大峯奥駈反省会 最終回「パッキング」編

大峰奥駈反省会、最終回「パッキング」編です。
長いです💦
 
パッキング前に、これまでの「衣」「食」「住」以外に持って行った装備をご紹介。
 
■クッカー類
　Toaks UL Ti 650ml
　Prims P116フェムストーブ
　110缶満+半分
　bicミニライター
　snowpeak シングルチタンマグ220
マグと110缶1個除き、スタッキング。
ガスは満1缶で足りました。
弥山昼と持経夜はお湯提供あったのでガス不使用。
 
■アメニティ類
　カトラリ(LIGHTMYFIRE スポーク)
　ファストエイド
　ウェットティシュ（20枚入X2）
　トイレットペーパー（適当量）
　携帯トイレ（使わなかった。野一回）
　歯ブラシ（磨き粉は使わず、水で飲みこむ）
　耳栓（安眠の必需品）
　日焼け止め（社会人として…）
　ツールナイフ（レザーマン スクウォートPS4）
　温泉タオル（洒落手ぬぐいより結局コレ）
　ゴミ袋（後述の理由でほぼ使わなかった）
　予備乾電池（ヘッデン用）
　靴擦れ防止テープ（3M製、適当量）
　モバイルバッテリー（20000mAh）
雑誌の付録のタイベック製直方体のスタッフサックに入れる。ウェッティはちょうど使い切ったくらい。
 
■その他
　ミニ三脚（やっぱり自撮りはしたい）
　ヘッデン(BD SPOT)
　ポール(fizan trecking compact)
　ゲイター（浸水防ぎ切れなかった）
　ザックカバー
　ココヘリ
　熊鈴(HON MONO WORKS…見た目(^^;)
　野トイレ用のスコップ
　…行きの電車で忘れたことに気づき、朝ごはんで飲んだペットボトルをナイフでカットして作るw。
 
 
■ザック等
　クレッタルムーセン　アルヴォーケル40
　自作ボトルホルダーx2
　自作サイドポケット…テントポール入れるために。
 
■サコッシュ
　アトリエブルーボトル 02
 
これでポールとサコッシュと水除き9.6kgです。
ザック単体で1.8kgあることを考えると、なかなかの厳選だと思ってます。
着替え余計だったけどw
 
 
■スタッフバッグ
⚫︎グラナイトギア　e-ventシルドライサック
「住」のとこでも書きましたが、軽量な防水圧縮バッグとして愛用品です。寝袋と衣類はこれで圧縮して、普段はカミナドームもサイズ違いのこれに入れています。いわゆる3本ベルトのコンプレッションバッグとか、鉄壁のロールバッグは逆に使いづらく。一応、保険として大きなゴミ袋をザックのパックライナーとして使ってます。
⚫︎EXPED u.l.コードドライバッグ
シルナイロンでシーム処理までしているのに巾着という中途半端な商品ですｗ。が、ザックの中ならこれぐらいで濡れず扱いやすくちょうどいいです。こちらも長年愛用してますが、数年すると加水分解でベタ付いてくるのが玉にきず。
⚫︎昔雑誌の付録についてたタイベック製で斜めジップの直方体サック
ずっと仕舞っていて初めて使ったけど、思いのほか使いやすくて今後一軍入り決定。上のコードドライバッグは形が定まらないことによる良さもあるが、こちらは形がキレイでパッキングしやすい。なんならサイズ違いでいくつか自作したい。
⚫︎100均チャック袋
ワタシ的最強防水圧縮サック。A3,A4,B5,A7を用途に合わせて使い分け。家に各種取り揃え。
0.08mm厚のもの（Seriaで購入）が安心で使いまわしやすい。
A3：服など
A4、B5：食料、地図など
A7：行動食のゴミ
A4紙を入れる袋はA4より大きいので、余白を切ったり小さく折ったりでB5に入れる方がサコッシュに入れやすい。A7のゴミ袋はポケットに。食料などは日が経つにつれて減った分詰め替えながら、空いた袋をゴミ袋に回しせば、ゴミも圧縮できます。
ゴミ袋使わなかった理由がこれ。
 
■パッキング
ザックが寸胴一気室でポケットや雨蓋無しで、今回の山行中の反省も踏まえたパッキングです。
底から
1…その日行動中に食べない食料
2…大きなゴミ袋に、寝袋のサック、マット、ビビィ（他濡らしたくない物）
3…アメニティのバッグ、その日行動中の食事
4…クッカー、レイン、テント本体、水
 
