結局、外出自粛要請、営業自粛要請というホンワカムードのお願いに過ぎないので、パチンコ好き、サーフィン好き、観光好き、接客を伴う(?)飲食店好きなどが自己判断で要請をスルーする(=自分の欲望のままに行動する)のと一緒で、早期にコロナ騒動を終息させようとする気のない山やがいるということですね。
いち早くロックダウンしてコロナを抑え込んだトレッキング天国、ニュージーランドの規制を調べてみると、規制にはレベル1から4まであります。
4月26日までは一番厳しいレベル4でしたが、その行動指針には「他人との距離2m以上を保った散歩、ジョギング、自転車はOK」とありますが、「捜索や救助を必要とする運動−水泳、サーフィン、ボート、狩猟、ハイキング(tramping)−は禁止」とあります。なので、里山ハイキングレベルもNGということですね。
↓原文
Don't do activities that may require search and rescue services. For example, don’t go swimming, surfing, boating, hunting or tramping.
感染が収まったので4月26日からレベル3に引き下げられましたが、運動については「経験者でかつ安全に行うことができる」場合のみ行えて、各々について細かく記述されています。
ハイキングの場合、「日帰りで簡単なコースならOK。ただし、他人との距離を保つこと」なので、遠方での登山レベルはダメなようです。
↓原文
tramping — is okay for day walks on easy trails. Remember to keep your distance from other people
さらに緩いレベル2をみると、スポーツやレクレーションは「集会の条件(屋外では500人以下)に合っている、他人との距離を守る、地元である」なら許されるようです。なので遠距離でなければ一般の登山も大丈夫みたいです。
↓原文
Sport and recreation activities are allowed if conditions on gatherings are met, physical distancing is followed and travel is local.
以上のようにレジャーの分野においてもかなり分かりやすく規定されていますし、なにより首相が毎日定時にライブで国民に語りかけるなど、政府の方針が国民の90%近くから支持されていることもあり、国民が協力的なのでいち早く警戒レベルの引き下げに至ったのではないでしょうか。
日本の緊急事態宣言は規制が曖昧で罰則もなく、不要不急は無視して3密回避を口実に好き放題ができる都合の良いものなので、この分ではダラダラと規制が続くのではないでしょうかね。
まあ、一応ヤマレコに目を通すような山やとしては、最低限写真に示すようなガイドラインは守っていただいて、くれぐれも事故のないようにお願いしたいものです。ついでに山行記録は書かないか、
せめて非公開でお願いします。
ikomochiさん、こんばんわ。
ヤマレコにレコを投稿するような人は、
それなりに理性と冷静な判断を
下せるような人ばかりだと思っていましたが、
どうもそうでもないことが、今回の騒動で
よくわかりました。(*´▽`*)
私は感染リスクが極端に低い、
地元の里山散歩程度ならあり。派なのですが、
関西関東で人気の山に大挙押し寄せる。
友人と出かける人がたくさんいたので
びっくりしています。
k-yamaneさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
ニュースやネットで3密になっている山や観光地を見ると愕然としますね。
指摘されるといろいろ言い訳があるようで、なかでもヤマップの
登山は憲法13条で保証されている説には恐れ入りましたが
GWに入ったら一段と激しくなるような気がします。
日本では罰則付きの規制はまず難しいのでしょうから、
当該土地(山、海岸など)の管理者が管理者権限で
(公園)入場禁止や(遊具)使用禁止のようにできないものでしょうかね。
カナダの国立公園は事故をきっかけに封鎖されましたが、
八ヶ岳も一切入域禁止とか、、、、
ikomochiさんニュージーランドの情報をありがとうございます。
私は登山で何かあったら困るので、保険に加入しています。
もちろん、遭難や怪我など、自分1人では下山出来ない、又は医療機関にかかるような、まさかの場合を想定しての保険加入です。
反自粛派の方は、何も起こらないとお考えなので保険には加入されていないのでしょうか?
