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納車半年の新車だったが、近年の新車にはスペアタイヤが無く「応急修理キッド」しか付いていないと言う。(← 言い訳にもならない)取説を読みつつ応急キッドで初体験の修理を試みたらしいが回復しない。レスキューを図るにも現場は幹線から4キロも入った人も車も通らない山中、しかもロードサービスも未加入という。
さて奴はどうした?
悩んでいても仕方がない。とにかく麓集落まで下山するしか無いと考え1時間余を歩いて山を下りた。道々考えた浅知恵は「ホイール付きタイヤを購入→(応じてくれるかどうか解らぬが)タクシーで現場帰還→自分でタイヤ交換」だった。
村人にタイヤ販売店やタクシー会社を尋ねるも「隣町にしかないが、シルバーウィークの連休真っただ中、2軒しか無い販売店も営業しているかどうか」と言われた。
迷っていても始まらない。とにかく隣町へ出ようと40分待ってバスに乗り、道中運転手に悩みを告白すると「唯一GS(ガソリンスタンド)が一軒開業中。同行し私からも頼んであげよう。」と涙が出る様な有り難い言葉。
ところがGSにはパンクタイヤのサイズ在庫がない。そのため「林道の現場のパンクタイヤ取り外し→GS店内でパンク修理→林道現場で修理タイヤ取り付け」しか方法は無いとなり、店員さんがオフロード林道を含め往復20キロ程*の距離を2往復し救済してくれた。(*またチョンボ、 9/25正確に計測したら往復52キロ×2往復=104キロでした。すみません。)
オフロード林道にスペアタイヤも持たずに入った不心得者のために約半日を費やして快くレスキューしてくれたGS店員さん、親身にアドヴァイスと支援をしてくれたバス運転手さんには本当に感謝しても感謝しきれないだろう。
日頃山の事故は全て自己責任などと「解ったようなことを言いながら」、たった1本のスペヤタイヤも持たずに安直な林道楽チン登山を考え、他人様にご迷惑を掛けてしまったバカな奴がいたのだ。もちろん奴は当分謹慎だろう。
tonkaraさん、こんばんは。
大変でしたね。
最近の車はスペアタイヤ無いんですか
車は10年以上買い換えてい無いので僕はそういう現状を知りませんでした。
原価率削減とか、ラゲッジスペースの確保とか、軽量化による燃費の向上とか、メーカー側にとっては有利な感じがしますよね。
多くの人は未舗装路など普通は走りませんから、使用する場面も無いということなんでしょうね。携帯がつながれば、ロードサービスを呼べばいいわけですからね。
スペアタイヤはオプションという時代ですか。僕はこれまで何度かスペアタイヤがあって助かった場面があるので、少し残念な気がしますね。
toole さん こんにちわ
ご指摘の通りです。兎に角最近は車体を軽量化して燃費効率だけを上げる競争になっているようです。またスペアはオプションといっても収納箇所もありません。後から考えればこんなことは購入前から解っていた筈ですが、思慮が及ばない性格は直らないようです。
いつも拙レコを覗いて下さり有り難うございます。
沢登りは別世界ですが、興味深く拝見しています。リスクの多い河床・滝ルートを日帰りで1,000M前後も遡上する(累積標高差)技術とパワーに驚きです。
虎毛須金山塊は懐かしく、また登りたいです。
昔、富士山を望む林道でスバルレオーネをスタックさせてしまい、数キロ歩いて助けをもとめ、ウインチで引っ張り上げてもらったことを思い出しました。
4WDのハイトコントロール車でもオフロードカーでなければ一緒だということを痛感しました。
レッカー代金の3万円は痛かったけど、谷底に滑り落ちないだけラッキーだったとおもいます。一人で林道に入るときは、最悪の事態も計算に入れながらでないと、命に関わりますね。
kkiyose さん、はじめまして
お恥ずかしい”ハジサラシナ日記”にコメント頂戴し有り難うございます。
そもそもチャチなタウン車で、しかもスペアも持たずにオフロードへ入ったこと自体が間違いでした。何十年もパンク事故を経験しないうちに何時しか危機感を失っていたようで恥ずかしい限りです。
スバルのスタックはご無事でなによりでした。やはり轍を外して走る林道走行はリスクも高いですね。
任意保険にもロードサービス(レスキュー)が付いていますが、実際のところ地方のオフロード林道等の場合駆けつけてくれるものでしょうか?
