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有明海は長崎、佐賀、福岡、熊本の四県にまたがっているが、その沿岸には広大な干拓地が点在しており、そこにに渡って来る鷹やフクロウもいる。
コミミズクもそうなのだが、フクロウの仲間なので基本的には夜行性だ。
なので、見たことはあったけどだいたい日没前後の薄暗い時だった。
詳しい人にに聞いたら、昼でもたまに出るということなので諫早干拓に探しに行ってみた。
いざ探すとなったら広大すぎて大変だった。
反対側だったら、とても見える距離ではない。
雲仙に行くときによく通るあの堤防はたしか7�劼世辰燭發鵑福�
曇り空で暗かったのが良かったのか、16時ちょうどにコミミちゃんは現れた。
止まり木から一点を見つめて、これから始める狩りに備えて神経を集中しているように見えた。
葦原すれすれの低空を滑るように飛ぶ。しかも保護色なのでうっかりしていると見失う。
獲物（たぶんネズミだと思う）を見つけるとホバリングしてほぼ垂直にダイブする。
成功率はあまり高くないようだった。
あの悪名高き潮受け堤防が閉じられて20年が過ぎた今も開門だ！閉門だ！と揉めているが、潮の満ち引きが無くなった堤防の内側は新たな生態系が出来上がっているのかもしれない。
数千羽（数万かな？）のカモ類や猛禽類も数種類いるので、そういう意味では自然が豊かなのだろう。
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