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標高差約750m、歩行距離14kmの雪山登山。ハイクアップはスノーシュー(ラッセルなし)ダウンはスノーシュー&尻セード。当日の気温は約−7度〜−10度前後。天候は晴れ、風ほとんどなし。レイヤードはファイントラックのドライレイヤーにスマートウールのメリノT、それにマックパックのメリノ×ポリ混紡のジップアップのロングスリーブを合わせ、今までならゴアテックスのハードシェルを羽織るところをナノエアに差し替えて山登りを開始。
まず通気性に関して。最初の林道歩きではいつもと大差はないように感じたが尾根の取り付きから高度を稼ぐようになり、発汗を感じ出すころでも不快感はほとんどゼロ。通気性が良いとの評判通り、ハードシェルにありがちな内部結露やムレ感をほぼ感じることはなく快適そのもの。もちろんきちんとしたウェアリングあってこそ活かせる機能だと思うが、メーカーの謳い文句通り、この状態のままほぼ山頂付近まで到達。最終コル付近から山頂にかけては風を感じるようになり、さすがにハードシェルを身につけたが、インにしてもモタツキ感などの違和感はなく、ミドラーとしても優秀。
伸縮性と軽さ、そしてソフトタッチのシェルは気になる摩擦音の発生もなく装着感もほぼ文句なし!すっかり気に入ってしまった。その証拠に下山後温泉に立ち寄ったが入浴後の食事&ビールの時も結局身につけたまま…メーカーの思惑通りになってしまい少し悔しい気もするが(笑)それだけ優れた機能性を有している、というわけだ。
伸縮性と透湿性ならソフトシェルという手もあるが、その場合自分なら念の為ハードシェルとインシュレーションをバックパックに納めることになると思うし、ハードシェルで行くとしてもインシュレーションウェアは必ず携帯しているので、軽量化という観点からもナノエアにアドバンテージがあると思う。もちろん状況に応じて様々なウェアリングを想定しなければならないが、今後冬のレイヤードの中心にどっかと腰を下ろすことは間違いなさそうだ。
ひとつ注文をつけるとしたら…というか、個人的好みなのだが、サムホール仕様にしてもらえるとミドラーとしての完成度が更にアップすると思うのだが…。ちなみにサイズはややタイトを選択したほうがよいと思う。本来の伸縮性や保温性を活かせレイヤードもしやすいので迷ったらご参考にしていただきたい。
快適そうでしたねー。
僕もサムホール至上主義なので、お勧めのあります?
手首をカバーするのって重要ですよね〜
ええー、快適でしたよー♪
サムホールはなかなか定着しませんねー。
2〜3シーズン前の僕のR2にはサムホールがついてますが、現行モデルにはなしですから。日本人はおしなべて手が短いからサムホール仕様にするとスリーブが長すぎになってしまうとか、色々あるようです。特にインナーには必須の機能だと思いますが。
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