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仕事が忙しくなり、山に行けない日が続いている。
おまけに今年の冬は暖冬で12月に入っても
山にはまだまだ雪が少ないという。
そんな日が続く中、頭に浮かんでくるのは
決まって雪山の景色。
真っ青な空の下、無垢な雪面にトレースを刻み、
一歩一歩着実に雪山を登っていく自分の姿。
今はその情景が山スキーの登高シーンへと変わっている。
頭に描かれるのはなぜか滑りのシーンではなく、
シール登高している情景である。
ラッセルをしながらシール登高する厳冬期の雪山。
未明の真っ暗な登山口を出発する。
GPSと地形図が便りだ。
暗闇と真冬の肌を刺す冷気が緊張感を高める。
無心にスキーを滑らせ登高していく。
聞こえてくるのは自分の息吹きだけだ。
やがて昇ってきた朝日を背中に浴びて
温かさを感じると共に緊張感が少しずつ解けていくのがわかる。
そして一日の活力を得て頂を目指す。
無垢の雪面に自分の想定したトレースを刻んでいく。
自らルートを切り開き、進むべき方向を決定するのである。
勾配がきつくなりキックターンを繰り返す。
シール登高の技術が問われる場面だ。
登るにつれて雪質が変わっていくのが感じられるのも
山スキーならではのことだ。
霧氷した樹木の繊細さに感動する。
アーベンロートに染まる雪稜の美しさに感動する。
雪山の情景に魅了された者はそこから離れられない。
雪山への想い。
そこに想い描かれるのは決まってそんな山スキーでのシーンだ。
今シーズンもそんな想いをどれだけ感じられるだろうか・・・
今年は雪が少ないけどそろそろじゃないですかねぇ〜。今週末はどこにしようか思案中です。
それにしても今年は雪が遅いですねぇ〜
今週末は寒波が来るそうなので、なんとか休みをゲットして
雪を踏みしめたいものです。
細かい描写、すごくわかりますよ。
やっぱり山スキーは滑走よりも登りですね。
全行程の8割〜9割を占めるハイクアップを楽しまないともったいないと思います。
そのうち時間ができたら四阿山とか、上信越あたりに滑りに(登りに)行きますか。
今晩は〜
シール登高のあのシーン、その姿を思うと雪が恋しくなります。新雪を文締める感触、たまらないですね。
初滑りにはいつになるかな?
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