結果は登らずして撤退でした。
朝3時。
起床と同時に気象情報をチェック。
怪しい…。
とりあえず準備をして、メンバーと合流。
それから三時間、車を走らせて矢島口の駐車場に着いたものの
山形、日本海側から流れてくる黒雲。
響く雷鳴。車窓に吹き付ける雨風。
回復の見込みなし。
富士山への最終トレーニングとはいえ
無理は不要。
駐車場を後にして、湯沢、横手に向かいつつ
観光をすることにしました。
まずは川原毛地獄へ。
吹き出すガスと、荒涼とした光景はまさしく地獄。
遊歩道の一部は、ガスのために封鎖されていました。
気がつけば雲はまばら、青空が覗きます。
散策もそこそこに、ババヘラアイスを食べて
小安峡へ向かいます。
次の目的地、小安峡は大噴湯が名物とのこと。
道路沿いから沢へと階段を下って行きます。
岩壁から温泉が沢へと流れ出て、湯気が立ち上ぼり
深緑と木漏れ日と見事なコントラストを生み出していました。
峡谷を渡る橋の上から眺める、スケール感のある風景は、思わずため息がでました。
紅葉の時期になると、さらに見事な眺めが見られるとのこと。
そうこうしているうちに、昼時になり小腹も空き始めます。
急遽募った秋田情報の中に、近場で稲庭うどんの有名店があったので
そこに向かいます。
「佐藤養助」という店でした。
なかなか大繁盛のようで、しばしの待ち時間のあと
席につきました。
ゴマ味噌ダレのせいろと
比内地鶏の炊き込みご飯を注文。
ゴマ味噌うまい!!
麺との相性がとてもよく、箸がどんどん進みました。
炊き込みご飯も、丁寧な味付けで美味。
稲庭うどんの美味しさを知る、良い機会となりました。
食後は、横手で地元人気の高いアイス屋に寄り
あずきアイスで締めました。
撤退は残念でしたが、こういうことも悪くない。
早起きした分、贅沢な時間の使い方が出来たと思います。
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