田舎のオジイちゃん

(小生)「オジさん、ちょっと待っててネ !」
(先方)「暇なもんで！」？

プリンター用紙を買いに量販店に寄った。
レジ待ちしてレジに進みアプリ(PayPay)を開いていたら、いきなり見知らぬオジイさんが横に立ちカウンターの小生の品物をずらして自分の品物を置いた後こちらを凝視していた。

一瞬ムッと来て文句(注意)を言おうとノドまで出たが、相手はニット帽にチャンチャンコを纏った小太りのオジイさんで、恐らく８０代。この年齢になってなお順番を待つ事が出来ないらしい。マナーなども理解出来まい。増してやここは田舎、実感として田舎にはこう言う高齢者が結構多い。文句を言うのは諦めた。

悪意がある訳でもないのだろうが、マナーに欠ける行為で、小生は嫌いだ。しかし高齢者には順番待ちを「少しだけ堪えて我慢する」と言うことも難しくなっているのかも知れない。一瞬の合間にもアレコレの思いが過り、今更注意しても直らず可哀相に思えてしまった。

この上は精一杯の皮肉を込め(←素直じゃないなぁ)「オジイさん」を「オジさん」と呼び(←マナーなら皮肉にならないか？)、心とは裏腹に「ちょっと待っててネ!」と優しい言回しでチュウイ？した。

今年最初の小さな善行だったかな？