使用頻度が高いもの、すぐ取り出したいものを上にいれています。
底に食料を入れたのは、初日の小屋で狭いのに全部散らかさないと寝袋が取り出せなかったからで、寝袋の下に入れられるものは無いか考えたけど食べない分のごはんだけでした。ただ、最終的にご飯は取り出すので全部散らかすんですけどねw。
テントは使う可能性がある以上常に最上段なのが悩ましいところです。
極力散らかさないように寝床を作りたかっただけですが結局、一旦寝袋を出し、出した荷物を再度ザックに入れ、すっきり寝床を作ってからもう一度荷物広げる、に落ち着きました。
 
サコッシュには先の断面図と、その日の行動食、サイフ、スマホ、ウェッティ。
ミニ三脚は5pocketパンツのスマホポケットに入れてました。
 
最後に、
持って行かなかったもの、持てばよかったもの
■持って行かなかったもの
・コンデジ…重いし、電池も食うし、実際置いて来てよかったと思った。
・サンダル…渡渉の為に持って行くかかなり悩んだが、最悪足元悪くて渡れなくてもゴール出来ないわけじゃないので。川底の石は疲れ切った足裏になかなかの刺激です！
・ドライシャンプー…あるとかなり気持ちいいのですが、、、不要の筆頭ですねぇ。
■持てばよかったもの
ポールのチップラバーの予備
…紛失するとチップが地面にぶっ刺さっていちいち抜かなければならないのと、ミルフィーユが出来るのがまたいちいちストレス。今後樹林帯縦走の必携装備です。
 
■■■あとがき■■■
大峰奥駈縦走を計画、実行するにあたって過去ログやブログなどいろいろ調べましたが、絶対みんなすごく考えてすごく大変だったはずなのに、意外とルート以外の情報が少なく（私の検索能力！？）計画立案に苦労したため、今後縦走を考えてらっしゃる方々に少しでも有用な情報となれば、と、せっかくの経験を自身の今後の山行に活かせるようにとまとめてみました。
 
とりとめなくちょっと書き過ぎた感もありますが😅私の経験がみなさまの山行の安全と唯一無二の経験の一助となることを願いまして、大峰奥駈反省会をお開きにしたいと思います。
 
長々と拙文にお付き合いいただき、またたくさんの拍手やコメントもいただきありがとうございました‼️

コメント

鷲尾健

普段日帰り単独行専門の私ですが、来月小屋泊とはいえ1泊2日、そして秋は2泊3日を計画しているので、興味を持って拝見しました

小屋泊なので本当なら軽い筈ですが、去年の2泊3日なんて12キロオーバーでした

日記の中でも仰っていましたが、私も着替えを多く持ったからです
しかし無類の汗かきの私は、1泊ごとに着替えがないと風邪をひきそうなレベルの濡れ具合に汗をかきます

どなたに質問しても「着乾し」以外のお答えはありません

少しでも乾かしてからザックに収納したくても、全然乾かず、更に1キロ重量が増えてた気がします(勿論自分の汗)

1泊はいいとして2泊、ここ、凄く悩んでいます
こんな感じだから雲ノ平とか、夢のまた夢です
(どんだけ着替えが必要になるやら…)

追記　私も似た様なことを感じていました、と言っていいかは分かりませんが「小屋」の中の情報が少ないんです

小屋自身の情報発信も少なくて、レコにも載ってなくて、どーしたもんかと悩みました

そこで去年の2泊3日の山行で泊まった剣山荘の情報をレコに盛り沢山入れました
自分が知りたかった内容を、簡潔に詰め込んだつもりです

次の小屋泊も情報収集の予定です
(時間が経つと忘れてるんです、自分自身)

じゅんぺ

鷲尾健さん
コメントありがとうございます！
私は泊地に着いて落ち着いてれば汗も引くしシャツも乾くのでいいですが、今回着替えを持って行って、どうせ行動したら汗をかくので行動と宿泊で使い分ければ良かったと思いました。翌日汗をかいたシャツを着るのは不快ですが、不快なのは着る一瞬だけでどうせベタベタになります😅

確かに小屋の中の情報少ないですね。最近はスシヅメにもされないので安全地帯なイメージです。代償に予約取りづらくてしょうがなく、突発だとどうしてもテントになります。超雨男なので天気確定してから日を決めるので。。。
小屋情報、楽しみにしてます😊