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使用環境は(1)7月上旬の晴天、大天荘テント場、真夏日(2)11月上旬、晴天、強風、鳳凰小屋テント場(最低気温0度前後?)――です。
【雑感】
フライ付き2人用テントにも関わらず重量0.9キロは感動的な軽さ。ただし、軽量化のためパーツの強度に不安があるのも事実。フライなど生地が先ず、薄い。だからといって、今のところ使用環境で不安があったわけではないが、地面が岩や石が多い環境ではグラウンドシートを使った方が良いかもしれません(となると、その分重量が増すけど)。収納時は太さがシュラフカバー(BAILESのGOREのやつ)と同じくらい。長さはその1.5倍程度(ただし、ポールはもう少し長い)。
テントポールはカーボン製。細いので若干見た目は不安だが、(2)の深夜、吹き下ろしてくるかなりの強風にもびくともしませんでした。ポイントはペグ打ち。テント立ち上げ前にしっかりとペグ打ちをしたあと立ち上げれば、かなりの風に耐えられそうです。テント立ち上げ後にペグ打ちすると綺麗にたてられません。
インナーテントの壁はメッシュ素材。(1)の環境など、風通しもよく快適。また、夜も結露しにくいため(メッシュだから、水蒸気はフライにつきます)神経質にならなくて済みました。(2)の環境でも、比較的暖かい日だったので温度的には問題なかったです。(ちなみに使用したシュラフはISUKAのエア450です。あと5度前後低い気温でもいけそうでした。)メッシュ素材のインナーのため、フライの下部から吹き込む風で巻き上げられた砂が入り込むことがあります。まぁ、それはご愛敬。
テント内部の広さも、座っても頭が当たらないくらい天井は高く充分。幅や長さも問題ありませんでした(身長173cm)。前室部分も靴や調理器具をおけるほど広かった。推奨出来ませんが、強風時にフライをしめた状態で前室でガスバーナーを使用しましたが、コッフェルほどの大きさの調理器具ならば問題ありませんでした。ただし、喚起には十分注意して下さい。
【総評】
★★★★☆・・・軽量且つコンパクト。ザックの内部に入れても邪魔にならないほどなので、非常にコンパクトな荷造りができます。テスト環境が限られていますが、強度についても今のところ不安はなし。2人用テントはTNFのタッドポールを持っていますが、あえてタッドポールを選択する機会はなくなるかも(若干、暖かいけど)。使い勝手の点で言うと、室内に小物入れポケットがあったらよかったかも

もう少し使ってみて、改めてレビューするかもしれません。
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