サイクリング&登山(鍋嵐から柱状節理へ)
- GPS
- --:--
- 距離
- 56.4km
- 登り
- 2,429m
- 下り
- 1,847m
コースタイム
- 山行
- 10:30
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 11:00
天候 | 晴れのち曇り一時小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
基本、神奈川の林道は一般車両通行止めです。通過の際は、自己責任になります。 ◆羽根林道:舗装路で走り易いですが急斜面です。終点のゲートは自転車担いで左から越えました。 ◆県道70号線:羽根林道終点箇所で工事のため、片側通行となっています。11/1から11/25まで終日、通行止箇所あります。車両、ランナー、ハイカー、自転車が頻繁に通過しています。 ◆唐沢林道:県道64号線方向で林道改修工事のため通行止め。日曜日で工事をしていなかったので、自転車を押して脇を通過させて頂きました。入口、出口のゲートは自転車担いで上を越えました。 ◆県道64号線(宮ケ瀬湖近辺):車、バイクが多いです。自転車も多めです。 ◆鍋嵐東尾根:尾根沿いを通過します。マーキング、踏み跡あります。尾根道と巻道があるところがあります。支尾根が所々にありますので、方向の確認は必要です。尾根をふさぐ様にモミの木や松の木が3か所ぐらいありました。 ◆柱状節理:沢に下りる直前が難儀しました。ロープを出さずにどうにか下れました。登り返しでは、柱状節理のすぐ隣(右岸)のルンゼ状を上りましたが、上部でヒヤッとしました。危険ですので、ここを登るのは止めたほうが良いです。途中まではホールドがありますが、上に行くほど掴まるところがなくなります。オオユナラノ沢をしばらく下って、宮ケ瀬尾根で上り返すべきでした。 ◆地図は手書きです。 |
その他周辺情報 | 護摩屋敷ノ泉に水場があります。駐車場もあります。 ヤビツ峠の売店でコーラ購入 |
写真
装備
個人装備 |
自転車用ヘルメット
熊鈴
フエ
ロープ
チェーンスパイク
|
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感想
今年の夏、自転車で通称“表ヤビツ”を宮ケ瀬湖まで行きました。
“裏ヤビツ”も走ってみたいとの思いから今回のコースを計画しました。
登山は行ったことのない鍋嵐そして、余裕があればオオユナラノ沢の柱状節理も絡めたいと思っていました。物見峠から鍋嵐までの登山道もどんな状況なのか全く分かりません。体力と時間によっては、裏ヤビツと柱状節理はパスする予定を組みました。
今回の登山は、Secretmagicさんの山行記録を参考とさせて頂きました。
ありがとうございました。
羽根林道の入り口への道路、左に曲がるところを右に曲がってロス、出だしからこれですからこの山旅、果たして大丈夫でしょうか。久しぶりの羽根林道、頑張りました。夏場なら途中で休憩です。登り始めて直ぐに、杖を突いたご老人をパス、まだ暗い中を散歩でしょうか、終点までいかれるのであれば凄いです。
林道終点、丁度この場所が70号線の工事箇所です。誘導員と少しお話をしながら休憩をしました。
ヤビツ峠のお決まりの場所で記念写真を撮り、計画書をポストに提出して護摩屋敷の水場へと向かいました。そして、札掛先の唐沢林道へと突入です。
爽やかや高架橋にて風享ける (さわやかやこうかきょうにてかぜうける)
舗装された走り易い林道でしたが、落葉なのか小さい石なのか良く分からないものが道路に落ちていました。走向して物見隧道に着きました。ここに駐輪して登山開始です。自転車用ヘルメットは被ったままで、コンパスとフエを首からぶら下げて、熊鈴もザックに括り付けました。
前日に、青梅での熊出没のニュースを見てしまいました。基本“ビビり”な人間ですので熊様の糞を見た時、休憩やピークのたびに笛を吹いていました。
鍋嵐、その先のJピークまで順調に歩くことができましたので、柱状節理へと向かいました。P719からオオユナラノ沢の左岸を下りました。立ち入り禁止看板と通せんぼロープの所を下り、沢に下り立ちましたが、最後は四つん這いでした。ここはロープを出す箇所かもしれません。沢に降り立つ前から柱状節理が目視できていました。
斜面下り角張る岩や秋の昼 (しゃめんおりかくばるいわやあきのひる)
ドンピシャで下降でき、ラッキーでした。
秋の日に見上げる滝の神秘かな
何故にこんな所に柱状節理が出来上がったのでしょうか。不思議感満載です。
さて、登り代えしです。下りて着た斜面から落石音が聞こえました。ビビリな私は、すかさず笛を吹きます。自然落石か奴の仕業か、はたまた鹿かどうかは分かりません。戻る選択は消え、目の前のルンゼを上ってしまいました。半分ぐらいまでは余裕でしたが、上部に行くにつれ、ホールドが乏しくなってしまい、所々でセミ状態です。ここまで来たら上がるしかありません。這いつくばってどうにかクリアーできましたが、危険極まりないと反省です。
身に入むやルンゼの登り銘記する (みにしむやるんぜののぼりめいきする)
辺室山コースとの分岐点に向かう、能の爪の次の小ピークで南の支尾根に入り込んでしまいました。またしても道迷いです。鞍部まで下りてマーキング、白杭がなかったので戻り代えしました。
