電話で行政や駆除業者に問い合わせたが、何れもお断りされてしまったと困ったご様子。
何とか現場確認に来た駆除業者はみつばちは出来ませんと飛び回るハチを見て帰ってしまったらしい。
お気の毒だったので、出来るかどうか先ずは現場を見させて下さいと幼稚園を訪問しました。
ハチは午前中校庭をブンブン飛び回った後、高さ5m位の庭木の上部に集まって留まったそうです。
脚立を持参しましたが、ハチのかたまりは更にその3倍位の高さ。何とか木を攀じ登って近づいて見ると元気の良い西洋ミツバチでした。おそらく分峰後、引越し途中でこの庭木を気に入った模様。邪魔な枝を切らせて貰えれば捕獲出来そうですとお伝えすると園長先生大喜び。
夕暮れを待ってから30分程の作業で、持参した巣箱に無事捕獲しミッション完了しました。
今朝、ミツバチを確認してみると嬉しいことに女王蜂もいました。
昨晩は高所作業のため落下防止に気を取られ、ハチの取り残しが多めでした。多分20〜30匹位の働きバチを取りきれず置き去りにしてしまいました。
うっかり女王蜂を取り残してしまうと捕獲した一群も、取り残したハチも全て死んでしまいます。
今回幸いにも若い女王蜂を一緒に捕獲出来たので安堵しました。
因みに分峰時は、1匹の女王蜂に対して数百から数千の働きバチやドーローンが一緒に引越しをします。一斉に飛んでる様は大変迫力があります。ブンブン音を立てながら大きく旋回し、薄黒い竜巻の様になります。大人が見ても引くので、子供たちなら尚更でしょう。
園長先生によると、50名弱の園児中アナフェラキシーショックアレルギーの児童が3名もいるそうです。非常事態に備え常にエピペンを保持し、保護者と先生方とで子供たちを見守っているとの事。
アレルギーkidsの割合の多さにも驚きましたが、今話題の保育士の先生方の苦労には改めて驚かされました。
みつばちの捕獲はボランティアで行っていますが、自分も刺されるとパンパンに腫れる体質なので気を付けないとです。刺された時の痛みより、後から来る腫れと強い痒みが特に苦手です。
写真左 庭木に集った様子
写真中 近づいて撮影
写真右 巣箱内、中央が女王蜂
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