宮之浦岳（屋久島）のメモ

2025年8月6日から4泊5日で屋久島に行ってきたので情報としてメモします。

[計画１]
まず時期と工程で悩むむむ。
日帰りピストン？小屋泊縦走？登山口は？下山口は？
時期は？持ち物は？
色々と考えた結果時期は8月のお盆前に決定。
・真夏にはみんなこないよね？
・お盆の前だから小屋が空いてるかも？
・夏の方が寒くないので荷物軽くできるはず。
・雨でも寒くならないよね？
行程は淀川から白谷雲水峡への定番（？）2泊3日縦走に決めましたが
下山日にそのまま帰のは厳しいので下山後一泊追加して3泊4日行程です。
1日目：淀川登山口→淀川小屋（泊）
2日目：淀川小屋→宮之浦岳→高塚小屋（泊）
3日目：高塚小屋→白谷雲水峡→どっかの宿（泊）
4日目：どっかの宿→空港（帰）
※後にどっかの宿は「素泊まり民宿 海舟」さんに決定

[計画２]
屋久島へは飛行機と船のどちらか迷いに迷って飛行機を選択。
JALの乗り継ぎ便（羽田-鹿児島-屋久島）で「往復セイバー」というプラン
を約6ヶ月前に予約。このプランはキャンセル不可なので後はひたすら祈る
だけの日々へ。
飛行機の予約は
　往）羽田6:25→鹿児島8:05　乗換　鹿児島8:45→屋久島9:25
　復）屋久島11:45→鹿児島12:25　乗換　鹿児島14:35→16:30羽田
帰りは鹿児島空港で昼ごはん＆氷白熊の予定で。
　
[計画３]
羽田の出発便が早朝の6:25なので、自宅（練馬）から電車だと当日の朝出発
では届かないので以前にも利用した京急の穴守稲荷駅に近いplat hostel
keikyu haneda homeに前泊をして、翌早朝に天空橋から始発に乗って
羽田T１へ向かう作戦へ。
なので実際は3泊4日なのに、前泊入れて4泊5日となります。

[計画４]
屋久島では全部の荷物をずーっと持って歩くことになるので持ち物を選別。
愛用の山と道のザッグＯＮＥに詰め込むと水とガス缶抜きで10キロ弱。
ザッグは機内持ち込みできないのでIKEAのフラクタトロリーバック（例の
ナイロン製？のヤツ）に入れて持ち手をちぎられないようにグルグル巻き
にして預ける作戦。
充電器やライターやココヘルは機内持ち込みするのでエコバックを用意。

----------< 実際に行ってきた結果はこちら >----------
1日目：前泊
　　　　plat hostel keikyu haneda home宿泊ＯＫ。
　　　　セミダブルの個室は快適。

2日目：前泊宿→羽田Ｔ１→鹿児島→屋久島→紀元杉バス停→淀川小屋
　　　　AM4:40分頃にチェックアウトして向かいのコンビニで朝飯購入。
　　　　天空橋に向かおうとウロウロしていると流しのタクシーに遭遇。
　　　　ラッキーなことに乗せてもらえたので羽田Ｔ１まで1500円。
　　　　これによってフライトの1時間以上前に空港につけたので荷物
　　　　預け保安検査がメチャ余裕で終わった。（最大関門突破）

　　　　屋久島空港に着くとバスの時間まで1時間弱あり。
　　　　レストランは飲み物営業が10:00からで食事営業が11時から。
　　　　土産コーナーは小スペースで後はトイレしかないので持て余す。
　　　　10:23バスで合庁前へ。

　　　　11時に「かたぎりさん」で昼めし飛び込み。
　　　　席がギリセーフでやばかったので電話で予約しましょう。

　　　　歩いて「ショッピングセンターばんちゃん」で買い物。
　　　　ガス缶はＯＤ缶なし、ＣＢ缶は3本セットで500円くらい。
　　　　ＣＢ缶利用だったので問題ないが1本で十分なのに…
　　　　寿司はあったが弁当やおにぎり、パンをあてにすると危険かも。

