55年前の片桐ザック、高橋革靴、門田ピッケル

最近若い人と山に行くと70を過ぎたジジ〜には会話に付いて行けない事が多い。
外見すごくオシャレで、大手ショッピングモールの山専門店で購入した高価ブランドばかり身に着けて、ジジ〜の私は外見で完璧に見劣り。
『今日はファイントラックを着用してきた』とか、、、会話に入れないので良く聞いているとどうやら汗対策下着の話らしい。網シャツとか網パンツは死語になって、ファイントラックシャツとかパンツと言うらしい。
55年前の山道具が捨てられず虫干ししているが、8年前死んだ母の道具整理に3年かかったので、そろそろ私も考えないと子供に迷惑をかける。
若い人にこれを使って55年前一ノ倉テールリッジからテラスを通って南陵を登った話をしても、何それ？と言う事になる。ましてや片桐、門田、山友社たかはし、の名前など全く知らない。そんなジジ〜が職場の若者とまだ一緒に歩ける事は幸せに感じる。