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寂しさを紛らわすため鈴鹿山系を考えてみよう。
滋賀県と三重県にまたがる鈴鹿山系は北部と中部では随分、雰囲気が変わる。
北部を霊仙山〜御池岳〜竜ヶ岳辺りとすると、釈迦ヶ岳〜鎌ヶ岳〜イワクラ尾根辺りが中部に、入道ヶ岳〜が南部に分けられると思うが、その山域の違いを考えてみる。
北部の特徴は石灰岩の山になるので、御池や藤原に代表されるようなカレンフェルト・ドリーネ等からなるカルスト地形が苔と相まって穏やかな日本庭園の雰囲気が多く見られる。
又、霊仙山・御池岳・藤原岳いずれの山も広大な頂上部に複数のピークを持ち、大きな尾根に支えられた山容の大きな山が多い。
朝明を越えて南下すると、花崗岩の山に変わり御在所岳・藤内壁に代表されるような険しい岩稜帯も増えてくる。
尾根上には長年の風化が創り出した奇岩が多く見られるようになる。
県境稜線に出ると、ピークが次々と連なり日帰りでも複数の山頂を縦走も可能になる。鎌尾根・イワクラ尾根などアップダウンの多い尾根歩きも興味深い。
残念ながら入道ヶ岳以南は未経験なので、特徴が分からないので比較できないが、イワクラ尾根から徐々に高度を下げて標高も1000mを切りながら平野部に至る。こちらの山も早く知りたいものだ。
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