　　　　紀元杉行きのバスまで時間があったので歩いて安房港へ。
　　　　高速船トッピーの乗り場。13時過ぎの船が出ると営業終了なので
　　　　待合室を追い出された。
　　　　目の前のバス停から紀元杉行きのバス。
　　　　6月に日本で6台しかないヒョンデ社製の電気バスになったとのこと。
　　　　快適すぎて途中で気絶した。

　　　　紀元杉バス停から徒歩で登山開始。宿泊予定の淀川小屋へ。

3日目：淀川小屋→宮之浦岳→高塚小屋
　　　　朝が遅いうえに悪天候なのでなかなか明るくならない。
　　　　ずっと雨が降ったりやんだり。
　　　　頂上は暴風でキケン。
　　　　頂上越えてからスライドはゼロ。
　　　　新高塚小屋は無人でドアが外れて倒れていた。
　　　　高塚小屋は貸し切りでうれしい！
　　　　と思ったら18時過ぎに海外の方が4名到着。
　　　　2名ずつで３フロア貸し切り（もちろん自分ら１Ｆ）だが吹き抜け
　　　　状態なのでうるさい。眠れん…
　　　　余計なお世話だが、彼らは軽装にみえた。荷物も小さそう。
　　　　雨なのにタンクトップのみの男性もいる。
　　　　ガサガサと食事の音がする。ガスはつかっていないようだった。
　　　　マットも持っていないようにみえたし、シュラフあるんかな？
　　　　気にしだすと好奇心で余計に目が覚める（困）

　　　　※小屋で広く使えたので干してはみたが乾かなかった。
　　　　　そもそも着替えは全日分持って行っていたのでそれが正解だった。

4日目：高塚小屋→屋久杉の世界→白谷雲水峡→小原町→宿
　　　　せっかくなので明るくなってから出発。
　　　　高塚小屋から10分くらいで縄文杉。
　　　　ここはびっくりした。
　　　　淀川登山口からの景色なんて比較にならないほどアバターな世界。
　　　　縄文杉〜ウィルソン株までの区間はマジで行く価値あると思う。
　　　　トロッコ道ではかなりの数のツアーさんとスライド。
　　　　先頭はガイドさんだと思うが、こちらがよけてるのに無言の人は
　　　　いるわ、お客の写真撮影が優先でどかないうえにストックあてて
　　　　くるヤツはいるわで態度が悪いガイドもいるんだと実感した。

　　　　楠川分れ→辻峠ではアブにまとわりつかれて疲労が2倍に。
　　　　苔むす森（もののけの森？）もなかなかな雰囲気。
　　　　白谷雲水峡ではバス待ち1時間の余裕で到着。

　　　　バスにのって小原町で降りて海舟さんで荷物を下ろす。
　　　　濡れた着替えで荷物が重くなっていたので全行程で一番重量があった
　　　　日だったと思う。
　　　　海舟さんは小奇麗な宿でゆっくりできました（感謝）
　　　　夜はお店で飛び魚の刺身やら焼きやら三昧で大満足。

5日目：宿→屋久島空港→鹿児島空港→羽田T1
　　　9:30に空港についてレストランで食事の予定が食事は11時から
　　　とのこと（笑）
　　　9:00から営業しているドラッグストアコスモスに歩いていって
　　　朝ごはんを調達。
　　　CB缶3本が400円弱で売ってたのでばんちゃんより物価が安い（笑）

　　　11:45の搭乗待ち中に「鹿児島空港封鎖のため出発未定」の案内。
　　　鹿児島空港のサイトを見ると出発便は順調なのに到着便が乱れてる。
　　　1時間後くらいに飛んだからよかった。
　　　原因はイギリスのステルス機が鹿児島空港に緊急着陸したらしい。
　　　鹿児島空港ではいったん出てレストランでやきそばと味噌ラーメン
　　　（しょっぱい）と氷白熊。
　　　そのあとも雨の影響だかなんだかわからないけど遅れながらも
　　　羽田に到着。
　　　羽田からは在来線を乗り継いで普通に帰宅。