MTB地味トレ

　普段の町乗りももちろんですが、林道走行の安定性を少しでも高めたいと考えて、地味なトレーニングを最近始めました。
　
　暇なときに、近所の公園に出かけて地味トレです。山道っぽい所もあり、大きな駐車場もあるので、目立たずそっとできるので助かります。
　この公園は、子どもたちが思う存分自然の中で遊べるように作られたものです。木登りをしたり、小枝を集めてたき火をしたり、穴掘りをしたり、木や葉っぱを利用して工作したり、滑り台などの遊具を作ったり・・・。管理者からも「遠慮なく自転車を楽しんでください。」「自転車の講習会なんかも開催してもいいかも。」とのお話をいただいています。近所の方たちも、ママチャリなんかでよく通行している道ではあるのですが、登山する立場としては、「できるだけ道を荒らさないように」という気持ちはどこかに芽生えてしまいます。

　山道っぽい所の木の階段を何度も下ります。３０ｍ位の同じコースを乗車して下って、押して登って、また下って・・・の繰り返しです。段差があってカーブもあるので「ひえー、ひょー！まずい！やばい！」などとつぶやきながら。
　
　駐車場では、低速で、１台分の駐車スペースの中をひたすら「８の字走行」。ハンドルを９０°近く曲げないと曲がりきらないので、しょっちゅうよろけながら。５分も続けていると汗だくです。これをすると、苦手なターンや向きがあることを実感します。
　更に、後輪を上げて「ジャックナイフ」。前輪を上げて「ウイリー」。前後方向のバランス感覚の幅を広げます。

　いずれも、できるだけ低速でコントロールできるように心がけています。派手な技やスピード能力を習得したいわけではなく、MTBでのバランス感覚を高め、林道を安全に走行できるようになることが一番の目的です。「８の字走行」の効果か、先日の林道走行では、砂利道の急勾配の上り坂でもあまりよろけることがなく走行することができた感じがします。
　登山中の歩行バランス保持に効果があることも期待しています。