ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる
FAQ
使い方ガイド
お問い合わせ
検索
ここサーチ
山行記録
日記
質問箱
ヤマノート
山のデータ
山岳保険
その他
プレミアムプラン
ヤマレコ公式ブログ
ヤマレコのおすすめルート
みんなのMyアイテム
山行計画
イベント
コミュニティ
グループ
ユーザー
メルマガ
いまココ
SAGASU
開催中のキャンペーン
山の用語集
写真検索
山のブランド
山道具(カメラ)
山のランキング
信州山のグレーディング
山岳遭難マップ
山の資格一覧
山岳保険の一覧
ログイン
×
HOME
>
onetotani
さんのHP >
日記
2011年06月14日 22:10
未分類
全体に公開
三岳寺の三つの岳とは?
藤内小屋からヤシオ尾根に向かうと杉木立の中に三岳寺跡が有る。
はるか昔は鳥居道谷から尾根を越え歩かれたらしい。
戦国時代に焼打ちに会い現在の三岳寺は馬の背尾根の取付き・湯の山側に
移され建てられているが。
当時は冠峰山三嶽寺と言われたらしいが寺号の「三嶽寺」の
三つの嶽が気になり調べた結果、御在所・鎌・国見の三岳に囲まれた
場所に寺を設けた事に由来するらしい。
2011-03-30 磐座(イワクラ)について
2011-12-31 2011年、今年を総括すると
お気に入りした人
人
お気に入り追加
拍手で応援
拍手した人
拍手
拍手をおくる
訪問者数:767人
三岳寺の三つの岳とは?
拍手
こっそり拍手
お気に入り
コメント
シェア
コメント
ゲスト
RE: 三岳寺の三つの岳とは?
onetotaniさん、こんばんは。
三岳寺、実は現在二つあります。
「山と高原地図」を見ると分かるのですが、湯の山側・馬ノ背尾根の取付きと、千草にも三岳寺があります。
「界」の文字が岩に彫られているのは菰野と千草の境界争いがあった名残と言われますが、その境界付近にあった三岳寺も帰属をめぐって論争があったかもしれないらしいです。
で、どちらかの集落が自分の村に三岳寺を再興すれば、もう片方も・・・と。
三岳寺の名前の由来についても、諸説あります。
御岳(御嶽)からきた説で、その御岳とは鎌ヶ岳(冠ヶ岳の古称だと言う説。
鎌ヶ岳の山頂には「天照皇大神宮社」と書かれた祠があります。
鎌ヶ岳、御在所周辺には奇岩が多く、入道ヶ岳の磐座の例があるように、これらの奇岩も磐座だったり、修験者の修行場だった可能性もあります。
木曽御嶽からも分かるように、御嶽(御岳)とは神の居る山という意味でもあります。
御在所というのも同様で、神の在所という意味だとも。
なので、御在所を御岳(ミタケ)と言っていた時代があったのかも。
オンタケは木曽御嶽のみで、他はミタケまたはオタケと呼ぶそうです。
なので、御岳が三岳と変化したとも。
菰野側からは国見岳が目立たない事からも、三岳寺の名前の由来が三つの岳に囲まれたと言うのは、間違いではないかもしれませんが、比較的新しい時代に付けられたものの可能性もあるようです。
国見岳のや御在所についても、古い時代にはいろいろな古称があったようで。
・・・以上は「鈴鹿の山と谷」からなんですけどね。
この本、少々難しいですが、鈴鹿のバイブルと言わるだけあって、興味深い内容も多いです。
2011/6/15 0:04
onetotani
RE: 三岳寺の三つの岳とは?
todokitiさん 詳しい補足を有難うございます。
ただピークを踏むだけの登山より、地形や歴史・謂れに
興味を持ちながら登る方がより楽しいと思っています。
それと、文面にある「鈴鹿の山と谷」と言うのは上下巻に分かれた案内書で谷について詳しく書かれていたように記憶していますが?
これからもただ登るだけでは無い山登りを続けたいと
考えています。
2011/6/15 20:54
ゲスト
RE: 三岳寺の三つの岳とは?
