トンビ岩コースを登って室堂に向かった。沢筋には雪が残っていたが大したことはない。それにしても花の種類も量も多いこと。さすが花の百名山だ。トンビ岩を過ぎ、万才谷雪渓を越えると室堂センターに着いた。平日というのにかなり登山者が多い。さすが人気の山だ。クルマユリ、クロユリなどを楽しみながら室堂平を過ぎ、急登を登って最高峰の御前峰に14時28分到着。
快晴でずっと展望は良かったのだが、山頂からの眺望はまた別格。剣ヶ峰や大汝峰、翠ヶ池はじめ点在する火口湖に明日登る予定の別山、遠くには剱岳に立山、槍穂高、などなど山頂方位盤には見切れないほどの山名があり、眺めるのに忙しい。お池巡りに降り、大汝峰を回ってから室堂に戻った。帰りは黒ボコ岩から砂防新道を下った。途中、延命水をいただき、17時12分にキャンプ地に到着した。
翌朝7時50分にテン場を出発。急坂のアップダウンを繰り返し、いくつかの池を過ぎて御舎利山から別山に10時7分到着。白山の展望を楽しんだ後、10時14分に出発。御舎利山に戻ってチブリ尾根をひたすら歩いた。とにかく長い。チブリ尾根避難小屋を過ぎ、水飲場で冷たい水を補給。14時22分ようやく市ノ瀬に着いた。金沢行き登山バスの時間まで間があるので、白山温泉に入り、二日間の汗を流して疲れを癒した。
二日間天気に恵まれ、展望と花々を十分堪能した満足の山行だった。この後白山には登っていないが、笈ヶ岳、野伏ヶ岳、大日ヶ岳など周辺の山から白山の雄大な山容を堪能した。まだ三方岩岳、大笠山、鷲ヶ岳などが宿題で残っているので、それらの山に登る折りには日程を延ばして白山にもう一度登りたいものだ。
写真左:白山(御前峰)
写真中:別山から
写真右:野伏ヶ岳から(2016年)
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