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車の方が圧倒的に利便性は高いですが、行楽シーズンに観光地でバイカーとすれ違う度に、「いずれまた乗りたいなぁ」と思いながら羨ましく感じていました。
家庭を持ち、住宅ローンを抱え、趣味のために何十万もの出費をするのも憚られ、バイクに乗るのは半ば諦めていました。しかし一昨年、長野に引っ越してから再びバイク熱が加速。自宅から少し走れば、雄大な山々や自然を感じられる道がたくさんあり、このまま悶々としているのも勿体ないなぁと。時間をかけて妻を説得し、ようやく許可を得られたため、この度、念願のバイクを購入しました(当然のように中古車ですが)！！
購入した車両はYAMAHAのSR 400。先日、生産終了が発表されましたが、43年間に渡りほとんどスタイルを変えることなく生産され続けた、空冷単気筒のロードスポーツバイクです。クラシカルなスタイリングと、始動方式がキックスタートのみという渋さに惹かれました。
納車後、早速近所をプチツーリング。久々のクラッチ操作に最初は戸惑いましたが、四肢でバイクを操りながら風を切って走るこの感覚、メチャクチャ楽しい！！ビッグシングルと言われる単気筒独特の鼓動感も気持ち良く、12年振りにバイクの楽しさを思い出しました。近場で走りたい場所がいくつもあるので、しばらくの間、休日はバイク三昧になりそうです。
もう少し暖かくなったら、ツーリングを兼ねてバイクで登山にも出掛けたいものです。
画像1:中央に先日登った風越山
画像2:遥か遠くに真っ白な仙丈ヶ岳
画像3:since 1978
オーナーだった学生時代はたしか、新車価格でも30万円前後で、わたしはさらに安く新古車を20万円台で手に入れました。ブレーキも前後ドラムで、セルではないというところも乙で、あえてカスタムしなくても十分に魅力的でした。デコンプをちょこっとひいて、最適な位置から一気に足を振り下ろすあの一連の儀式が好きでした。
500に乗るのが夢で、当時は落とすためだけとも言われていた限定解除試験にも根気よく通い、あえなく何度も跳ね返されました。後年、あらためて試験場での一発試験で大型も取得したのですが、結局乗る機会も逸してしまい、いまでもすこしだけ未練があります。
わたしも生産終了の知らせを聞いたときは、たいせつな人との別れのときのような、なんともせつない気持ちになりました。純粋なガソリン車廃止もそうですが、規制規制と叫ばれ、これも時代の流れと一言で片づけられているような気がして残念です。
夏には北海道をめぐって、羅臼岳や斜里岳、利尻岳なども登ったことなどは、わたしにとってかけがえのない思い出です。あらためて感謝の気持ちがこみ上げてきます。
こんなにも個性ある単車はもう生まれないかもしれません。どうか末永く、たいせつに乗り続けてください。
gamazouさん、初めまして。
納車したばかりで、久々に乗るバイクがとても楽しく、毎日のように目的地もなく走っています。キックスタートの儀式、誰かが見ている訳でもないのに、格好付けてやっています。笑
以前は大型免許の取得は本当に狭き門だったようですね。北海道を巡られたとの事で、とても羨ましく感じます。以前バイクに乗っていた時も北海道ツーリングは憧れだったので、登山も絡めていつか実現させたいものです。
バイクに関してはほとんど素人ですが、簡単なメンテナンスから始めて、少しずつ自分のSRに触れて行きたいと思っています。
コメントありがとうございました！
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