義憤

今日は朝から腹が立って仕方がない。

ひとつは、以前この日記にも書いたが、那須の高校生ら８名の雪崩死亡事故。検証委員会も主催者(高体連)が雪山の危険性を十分認識出来ない教員を引率者にしていたと、驚愕の報告。

もうひとつは、福島原発放射能事故の被告(東電旧社長副社長)が予測不能の津浪だから無罪だと厚顔無恥の主張をしたことだ。

これでは被害者は浮かばれない。
山を甘く見、山を汚染する行状。

コメント

gijin

RE: 義憤
組織の自己保身なのでしょうが、世間の、常識の視点
が欠落しています。もう何も見えていないような気になります。情けないですね。

tonkara

RE: 義憤
gijinさん、こんばんは

個人情報保護、特定秘密保護、書類の廃棄等も、保身の道具に利用されていますね。
暗澹たる気持ちになります。

stroheim

非道い世の中だ金返せ！！
初めましてこんにちは！
　まったく同感です！
　ではでは‥

tonkara

Re: 非道い世の中だ金返せ！！
Stroheimさん、こんばんは

“必要悪“などと不条理な理屈をいつまでも許していては、世の中良くなりませんね。
子や孫の為にも質されるべきです。

chiro

那須の事故
那須の雪崩事故について
所詮「高体連」レベルではそもそも冬山に引率などすべきではありません。
それに普段業務に忙しい先生方に冬山を安全に引率出来る知識・技術まで要求するのが無理な話で片手間で出来るような事ではないと思います。

更に言えば雪山では一見危険性が無いように見えても斜面があれば雪崩は起きます。雪崩る条件が揃っていなくても、経験値で補いきれない「人智を越えた」自然の猛威があります。
３０年以上前ですが槍平の小屋周辺に幕営していた登山者が雪崩に巻き込まれ数名の犠牲者が出ました。私も当時「まさかあの場所で！」と驚きましたが２００８年にも、近い場所で４名の方が雪崩で亡くなっています。

結果としてかつての教訓が活かされなかった訳ですが果たしてあの場所にそれだけの警戒心を持てる登山者がどれだけいるでしょうか。
冬、重荷に喘ぎ、やっと辿り着いた槍平の小屋は立派な造りで周囲の適地としか思われない場所に自分がテントを張らないだろうとはとても言い切れる自信がありません。。
それだけ雪崩など想像もつかない安全と「感じられる」場所だと言うことです。

小さくてもリスクがある以上最大限の注意を払うべき、は正論です。
ですが正論に拘っていたら山など登れないのも事実です。
先の那須の例で、もし自分がその場にいて天候が悪いのでラッセル訓練に切り替えたとして眼の前に適度な新雪のある傾斜があってしかも若干の樹林が点在する斜面だったら雪崩の危険性を確実に察知出来たとはとても断言出来ません。

事故が起こった以上何等かの瑕疵があったのは事実でしょうが「誰か」の責任を追及するだけでなく山では「人智を越えた」こともあると肝に銘じるべきだと思います。

tonkara

Re: 那須の事故
Chiro さん、こんばんは

コメント有り難うございます。

私はもう少し厳しく捉えています。
「人智を越えた」ものがあることは解りますが、本件はそれ以前の問題だと考えます。
(敢えて言えば、本件は人智の範囲内のことであり、あんな状況下の斜面に立ち入るのは最初から自殺行為同然です。)