SONY HDR-GWP88V

SONY HDR-GWP88V
http://www.sony.jp/handycam/products/HDR-GWP88V/

基本はビデオカメラなのですが、静止画を撮るのに使っています（使っていました）。

本日は、山道具の最近の撮影枚数での並びで、30 ページ目にありました。
https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/itemlist.php?maker=&skey=&order=recentpics&pnum=30

私以外に、過去に使っておられた方がお二方いらっしゃいます。
https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/item.php?itemid=1928

起動してシャッターを切るまでのタイムラグのために、行動時間が限られて急いでいることが多い最近は、使っていません。

販売も数年前に終了しています。

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長所

防水、防塵、耐衝撃性能を有していて、JICA などでも好んで使われていたという話を聞きます。

ガングリップ式のハンドグリップで持ちやすい。

サイズが小さく、ストラップが付いているので、手首をストラップに通し、ソフトシェルなどの袖口に入れて手をフリーにしておいて、撮影したいときに袖口から出して撮影という使い方もできました（風雨の富士山ではそういう使い方をしました）。

A-GPS を搭載していて、現在位置をディスプレイで地図上に示すこともできます。

ディスプレイは、明るいところでも見やすく、撮影しないときには格納しているので、傷ついたりしにくい。

F1.8 - 3.4 のレンズで、暗いところでも割合明るく写せる。搭載しているセンサーの割には、精細できれいな写真が撮れます。最近のコンパクトデジカメには劣りますでしょうが、Fujitsu Arrows M03 や SONY Xperia X Compact よりはきれいで端の方のゆがみや荒さがない写真です。

接写も割合寄れます。f=29.8-298.0mm（16：9時）, f=36.3-363.0mm（4：3時）

ズームは、光学10倍（デジタル120倍）で、六甲山、岡本の保久良神社の上から、大阪湾を航行中のフェリー、さんふらわあを写す程度のことはできました。

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短所

ディスプレイを起こす動作で起動し、ビデオ撮影開始または静止画撮影のシャッターを切ることができるタイミングまでに 10 秒乃至 1 分程度のタイムラグがあるのが難点です。
あらかじめ撮影ポイント、撮影タイミングに入る前に起動しておくような使い方をすることもありました。

静止画シャッターボタンが硬い。ガングリップの親指で押すので、押しにくい（インパクトドライバーのように人差し指の引き金式の方が押しやすいでしょう）。

搭載している地図は、都市部の地図で、山ではあまり役に立つ地図ではないです。GPS での行動経路のロギングはできないです。

502万画素、1/3.91型 CMOS センサーは、さすがに、現在のスマホに劣ります。

PC との接続が USB なのですが、2.0 か 1.0 なのか、画像の転送に時間がかかります。

Wifi は搭載されていません。

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追記、2017 年 12 月 13 日

防塵防水耐衝撃性能と、スマホ（私の場合は電話機能がない携帯型情報通信端末）のカメラを使って電池を消耗させたくない（GPS のため）理由で、やはりこの SONY HDR-GWP88V を使っています。

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追記、2020 年 3 月 2 日

2018 年 6 月 3 日の六甲登山で、ロックガーデン中央稜を登っているどこかで、レンズ面の際表面にある防護ガラスにひび割れが入りました。
20180603-六甲登山-宝塚下山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1487786.html
撮影時の光の加減によって、写真向かって右上の角に何か傷のような影が写るか、その部分がピンボケになるかします。

その後も使い続けていましたが、当時使っていた Xperia X Compact で撮影するのに慣れ、そのバッテリーも日帰り山行中に充分持つことが分かりましたので、撮影には X Compact を主に用いるようになりました。

最後は文太郎道を辿った雪または雨の中で使い、役目が終わりました。
20190211-塩屋-文太郎道-新神戸
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1728480.html