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山頂の先にある光石を見に行った。白い岩塊が斜面にあった。これが遠くの山からは光って見えるらしい。光石の先は開けていたが、ガスっていたので展望は得られなかった。10時37分に下山開始。健脚のYさんは帰り道、イザルガ岳に寄るという。自分は膝が泣き始めたのでまっすぐ戻る。足を庇いながら茶臼岳への長い登りをゆっくり登り返しているとYさんに追いつかれた。15時32分に茶臼小屋に戻り、連泊した。
五日目、5時40分に出発。一路畑薙ダムへ下る。晴れていたが、雲が低かった。花は夜露で濡れていた。ウソッコ沢小屋までは急坂を膝をかばいながら下る。その後、ヤレヤレ峠まで勾配が緩くなり、その先は平坦だった。ようやく畑薙大吊橋を渡り、車道を歩いて畑薙第一ダムの先の11時57分駐車場に戻った。
4泊5日の縦走は自身最長の山行だった。最後に少し膝が痛んだが、思ったより歩けたというのが実感で、いくらか縦走への自信もついた。最大の収穫は、北アルプスや中央アルプスと違う南アルプス(南部)の魅力に触れることができたことだろう。いずれはこの奥深い南アルプス南部をテント泊で縦走してみたいと思う気持ちが湧いてきた。
2015年8月日本横断の折り、聖平小屋から畑薙ダムへ一気に降りたのだが、光岳へは寄らず、茶臼小屋には休憩で立ち寄った。日本横断をしてきたと言うと、管理人さんが食べ物、飲み物をサービスしてくれた。なんでも日本横断する登山者みんなにふるまっているそうだ。出るとき、お弁当もいただいて嬉しかった。管理人さんは最近小屋を降りたが、フェースブック友達になっている。
2016年5月池口岳に登った。そこから光石を見るのが楽しみだったが、日光の方角が悪く白く光ってはくれなかった。それでも光石はしっかり視認したので、宿題を一つ片付けた気分になった。
写真左:光岳山頂
写真中:光石
写真右:池口岳から光石
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