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2017年09月18日 20:42書籍・文献全体に公開

登山の運動生理学とトレーニング学

◯山本正嘉『登山の運動生理学とトレーニング学』(東京新聞、2016年)


登山は生理的に負荷の高い運動だと思う。
それは、できるだけ高いところまで自動車やロープウェイで上り、歩きやすいように整備された道を登るだけの場合であっても、根本的には同じだと思う。

本書はまず最初に、登山をするためには知識や技術を習得することと同様に、一定水準以上の運動能力を身につける必要があるということを様々な視点から検証し提示している。そして、快適で安全に登山をするための、疲労対策や運動能力向上の方策を提案している。

表題にある「運動生理学」や「トレーニング学」という言葉だけを見ると、専門書のように感じてしまうかも知れない。実際に、専門的な内容もたくさん登場するが、多くの具体例や分析結果を提示しながら、非常にわかりやすい文体で記述されているので、楽しみながら知識を得て理解することができる。
また、後半の章では、高所登山やウルトラランニング、極限レベルのクライミングまで考察されていて、国内での一般的な登山だけでは経験できない世界も少し知ることができる。

本書を読むと、登山には日頃のトレーニング(ワークアウト)が重要であることや、安全に登山を行うのための行動や対処方法なども理解することができ、登山に対する世界観も一層広がるのではないかと思う。


<出版社ウェブページ>
http://www.tokyo-np.co.jp/tbook/shoseki/tko2016120101.html
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