物忘れ

今日は現役時代から通う病院へ３ケ月振りの上京である。

久しぶりの上京、診察後は都心の空気を吸いながら、何処か美味しい喫茶店で本でも読んて寛ごうかと電車に乗った。
が、なんとまたぞろ肝心の本を忘れるという大失態。

目論んでわざわざ準備しておきながら、出掛けにスイカ（Suica）を忘れ、下駄箱に本を置いた結果がこの始末である。何かを手にしつつ、別な何かをひとつ考えた途端に前のことを忘れてしまう自分。もう呆れると言うより悲しくなる。本当に先が思いやられる。


日本橋三越前の洒落た喫茶店。
本もないまま、バッグに残っていた豆菓子（写真）をかじりながら、ぼんやりと時間を潰す。ここ数年東京はどんどん新しく高層ビルが建ち、洒落たお店があちこちに登場している。

豆菓子は普段立ち寄る喫茶店のサービス品。名古屋のチェーン店だが、名古屋と言えば現役時代の当地喫茶の「モーニングサービス」合戦が懐かしい。

菓子袋左の絵、ソンブレロの主が差出すコーヒーの薫りは今にも漂って来そうだ。
袋右、ストローらしきものやシャツから、さしずめ夏バージョンのアイスコーヒーかな？

中南米だろうか、現地でもアイスコーヒーなんてあるのかなぁ？
中南米、勿論もう行くことなど出来ないなぁ。