近所の山で思わぬ怪我をしたという話や、滑落や遭難の話は自分には絶対に起こらないのでしょうか?
登山を楽しむ方のほとんどは、自然を愛し、達成感を共感し、共に助け合うような人だと思っていましたが、ヤマレコを見てガッカリしました。
こんなにも身勝手な人が多いのかと。
ヤマレコを見ている人は、今の時期、みんな山に行きたいですよ。ほとんどの方が自粛されていると思います。
近所だからとか、ほとんどの方が書いていますが、山頂への往復は近所と言える距離ですか?コンビニやスーパーよりも近いのでしょうか?
きっと身勝手な方は山にゴミを捨てて帰るような人間なんでしょうね。
せめてタバコの吸殻を側溝に落とすように、ヤマレコ等にログを残さないで、見えないようにされて下さい。
mack_okさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
反自粛派の方の保険加入ですが、何人かのプロフィールを見た限りでは大半の方が保険やココヘリに加入しているようですので、無自覚の人ばかりではなさそうです。
いずれにしても、山に限らず自粛要請の出ている潮干狩りや観光などに構わず出かける人が多いのは間違いないのですが、嘆くだけ、攻撃するだけでは解決しないところが辛いところですね。
私は道路や山、海岸などの施設管理者(国や自治体が多いと思います)が管理者権限でもっと強硬な手段を取るのが先決ではないかと思います。地元が要望している奥多摩道路の閉鎖を管理者の都が聞き入れるか気になるところです。
どうしても行く場合、せめてログ・記録をSNSにアップしないくらいの気遣いは欲しいですね。
ikomochiさんのコメントは大いに共感もてます。
この時期山に行く人は身勝手な人ということもあると思いますが、
自分だけは大丈夫というという、勝手な思い込みが困った状況を
作り出すと思います。専門家の方は正常化バイアスと言っていますが、
これは道迷い遭難と同じメカニズムで、一回痛い思いするか各個人が
理論と想像力をもって状況を分析する力が必要かと思います。
山関係のSNSを見ていると、お上が自粛と言っているから山に行かない
だけで自粛解除になったらガンガン山に行くと書き込んでいる人が
いましたが、これは想像力の欠如と言わざるを得ないと思います。
自粛解除と同時に感染症が消えてなくなると思っているのでしょうか?
遭難と同じで、痛い思い=命を落とす という可能性も考えて行動するべき
ではないでしょうか?
今の状態では、山でトラブルを起こして医療機関のお世話になると
感染症で医療関係者に余裕ない病院に搬送されたら医療関係者にとって
負担でしかないと思います。山に近い病院は僻地の中核病院の場合が
多くICUの病床数が多くないので。それに運が悪ければ院内感染と
いうおまけがついてくるかも(TT)
これからの季節小屋泊したくなりますが、小屋の方でも酸素吸入器などの
医療機器がないから小屋にこないでくれ、という対応がありましたが、
小屋はクラスターを作り出す原因となるのでこちらも要注意かと思います。
周りが荒天だと換気できないし、トイレの数が少ないしスペースが狭いので
動線を分けるのも難しいし。小屋で感染が確認されたら全ての小屋の
運営に波及するので小屋を運営する側としては判断が難しいと思います。
山は逃げない、この言葉を胸に刻んで体力維持に努めましょう!
unichanさん、初めまして。
コメントありがとうございます。
仰る通り、想像力の欠如が一番の問題ですね。全員が痛い思いをすれば良いのでしょうが、物理的に不可能ですからね。
ニュージーランドや台湾のように政府が強いリーダーシップを取り、国民が共感して指示に粛々と従うのが早期終息への道だと思いますが、対策は生ぬるいし、政府、国民ともに相互不信ですから以前にも日記に書きましたが、長期戦必至かと思います。
夏山も諦めざるを得なくなるかもしれませんが、エア登山をしつつ、体力維持は続けたいですね。
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