物見峠に着いたら、青年ハイカー二人に会いました。土山峠から取付いて、三峰山に登ると言って先に出立しました。給水をしようとしたらドリンクボトル(自転車用)がありません。能ノ爪まで戻ってみましたが見当たりませんでした。柱状節理からの登り代えしのルンゼか道迷いしたところか良く分かりません。
落し物は諦め、駐輪した隧道に戻り自転車に乗りました。64号線に出るとかなりお腹一杯の状態でしたが、まだ脚にきていませんでしたので、裏ヤビツに向け宮ケ瀬湖方面へと出発しました。時間も押しているので宮ケ瀬湖BS停まで行かず、70号線へ突入しました。
裏ヤビツ、ヘロヘロになり護摩屋敷の水場、ヤビツ峠にどうにか到着できました。
ヤビツ峠売店の突入では16時を周って、閉店の時間が遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。ここでのコーラが堪りません。
裏ヤビツペダルが重い秋の暮
本日のサイクリング&登山も道迷い、落し物、危険なコース取りと反省の多い山旅となりました。どうにか帰還できましたが、結果オーライな山行はそろそろ改めなければならないと肝に銘じます。
長文失礼いたしました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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hadahiroさん、こんばんは。
危険な香りに誘われて行かれたんですね。
あの柱状節理を目の当たりにすると、
なぜこんなものがここにあるの?って思っちゃいますよね。
それにしても右岸を登りかえすなんてすごすぎMAX。
急峻なV字の谷底からよくぞ尾根に這い上がられたと思います。
ご無事で何より。
自転車でのアプローチもお疲れさまでした。
secretmagic さん こんばんは。
柱状節理、丹沢にもあったとは知りませんでした。
secretmagic さんのレコで知りました。
下りは途中までは同じコースで、少し早めに沢に下ったかもしれません。
登り代えしは、沢を下って宮ケ瀬尾根で登り返すつもりでしたが、
奴の陰に怯えて、すぐ横のV字を上ってしまいました。
お薦めできるルートではありませんでした。
落石があったならば、たとえ奴だとしても沢には下りていないということなので、
沢を下って安全そうな場所から宮ケ瀬尾根に乗っかればよかったと後から思いました。
コメントありがとうございました。
また、レコ参考とさせて頂きます。
hadahiroさん こんばんは!
ヤビツを制覇した後に、唐沢林道を自転車で進むだけで結構タフなルートですが、そこから登山とは・・本当にお見事です
とてもいい眺めの柱状節理、宮ヶ瀬周辺もとても奥深くまだまだ探検したい場所がありそうですね
軌跡を見ると、帰路は裏ヤビツをまたヒルクライムされたんですね!!
しかもブロックタイヤで・・・
本当にビックリというかhadahiroさんらしい剛脚山行に恐れ入りました
iwanalpen さん こんばんは。
裏ヤビツは、ヘロヘロで歩いているハイカーとさほど変わらない速度で上っていました。
ちなみにタイヤは、センタースリックと言う、外側がブロックパターンで舗装道メーンで少しだけオフロードが可みたいなタイヤです。幅はブロックタイヤと変わらないので重いです。
山行中、ドリンクボトルをどこかで落としてしまいました。
15号橋から護摩屋敷ノ水場まで給水なしでしたので、水場の水とヤビツ峠のコーラで生き返りました。
最近、山行には行っていませんでしたが、仕事帰りに大倉BS停迄、ヒルクライムを時々していました。しかし、今回は山行のザックなので、少し腰が重い感じがしています。
クリートを付けていない(持っていない)ので、靴はトレランシューズでペダルを漕ぎました。
山行はまだまだですが、ヘロヘロになりながらも、裏ヤビツがクリアーでき、自転車に関して、少しは自信が付きました。
コメントありがとうございました。
hadahiroさん、こんばんは。
smさんの危険な香りに誘われて・・行ってしまいましたね。
しかも、立入禁止の15号橋の写真のレポート有難うございます。
落し物は、飲料水ボトルで良かったです。大切なものだったら大変でしたね。
落し物の捜索に、また行かれるのでしょうか?
あまり無理をせずに楽しんで下さい。
と、言う私もそのうちに見物に行きたいなぁ と思っています。
危険な香り・・誘惑されます。
skywatcher さん こんばんは。
柱状節理、どんな物なのかなと思い、行ってしまいました。
この辺りは熊の目撃情報もあるようなので、熊鈴と笛、自転車用ヘルメット着用で臨みました。鍋嵐の稜線上は熊と遭遇しても左右には逃げ場がないので、先に進むか後退するしかありません。
落し物も稜線上で落としたのなら、左右の斜面を転げてしまって、とてもピックアップは難しと思いますので捜索は諦めます。落とした場所も定かではありません。
柱状節理へのコース、ある程度の装備が必要だと思われます。使うかどうかは・・・。
”貴方次第”と言うより、コース取りによると思います。
行かれる際には、十分に気を付けて行って来てください。
茶の間の大将がよろしくと言っていました。
コメントありがとうございました。
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