「鈴鹿の山と谷」ですが、全6巻からなる本で、西尾本とも言われるものです。
発刊が平成元年頃ですから、もう20年以上経ちましたが、現在伝えられている鈴鹿山中の地名の多くは、この本が元になっているとか。
筆者が記憶している昭和30年代頃の鈴鹿の記述もところどころあり、まだ山仕事が残っていたころの様子を知る事も出来ます。
豪雨災害などで、三重県側の様子も変わってしまった場所もありますし、一般的なガイドブックとしては不向きですが、地名採取など資料的価値は高く、ピークや谷についてはもちろん、鈴鹿全域についてよく調べられています。
ただし、一冊三千円以上なので、全巻揃えると良いお値段になってしまいます。
同じ山岳会所属の草川啓三氏も西尾寿一氏に影響を受け、鈴鹿・伊吹に関する本を出されていますが、こちらはもう少しガイドブック的な要素が強い本です。
2011/6/15 22:08
onetotani
RE: 三岳寺の三つの岳とは?
間違って記憶していたようです。
御指摘有難うございます。
話は変わりますが、言われているような本はどのようにして入手されたかよろしければ御教示ください。
2011/6/15 22:42
ゲスト
RE: 三岳寺の三つの岳とは?
おはようございます。
普通に本屋を通じて注文すれば取り寄せてもらえると思います。
大きな本屋なら、稀に置いてある事も。
アマゾンや楽天など、ネット通販でも購入できるはずです。
出版元のナカニシヤ出版からも購入できます。
ただ、少々古い本なので、在庫分も背表紙が多少色あせていたりします。
2011/6/16 5:46
onetotani
RE: 三岳寺の三つの岳とは?
色々とご親切にありがとうございました。
2011/6/17 20:23
キャンセル
投稿する
×
コメントを編集
×
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、
ログイン
していただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する
この日記を書いた人
onetotani
6月のカレンダー
«前の月
次の月»
日
月
火
水
木
金
土
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
カテゴリー
体験記(1)
山行後記(3)
山行後記(1)
山行後記(1)
整理してみた。(4)
備忘録(4)
ドライブ(1)
つぶやき(4)
山靴(1)
旅行後記(3)
未分類(13)
訪問者数
31053人 / 日記全体
最近の日記
里山の展望を比べてみると・・・
鈴鹿の道路も冬モードに
バリエーションルートの道標は是か非か?
屋久島に上陸
秋のアラスカ
ホワイトアウト
北端の旅
最近のコメント
totokさん 今晩は。
onetotani [10/16 19:24]
teppan_さん 今晩は。
onetotani [10/16 17:58]
onetotaniさん、こんにちは。
totok [10/16 17:53]
各月の日記
2023/03
2023/02
2023/01
2022/12
2022/11
2022/10
2022/09
2022/08
2022/07
2022/06
2022/05
2022/04
2022/03
2022/02
2022/01
2021/12
2021/11
2021/10
2021/09
2021/08
2021/07
2021/06
2021/05
2021/04
2021/03
2021/02
2021/01
2020/12
2020/11
2020/10
2020/09
2020/08
2020/07
2020/06
2020/05
2020/04
2020/03
2020/02
2020/01
2019/12
2019/11
2019/10
2019/09
2019/08
2019/07
2019/06
2019/05
2019/04
2019/03
2019/02
2019/01
2018/12
2018/11
2018/10
2018/09
2018/08
2018/07
2018/06
2018/05
2018/04
2018/03
2018/02
2018/01
2017/12
2017/11
2017/10
2017/09
2017/08
2017/07
2017/06
2017/05
2017/04
2017/03
2017/02
2017/01
2016/12
2016/11
2016/10
2016/09
2016/08
2016/07
2016/06
2016/05
2016/04
2016/03
2016/02
2016/01
