
まずは、「ヤマレコ」の新機能「ヤマプラ」について
この機能は、本当にすごいです。
一般登山ルートであれば10分も掛からずに登山計画が出来てしまいます。(タイムは標準タイムですので各自において修正して下さい)
実際に、昨日(30日)に黒岳に行った時のルートを作成して見て使わせていただきましたが山行計画と山梨県警得への登山計画書提出までに掛った時間は30分程度でした。(実際には途中で撤退しました)
途中で通過するポイントを選ぶだけでルートの作成が出来てしまうのですけど実際にそのルートに沿って歩いていて気が付いたことが有りました。
通常、地形図を用いてルートを作成している時には等高線の状態を常に頭に入れながら「ここは急登だな」「ここは平坦な尾根道か」と思ってルート作成しているのですが「ヤマプラ」で作成している時には通過点の記入だけですので等高線の状況把握が疎かになってしまったようです。
実際に途中のピークから一旦下る所などまったく把握できていませんでした。
常に等高線を気にしながら地形図でルート作成している時と違い、作成後にしっかりと等高線の状況を再確認しなければいけないと感じさせられました。
次に、黒岳(御坂黒岳)の「すずらん峠登山口」についてです。
ここは、山梨 山のグレーディングによると、技術的難易度A,体力度1と、完全に初心者向けのになっているルートです。
「山と高原地図」でも実線表示、途中に水場のマークがあります。
問題はこの水場周辺の登山道の状況です。
私はここには初めて行きましたのでこの山がどうゆう山なのかがよくわかりませんでした。
ヤマレコの記事を見てもこちらのルートの記事はあまり無く殆どの方は「破風山」を経由して「新道峠」側に抜けていってます。
まあ、山のグレーディングでも初心者向きで有るようですし「山と高原地図」でも実線なのだから問題ないだろうと考えて行ったのですが、水場周辺の登山道では崩落が進んでいました。
崩落していない所でも沢側に足を置くと横が崩れだしてくるとゆうような状況でとても初心者の通れる状況ではない(いや、ベテランでもわざわざこんな所歩く必要は無い)完全に登山道崩れて道が殆どない所も有りました。
周辺の崖を触って見ましたら触った所がぼろぼろ崩れだしてしまうほど脆い地質のようで現在において崩落が一気に進んでいるのかもしれません。
黒岳への登山を考えられている方は現状ではこのルートは避けるべきだと思います。(強制は致しません、登山は自己責任です。実際私でも何とか通過できました。がわざわざ無駄な危険を冒す必要は無いでしょう)
現在、このルートに関しましては、私が山梨県に対しまして山のグレーディングの見直しもしくは追加情報を記載するようにすることが望ましいと要望を連絡させていただいてます。
ながながと失礼致しました。
クリルでした。
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