県道20号線から霊峰ラインに入り中の湯を目指すが、八海山小屋のあたりで通行止めになっていた。仕方なく路肩に駐車し、8時33分中の湯に向けて歩き出した。中の湯は雪に埋もれていて閉まっていた。六合目からの登山道も雪に埋もれていた。樹林帯を抜けると完全な雪山だった。快晴ですっきり展望を楽しみながら登っていく。頂上手前の木製の鳥居はほとんど雪に埋もれていた。この鳥居や半鐘も2014年の噴火で壊れてしまったのだろうか。最後の一登りして13時50分に登頂した。
山頂からは雪の稜線の中央アルプスと、その向こうにこれまた雪の南アルプスも見えた。近くに見えるべき乗鞍岳方面は雲があってよく見えなかった。13時55分に下山開始。カチカチの急斜面で滑落しないよう、ピッケルを差し差し慎重に降りた。御岳ロープウェイスキー場は大勢の客で賑わっていたが、縁のない我々は霊峰ラインを下り、16時55分に車に戻った。
御嶽山は周囲の山からもよく見えるし、飛行機からもすぐ分かる山でなじみのある山だが、登頂したのはこの一回だけである。三度目にしてやっと登った満足感もあったし、噴火後、最近まで山頂に行けなかったことも影響している。機会があれば紅葉の時期に再訪してみたいものだ。
写真左:山頂手前の鳥居
写真中:御嶽山山頂
写真右:乗鞍岳から(2017年)
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