いずれにしても今回「山は自己責任」の意味を再考させられました。
私も同じようなものです。林道の走行はいつも緊張しっぱなしです。ライト点けて、ギヤ落として走ってます。追いつかれたら道を譲るようにしています。それでも落ちたらどうする。エンストしたらどうする、とか緊張しっぱなしです。
実は、今年、那須の幻の滝探訪から帰って、二日経って、車のバンパーが傷ついているのに気が付いたんです。見れば一目でわかるほどの傷なのですが、全然気がつかなかったのです。修理すれば10万位はかかりそうな。
そういえば帰りの林道で何か音がしたのを思い出したのです。その時なんだろうと思って止まったんですね。だけど別にこするようなものもなかったのでそのまま走って来たのですが、いくら考えても原因が分からないんです。
私の結論としては、道路わきにあったものを踏んでそれが起き上がって車をこすったのだろうと思っています。古くなった工事用の残骸がありましたので。瞬間的な居眠りも考えられますが、止まって見たとき、こするようなものは無かったんです。疲れていたのは間違いないですが、駐車場の車の中で休んでから来ましたので。まあ、林道走行だけでなく山行では何が起こるか分かりません。
今度の件は、明日は我が身です。あまり気に無さならくてもいいんじゃないですか。通常走行で起きたことですから。困ったときはお互いさま。助け合いの精神でいいと思います。肝に銘じて今後の山行に生かす。謹慎までは必要ないのではないでしょうか。
そうでないと私は謹慎ばっかりで山へ行くことが出来なくなっちゃいます(+_+)
PS
車の修理は、自分でやりました。ちょっと見には気づかない位になりました。資材費5千円位。やれやれです。
myoukohiuti さん、こんばんわ
「・・車の自己修理、資材費5千円位・・」・・軽傷で良かったですね。
オフロード林道ではご指摘の通り前輪で起こした落枝で車体にキズをつけたり、工事現場で釘を拾ったり、豪雨で深堀された轍(わだち)でタイヤ側部をバーストさせたり(多くは轍を跨いで走行しますが・・→これまた脱輪のリスクに)と、多くの危険がありますね。時には落枝が後タイヤに突き刺さることもありますから楽観出来ません。
(中には域外者向けの「無断入山禁止」を無視して入山すると、不在中にタイヤをパンクさせられるレアケースも。もちろん不法行為ですが・・)
山には「想定外」のリスクが伴いますから、十分な注意が必要ということですね。
tonkaraさん、こんばんは。
私も普段は判ったようなことを言いながら、迂闊にも落石でタイヤを損傷、ケータイも届かないところで半ばパニックになったことがあります。
幸いにもフルサイズのスペアタイヤはあって、ローテ経験もあったにも関わらず、スペアタイヤの外し方(適用工具)が判らずに泣きそうになりました。
いつも最悪のことを頭の隅に置きながら、必要な訓練を繰り返して行う・・・・自然災害と同じ構えが必要ということを思い知りました(また忘れてしまうのも人間の性ですがw)。
firebolt さん、こんにちわ
コメ有り難うございます。
割れた落石は特にタイヤを傷めやすいですね。
ただ、最悪は車の足よりも自分の脚(損傷で身動きが取れなくなる場合)でしょうから、歩行にはより慎重さが必要ですね。
体験はなくても「いつも最悪のことを頭の隅に置きながら・・」は仰る通りですね。
私も気持ちだけは心掛けてはいるのですが、毎回小さなチョンボ(複写地図や乾電池等の車内忘れ、車の鍵掛忘れ等)が絶えない状態です
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