2019.2.23 「すみかわスノーパーク」(宮城・蔵王町)で第二駐車場脇の崖から、26歳の男性が300m程滑落し、その旨を同僚に電話連絡したとの事で、直に捜索はなされたものの悪天候で一時捜索中断とは、当日ニュースでも聞いていました。
24日朝に救助されましたが病院で死亡が確認されたとの事、痛ましく悲しい出来事でした。
詳細は伝えられていませんが、どうして、駐車場脇の崖まで行かれたのか、考えられるのは、「用足し」の為に、駐車場直ぐ脇が断崖とは知らずに端っこに行き過ぎてフワフワ雪を踏み抜き滑落したように思われます。
2016.12.20に仲間四人と、大雪山系黒岳で女性登山家(43)が滑落したのも記憶に新しいです。「ピオレ・ドーレ(黄金のピッケル)」賞も受賞された方ですが、滑落死の原因は「用足し」と聞いていました。
黒岳登頂後に「用足し」の為にパーティーから離れ、戻って来ないと探したら滑落の形跡があったとの事でした。
近くにトイレが無く「お花摘み」の為に、積雪の所を進み足元が急斜面とは気付かずに進み雪面を踏み抜き滑落した様子です。死因は滑落による岩稜帯に頭をぶっつけた「脳挫傷」との事でした。
世界的に名の知られた登山家でもこんな所で遭難と言うのも多々あるとの事、山では「気のゆるみ」からくる、初歩的な事故で命を落とす事も珍しくはないそうです、低山だからと言ってけっして軽く見てはいけない教訓ですね。
登山中の「用足し」はけっして些細な問題ではなく、避けて通れない永遠の問題ですね(環境問題も含めて)
特に冬山の「お花摘み」や「鉄砲撃ち」は命がけです。
山も、家を出てから、無事帰って来るまで、気を抜いてはいけませんね。
こんばんわ、sari-paAと申します。
今はもう雪山やってませんが、雪山の用足し、怖い思い出あります。
四国・石鎚山の山頂小屋に泊まった時(その頃は避難小屋)、トイレまで小屋横の急な階段を下らなければならなかったのです。階段は凍っていておまけに谷側へ傾いていました。ほとんど這いつくばって降りました。よく滑落しなかったものです。
雪山テント泊は、楽しい思い出です。昼間に作った穴は、夕方からの雪で完全になくなって、どうしようかと迷っていると、テントの中から女声の「お好きなところでどうぞ」と。フワフワ新雪、歩くのも大変だからまあ、テントから数m離れた所で作業完了しました。
冬山・雪山だったら、用足しは仕方ないことだから、お互い寛容を持って行きたいですね。
sari-paA さん こんばんは、経験を交えてのコメントありがとうございます。
やはり冬山モノトーンの景色は幻想的ではありますが、よく言われる「魔物が住んでいるんですね」
冬山は、ホワイトアウトによる道迷いや気象遭難、プラス「用足し遭難」も加えるべきでしょうか。
登山でも無く、スキー場併設の一般の方の駐車場脇での滑落遭難、雪山は思いもしないところに落とし穴が有るんですね。
用足しは生理現象(歳を重ねる毎に近くなりますね)、お互い寛容な心で行きたいと言う、お言葉気に入りました。
石鎚山は登ったことありませんが憧れの山です、絶壁で岩場の山ですよね雪面の怖さは想像に余りありそうです。
こんばんは、
いわゆる雪山では有りません。
冬の首都圏の低山です。
用足しに降りた河原は完全に凍結していました。
2回連続で転倒し、背中を強打しました。
頭だったらと思うとちょっとアレですね。
下半身丸出しで・・
yaspon27 さん こんばんは、コメントありがとうございます。
「用足し」は、体にも精神的にも余裕が無い時なので、あわてて yaspon27 さんの様な状況想像できますね。やはり遮る物が無い絶景を求めて登山するものですから、隠れて用事ごとをするところに無理があるのでしょうかね。
しかし見られて減る物では無いと思います(自慢だけなら軽犯罪ですけど)ので、怪我(毛が)無くて良かったです、でも転んだ様子を想像するだけで滑稽ですね。
yamanamie様、初めまして、こんばんは!
用足し問題、そこまで危険が無いところでも、やはり(社会的に💦)危険で、朝のテン場でトイレ渋滞したり、いざ入ったら引っ込んだり、出発してから行きたくなったりと、「双六の賽、息子の小水、山トイレ、是ぞわが心にかなわぬもの」で悩まされることが多々あります(´・ω・`)
ましてや冬山で天候が荒れていたら(単独行の可能性も少ない)、その時にテント内で決心できるか自信がありません。
さらにもっと激しい環境だったら?! 実は2年半前にこちら↓の講演で北極圏を歩かれた話を聞いてきまして、質問時間に「万一、北極で催したときは、どうされるのでしょうか?」とすごく聞きたかったんですが…結局聞けず仕舞いで、今でも後悔しています(^_^)ゞ
○Yamakei Online:人力での冒険を応援しよう! 「人力チャレンジ応援部」が田中陽希氏、阿部雅龍氏をゲストに「第1回 定期連絡会」を開催
http://j.mp/2H7oXqD
余談ですがこの阿部さん、自己紹介で「『夢を追う男』で検索すると一番に出てきます。二番目は『そんな男と結婚するな』です」で笑いを取られていました。それが今や1から20番目ぐらいまで阿部さんで埋め尽くされています(^_^)ゞ
toshimizu7566 さま コメントありがとうございます。
山での「用足し」は誰もが直面する、でも公にしずらい永遠の課題ですよね。
皆さんからコメントを頂き、当たり前のようなものですがやはり自分だけが悩んでいたのではない事を改めて知り安心しています。
登山は早く出発、早い帰還ですよね、でも長い習慣を登山の時だけ早い朝食・行動食と「用足し」のタイミングを登山口等、目の前にあるトイレにタイミングを合わせるのは大変ですよね(いつの間にか小⇒大の話になっりつつあります)
登山途中で催し(100点満回答は携帯トイレ持参で用済みは持ち帰る)、でも安心して「用足し」出来そうな所では、頻繁に登山者が通ったり、広い所では休憩している方が沢山居たり、まして洋式に慣れてしまった現在では和式で「用足し」では、焦りで難産だったり…、「用足し」は人目をはばかり、精神状態が正常ではなく、近くに崖があったりすると、タイミングが悪いとしか言いようがありませんが滑落。
まして雪山では枝等に載っている雪を(慌てても、慌てなくても)踏み抜く危険性は大いにあると思います、頻繁ではありませんが誰もが頭の片隅に置いてて頂きたい、今回はごく一般のスキー客が駐車場脇の断崖から300mも滑落し本人(26歳・男性)から滑落の連絡があったものの、悪天候で翌日救助、病院で死亡が確認されたとの痛ましい事故でした。
前に後烏帽子登山で周回した時、対岸より「えぼしスノーパーク」方面を望んだ時、かなり深い渓谷の脇にあるスキー場だと記憶しています。
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