2015/12
2015/11
2015/10
2015/09
2015/08
2015/07
2015/06
2015/05
2015/04
2015/03
2015/02
2015/01
2014/12
2014/11
2014/10
2014/09
2014/08
2014/07
2014/06
2014/05
2014/04
2014/03
2014/02
2014/01
2013/12
2013/11
2013/10
2013/09
2013/08
2013/07
2013/06
2013/05
2013/04
2013/03
2013/02
2013/01
2012/12
2012/11
2012/10
2012/09
2012/08
2012/07
2012/06
2012/05
2012/04
2012/03
2012/02
2012/01
2011/12
2011/11
2011/10
2011/09
2011/08
2011/07
2011/06
2011/05
2011/04
2011/03
2011/02
onetotaniさん、こんばんは。
三岳寺、実は現在二つあります。
「山と高原地図」を見ると分かるのですが、湯の山側・馬ノ背尾根の取付きと、千草にも三岳寺があります。
「界」の文字が岩に彫られているのは菰野と千草の境界争いがあった名残と言われますが、その境界付近にあった三岳寺も帰属をめぐって論争があったかもしれないらしいです。
で、どちらかの集落が自分の村に三岳寺を再興すれば、もう片方も・・・と。
三岳寺の名前の由来についても、諸説あります。
御岳(御嶽)からきた説で、その御岳とは鎌ヶ岳(冠ヶ岳の古称だと言う説。
鎌ヶ岳の山頂には「天照皇大神宮社」と書かれた祠があります。
鎌ヶ岳、御在所周辺には奇岩が多く、入道ヶ岳の磐座の例があるように、これらの奇岩も磐座だったり、修験者の修行場だった可能性もあります。
木曽御嶽からも分かるように、御嶽(御岳)とは神の居る山という意味でもあります。
御在所というのも同様で、神の在所という意味だとも。
なので、御在所を御岳(ミタケ)と言っていた時代があったのかも。
オンタケは木曽御嶽のみで、他はミタケまたはオタケと呼ぶそうです。
なので、御岳が三岳と変化したとも。
菰野側からは国見岳が目立たない事からも、三岳寺の名前の由来が三つの岳に囲まれたと言うのは、間違いではないかもしれませんが、比較的新しい時代に付けられたものの可能性もあるようです。
国見岳のや御在所についても、古い時代にはいろいろな古称があったようで。
・・・以上は「鈴鹿の山と谷」からなんですけどね。
この本、少々難しいですが、鈴鹿のバイブルと言わるだけあって、興味深い内容も多いです。
todokitiさん 詳しい補足を有難うございます。
ただピークを踏むだけの登山より、地形や歴史・謂れに
興味を持ちながら登る方がより楽しいと思っています。
それと、文面にある「鈴鹿の山と谷」と言うのは上下巻に分かれた案内書で谷について詳しく書かれていたように記憶していますが?
これからもただ登るだけでは無い山登りを続けたいと
考えています。
「鈴鹿の山と谷」ですが、全6巻からなる本で、西尾本とも言われるものです。
発刊が平成元年頃ですから、もう20年以上経ちましたが、現在伝えられている鈴鹿山中の地名の多くは、この本が元になっているとか。
筆者が記憶している昭和30年代頃の鈴鹿の記述もところどころあり、まだ山仕事が残っていたころの様子を知る事も出来ます。
豪雨災害などで、三重県側の様子も変わってしまった場所もありますし、一般的なガイドブックとしては不向きですが、地名採取など資料的価値は高く、ピークや谷についてはもちろん、鈴鹿全域についてよく調べられています。
ただし、一冊三千円以上なので、全巻揃えると良いお値段になってしまいます。
同じ山岳会所属の草川啓三氏も西尾寿一氏に影響を受け、鈴鹿・伊吹に関する本を出されていますが、こちらはもう少しガイドブック的な要素が強い本です。
間違って記憶していたようです。
御指摘有難うございます。
話は変わりますが、言われているような本はどのようにして入手されたかよろしければ御教示ください。
おはようございます。
普通に本屋を通じて注文すれば取り寄せてもらえると思います。
大きな本屋なら、稀に置いてある事も。
アマゾンや楽天など、ネット通販でも購入できるはずです。
出版元のナカニシヤ出版からも購入できます。
ただ、少々古い本なので、在庫分も背表紙が多少色あせていたりします。
色々とご親切にありがとうございました。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する