

8/20 9:40

頂上目指して高度を上げていきます。

8/20 9:42

どうやら山頂でしょうか？

8/20 9:44

爺ヶ岳中峰2669m到着。ここで他の登山者と天気について意見交換。鹿島槍に今日登るべきか、明朝にすべきか・・・

8/20 10:02

北峰は巻いて進みます。

8/20 10:02

天気が悪くなると現れるのが、山のアイドル、雷鳥。後ろから来た登山者にも教えてあげました。

8/20 10:04

巻いて進みます。

8/20 10:20

巻き終わり振り返ると爺ヶ岳三峰が何とか見えました。

8/20 10:30

さらに進むと、さっきまで見えなかった鹿島槍が！

8/20 10:35

目指す冷地山荘が見えました。鹿島槍の双耳峰は雲に隠れています。

8/20 10:38

一方、今日はすっかり隠れていた剱岳が姿を現しているではありませんか。今日の山はちら見せばかりです。

8/20 10:42

冷乗越に到着。眺めがよさそうなところです。

8/20 10:43

剱岳はよく見えています。

8/20 10:56

冷地山荘に到着

8/20 11:00

コーラで喉を潤します。テント場の手続きの際、小屋のスタッフに、「鹿島槍に今日登るのと明朝登るのとどっちが良いか」尋ねたところ、きっぱりと「今日登れるなら今日登ったほうがよい」との回答。

8/20 11:42

10分ほど上に上がったところにあるテント場で、まずは今夜の宿を設営。今日は天気のせいか、テント数少なめです。

8/20 12:07

鹿島槍に向かいますが、思いっきりガス状態。最初は布引山を越えるのですが、どこが布引山か？どうやら登りがきつくなってきたので、これか？

8/20 12:28

布引山でした。

8/20 12:36

続いていよいよ鹿島槍ですが、このガスの中では、山頂の見当がつかず、このようなニセピークにだまされます。

8/20 12:48

これが山頂かと思い、下山してくる登山者に「山頂までどれくらいか」と聞いたところ、「あと20−30分」と言われ、愕然。雨もぱらぱら降ってきました。

8/20 13:01

10分余り登り、また下山してくる登山者に「山頂までどれくらいか」と聞いたところ「そこですよ」と言われ、目を凝らすが山頂は見えず。

8/20 13:06

5分ほど進むと山頂らしきものが！

8/20 13:07

鹿島槍ヶ岳南峰2889m到着です。この天気の中、北峰の方からぬっと現れた登山者に驚かされました。

8/20 13:52

下山時は布引山は巻いていきます。

8/20 14:03

布引山からの坂を下り、本日はテントに撤収です。

8/21 3:42

夜も雨は降ったり止んだり。4時前にテント撤収のため外に出ると、予想と違い、星が見えました。昨日でなく今朝登っておけばよかったかな、との想いがよぎりましたが、今日は午後から崩れる予報なので、早めに下山することにしました。

8/21 4:03

冷地山荘で水を補給して進みます。4時から給水できるとは有難い。小屋泊まりの人が続々と鹿島槍に向かうのと反対に進みます。

8/21 4:17

冷乗越まで来ました。まだ真っ暗です。

8/21 4:17

振り返ると鹿島槍のシルエットだけが見えます。どうも快晴のようです。あらら。

8/21 4:43

ヘッドランプを頼りに爺ヶ岳に向かいます。

8/21 4:51

段々明るくなってきて、鹿島槍。

8/21 4:52

雲を引く爺ヶ岳三峰

8/21 4:52

立山と剱岳も朝もやの向こうに見えます。

8/21 4:52

朝もやが引いて鹿島槍が雄姿を現しました。

8/21 4:56

これから進む稜線もよく見えます。種池山荘も見えます。遠くには薬師岳まで見えます。

8/21 4:58

東の空には、浅間山に八ヶ岳

8/21 4:59

そして富士山も見えました。

8/21 5:09

ご来光は雲で今一ですが、雲海は見事です。

8/21 5:12

山々がクリアに見えたのは一瞬でした。爺ヶ岳にも雲が上がってきます。

8/21 5:12

振り返ると鹿島槍と爺ヶ岳北峰を霧が覆います。

8/21 5:14

爺ヶ岳中峰は巻いて進みます。

8/21 5:24

中峰を巻きつつ振り返ると、朝の日差しに照らされて朝もやが金色に輝いていました。

8/21 5:27

登山者とすれ違い、背中に太陽を感じて、振り返ると！！！

8/21 5:42

すっかりガスに覆われた南峰も巻き、種池山荘に向かって下ります。

8/21 5:51

ガスが出ると現れる

8/21 5:51

子連れでした。

8/21 5:52

種池山荘が見えてきました。

8/21 6:01

今日は針ノ木、蓮華も山頂だけは雲に覆われています。

8/21 6:02

出発して2時間余りで種池山荘に到着。

8/21 6:04

快調なので扇沢に向けてこのまま下ります。

8/21 6:20

雨に濡れた岩が滑ります。下山までに2回転んでしまいました。

8/21 6:24

ガレ場もよそ見せず進みます。

8/21 6:35

アザミ沢通過

8/21 6:58

石畳、滑るので気をつけて進みます。

8/21 7:26

駅見峠まで来ました。

8/21 7:26

確かに扇沢駅がよく見えます。

8/21 7:43

ケルンを通過。お腹も空いてきましたが、行動食でごまかします。

8/21 8:33

種池山荘から2時間半。ようやく登山口が見えてきました。

8/21 8:34

爺ヶ岳登山口まで下りて来ました。バスに乗るため扇沢駅まで車道を歩きます。

8/21 8:44

考えてみれば当たり前なのですが、これが微妙に上り坂なのが、堪えました。

8/21 8:47

扇沢駅に到着です。

8/21 8:51

すぐにバスが出る、とのことですが、その前に

撮影機器：

RICOH WG-4 GPS リコー

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 靴 サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 調理用食材 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ 調理器具 ライター ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 ストック カメラ ポール テント

感想

やまぼうし

週末にテントを背負って北アルプスの爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳に行ってきました。天気はもう少しもってくれるかと期待したのですが、9時過ぎから雲が降りてきて、残念ながら山頂からの眺望はありませんでした。2日目の早朝の下山に向かう際、一瞬ガスがとれる瞬間があり、鹿島槍、剱岳の雄姿の他、富士山まで見ることができ、また「これだから山はやめられない」と思いました。